中央下:徳永修氏(デジタルハリウッド大学教授)、右上:有山裕美子氏(滋賀文教短期大学講師)、左上:鷹野凌(NPO法人HON․jp 理事長)
イベントレポート

生徒・学生にデジタル出版を実践させることにより情報活用能力を高め、読み手・書き手を育成する教育活用【HON-CF2024レポート】

 HON.jpが9月8日に日本出版学会・出版デジタル研究部会との共催で開催したオープンカンファレンス「HON-CF2024」のセッション5「デジタル出版物制作の教育活用」の様子を、出版ジャーナリストの成相裕幸氏にレポートいただきました。

iOS 18「気をそらす項目を非表示のイメージ
コラム

アップルの「気をそらす項目を非表示」から感じるウェブ広告への危機感

 AppleのiOS 18 / iPadOS 18 / macOS Sequoiaの純正ブラウザ「Safari」に搭載された「気を逸らす項目を非表示(Hide Distracting Item)」とは、どんな新機能なのでしょうか? 「記事を書こうと思ったが各メディアからあんまり歓迎されなかった」と愚痴をこぼしているフリージャーナリスト・西田宗千佳氏に「うちは大歓迎です!」とお願いして寄稿いただきま […]

一般社団法人版元ドットコム 代表理事 沢辺均氏(ポット出版)
コラム

版元ドットコムとopenBDプロジェクトは“だれもが自由に使える書誌・書影”を再び提供するためホワイトリスト作成という正攻法に出た

 一般社団法人版元ドットコムとopenBDプロジェクト(版元ドットコムと株式会社カーリル)は3月29日、版元ドットコム会員社以外の出版社に対し、書誌・書影の読者(第三者)などへの利用承諾を求める取り組みの開始を発表しました。そもそもなぜそのような取り組みが必要なのでしょうか? 本稿ではその背景や経緯などについて、関係者への取材などを踏まえた上で詳しく解説します。

角川武蔵野ミュージアム マンガ・ラノベ図書館(photo by TAKANO Ryou)
Readers限定

続・ライトノベル市場とはなにか? 規模はどうなっているのか?

 前回の記事では、2022年の電子書籍ライトノベル市場を65.1億円と試算しました。他方、出版社へのヒアリングをもとに「多めに見積もっても20億円台」と推測する声もあります。実際のところ、紙と電子のライトノベル市場はいまどうなっているのか? さらに調査・試算・考察してみました。少々長い記事なので、結論だけ見たい方は末尾の「紙と電子のラノベ市場を足すと?」をご覧ください。

日本新聞協会が「AI時代の知的財産権検討会(第3回)」で提供した資料のp8
コラム

日本新聞協会が「有料会員限定のコンテンツをもとに、回答を生成」と主張している生成AIの事例は適切か?

 日本新聞協会は、文化審議会著作権分科会法制度小委員会(第3回)とAI時代の知的財産権検討会(第3回)のヒアリングで、Google SGE(Search Generative Experience)が「有料会員限定のコンテンツをもとに、回答を生成」と主張しました。これは本当なのでしょうか?

HON-CF2023技術セッション
イベントレポート

TwitterがXに名前を変え、サービス内容やコミュニティの雰囲気も変質していく中で、クリエイターやパブリッシャーはどうすればよいのか?【HON-CF2023レポート】

 9月2日にHON.jpがオンラインで開催したオープンカンファレンス「HON-CF2023(ホンカンファ2023)」の技術セッションの様子をレポートします。執筆は鷹野凌(HON.jp理事長)です。

右上:福井健策氏、右下:橋本大也氏、左下:小林啓倫氏、左上:鷹野凌
イベントレポート

クリエイターやパブリッシャーは、生成AIを敵視し規制強化を求めるべきか、あるいは、新しい技術を受け入れ生産性を高めるべきか【HON-CF2023レポート】

 HON.jpが9月2日にオンラインで開催したオープンカンファレンス「HON-CF2023(ホンカンファ2023)」の規制セッション「生成AIと著作権」の様子をレポートします。登壇者は、福井健策氏(骨董通り法律事務所 代表 弁護士)、橋本大也氏(デジタルハリウッド 大学教授)、小林啓倫氏(ITジャーナリスト) 。当日の司会とレポートの執筆は鷹野凌(HON.jp理事長)です。