一般社団法人版元ドットコム 代表理事 沢辺均氏(ポット出版)
コラム

版元ドットコムとopenBDプロジェクトは“だれもが自由に使える書誌・書影”を再び提供するためホワイトリスト作成という正攻法に出た

 一般社団法人版元ドットコムとopenBDプロジェクト(版元ドットコムと株式会社カーリル)は3月29日、版元ドットコム会員社以外の出版社に対し、書誌・書影の読者(第三者)などへの利用承諾を求める取り組みの開始を発表しました。そもそもなぜそのような取り組みが必要なのでしょうか? 本稿ではその背景や経緯などについて、関係者への取材などを踏まえた上で詳しく解説します。

三省堂書店 有楽町店
週刊出版ニュースまとめ&コラム

「文芸3団体が読書バリアフリーに関する共同声明」「“AI脚本”だけがイベント中止の理由ではない」など、週刊出版ニュースまとめ&コラム #615(2024年4月7日~13日)

 2024年4月7日~13日は「文芸3団体が読書バリアフリーに関する共同声明」「“AI脚本”だけがイベント中止の理由ではない」などが話題に。広い意味での出版に関連する最新ニュースから編集長 鷹野が気になるものをピックアップし、独自の視点でコメントしてあります(ISSN 2436-8237)。

丸善 日本橋店
週刊出版ニュースまとめ&コラム

「『セクシー田中さん』問題で日テレが謝罪」「漫画家は出版社に搾取されている?」「韓国作品をパクれ?」など、週刊出版ニュースまとめ&コラム #607(2024年2月11日~17日)

 2024年2月11日~17日は「『セクシー田中さん』問題で日テレが謝罪」「漫画家は出版社に搾取されている?」「韓国作品をパクれ?」などが話題に。広い意味での出版に関連する最新ニュースから編集長 鷹野が気になるものをピックアップし、独自の視点でコメントしてあります(ISSN 2436-8237)。

BOOK&OFFICE文悠
週刊出版ニュースまとめ&コラム

「ジャンプ“早バレ”海賊版の容疑者逮捕」「漫画家急逝事件を小学館が謝罪」「ライトノベル市場推計」など、週刊出版ニュースまとめ&コラム #606(2024年2月4日~10日)

 2024年2月4日~10日は「ジャンプ“早バレ”海賊版の容疑者逮捕」「漫画家急逝事件を小学館が謝罪」「ライトノベル市場推計」などが話題に。広い意味での出版に関連する最新ニュースから編集長 鷹野が気になるものをピックアップし、独自の視点でコメントしてあります(ISSN 2436-8237)。

角川武蔵野ミュージアム マンガ・ラノベ図書館(photo by TAKANO Ryou)
コラム

続・ライトノベル市場とはなにか? 規模はどうなっているのか?

 前回の記事では、2022年の電子書籍ライトノベル市場を65.1億円と試算しました。他方、出版社へのヒアリングをもとに「多めに見積もっても20億円台」と推測する声もあります。実際のところ、紙と電子のライトノベル市場はいまどうなっているのか? さらに調査・試算・考察してみました。少々長い記事なので、結論だけ見たい方は末尾の「紙と電子のラノベ市場を足すと?」をご覧ください。