
《この記事は約 8 分で読めます(1分で600字計算)》
伝統的な取次&書店流通の商業出版から、インターネットを活用したデジタルパブリッシングまで、広い意味での出版関連ニュースをデイリーでまとめて配信。ボットではありません。編集部の中の人がすべて自分の目で読んで、手作業でまとめています。2025年のピックアップログはこちら。
【目次】
- お知らせ
- 社会
- 経済
- 3年で北米最大級の電子マンガ書店に成長したMangaPlaza、成功の秘訣を「鬼の花嫁」「悪役令嬢の矜持」出版社関係者とともに紐解く〈コミックナタリー(2025年7月24日)〉
- There’s only one way the news industry will win in the AI era: together(AI時代にニュース業界が勝利する方法はただ一つ、共に協力することだ)〈Press Gazette(2025年7月24日)〉
- デジタルメディアの再生、大赤字から復活した「Medium」が取り組んだこと〈Media Innovation(2025年7月24日)〉
- 「ワードレス漫画」世界に発信・展開へ…コンテストも初めて開催 “KADOKAWA流”海外戦略〈FNNプライムオンライン(2025年7月24日)〉
- 第10回 書店人の覚書帳〈草彅主税(2025年7月23日)〉
- アニメ『【推しの子】』が絶好調のKADOKAWA、逆境を乗り越えグローバルIP企業へ!ゲーム『エルデンリング』など、世界を熱狂させるエンタメ戦略とは? | ホットニュース from ZAi〈ダイヤモンド・オンライン(2025年7月23日)〉
- 技術
- イベント
- 日本出版学会 出版産業研究部会「出版流通を振り返り・未来を議論する ~『出版流通が歩んだ道――近代出版流通誕生150年の軌跡』」報告者:能勢 仁(ノセ事務所)〈東京都千代田区(八木書店本社ビル)/7月25日〉
- 日本電子出版協会「生成AI時代の大学ー学び・研究・知の再構築」講師:加藤泰久氏(東京通信大学 教授)〈オンライン/7月30日〉
- 一般社団法人電子出版制作・流通協議会「2025年電流協電子図書館セミナー」講師パネリスト:植村八潮氏(専修大学教授)ほか〈東京都中央区(日本図書館協会)/8月19日〉
- 日本出版学会 MIE研究部会「MIEを実践する教員の『成果と課題』――MIEの狙い・成果・評価・悩み」登壇者:野上勇人(開志専門職大学)、森貴志(梅花女子大学)、元永純代(跡見学園女子大学)〈東京都文京区(跡見学園女子大学)+オンライン/9月2日〉
- お知らせ
お知らせ
新コーナー「ぽっとら」を更新しました
投資詐欺広告などへの対策で進む法整備/作家自身による出版と著作者名の詐称騒動[ぽっとら]〈HON.jp News Blog(2025年7月24日)〉
新聞報道が「SNS型投資詐欺」と呼ぶのは欺瞞じゃないか? と疑問を呈した回です。私には珍しく、口調が少し荒くなってます。だって私、読売新聞オンラインで「Microsoft Defender」を偽装した全画面表示の詐欺広告に当時少なくとも5~6回は遭遇しましたから。広告出しっぱなしで注意喚起だけって、ふざけてるのかと思いましたよ、ほんと。(鷹野)
東京・札幌・沖縄で作家・編集者・デザイナーが3日間集まり“本”を創り上げていくパブリッシングイベント「NovelJam 2025」開催!
今年もやります創作と出版のハッカソン、10月11日から13日の開催です。参加者募集はまもなく締切です! 詳細は上記リンク先の開催概要をご確認ください。クラウドファンディング、法人協賛も募集しています。
社会
有隣堂しか知らない世界「中の人」の正体は?プロデューサーが語るキャスティングの経緯〈PHPオンライン|PHP研究所(2025年7月24日)〉
電子出版制作・流通協議会(電流協)、「電子図書館(電子書籍サービス)導入図書館(2025年07月01日)」を公表〈カレントアウェアネス・ポータル(2025年7月24日)〉
ニューヨークの図書館は、本を借りるだけじゃない。ボドゲから就職支援まで、市民活動を支える【NY本読み事情・2】〈好書好日(2025年7月24日)〉
経済
3年で北米最大級の電子マンガ書店に成長したMangaPlaza、成功の秘訣を「鬼の花嫁」「悪役令嬢の矜持」出版社関係者とともに紐解く〈コミックナタリー(2025年7月24日)〉
ひとことコメント
記事広告ですが、なかなか面白い。完全に女性をターゲットにしてるんですね。(鷹野)
There’s only one way the news industry will win in the AI era: together(AI時代にニュース業界が勝利する方法はただ一つ、共に協力することだ)〈Press Gazette(2025年7月24日)〉
デジタルメディアの再生、大赤字から復活した「Medium」が取り組んだこと〈Media Innovation(2025年7月24日)〉
ひとことコメント
興味深い。タイトルに「デジタルメディアの再生」とありますが、「Medium」は自社で記事を制作配信する「メディア」ではなく「プラットフォーム」であるという認識です。日本の「note」とけっこう似たモデルを採用していたはず。一時期は「金儲けのハウツー記事」だらけになっていたのを、推薦アルゴリズムの変更やインセンティブ構造の変更などの施策で、コンテンツの質が大幅に改善したそうです。「note」もときどき外野から「金儲けのハウツー記事だらけ」とか「情報商材屋だらけ」みたいな批判をされているのを見かけますが、実際にはそれほど腐った場ではないと私は認識しています。おそらく「Medium」と同じような工夫をしているんだろうな、と。(鷹野)
「ワードレス漫画」世界に発信・展開へ…コンテストも初めて開催 “KADOKAWA流”海外戦略〈FNNプライムオンライン(2025年7月24日)〉
第10回 書店人の覚書帳〈草彅主税(2025年7月23日)〉
アニメ『【推しの子】』が絶好調のKADOKAWA、逆境を乗り越えグローバルIP企業へ!ゲーム『エルデンリング』など、世界を熱狂させるエンタメ戦略とは? | ホットニュース from ZAi〈ダイヤモンド・オンライン(2025年7月23日)〉
技術
Third-party AI scrapers stealing publisher content to order(第三者のスクレイパーがAI企業からの依頼を受けてパブリッシャーのコンテンツを不正に取得しています)〈Press Gazette(2025年7月24日)〉
ひとことコメント
なんか有料ペイウォールの向こう側もスクレイピングできるとか豪語してるスクレイパーがいるらしいです。そりゃ契約してログイン状態にしてプログラムを回せば可能でしょうけど、そこまでやるか。ちなみに、Anthropicへの連邦地裁判決で「LibGen」の海賊版データ学習はフェアユースに該当しない(つまり違法)と判断されています。ほんとうに第三者へ依頼して取得させてるとしたら、同様の判断になりそうな気がしますが。(鷹野)
「SmartNews」でAI要約「スマニューAIまとめ」が提供開始、複数媒体の記事を個別に要約〈ケータイ Watch(2025年7月24日)〉
イベント
日本出版学会 出版産業研究部会「出版流通を振り返り・未来を議論する ~『出版流通が歩んだ道――近代出版流通誕生150年の軌跡』」報告者:能勢 仁(ノセ事務所)〈東京都千代田区(八木書店本社ビル)/7月25日〉
日本電子出版協会「生成AI時代の大学ー学び・研究・知の再構築」講師:加藤泰久氏(東京通信大学 教授)〈オンライン/7月30日〉
一般社団法人電子出版制作・流通協議会「2025年電流協電子図書館セミナー」講師パネリスト:植村八潮氏(専修大学教授)ほか〈東京都中央区(日本図書館協会)/8月19日〉
日本出版学会 MIE研究部会「MIEを実践する教員の『成果と課題』――MIEの狙い・成果・評価・悩み」登壇者:野上勇人(開志専門職大学)、森貴志(梅花女子大学)、元永純代(跡見学園女子大学)〈東京都文京区(跡見学園女子大学)+オンライン/9月2日〉
お知らせ
HON.jp News Casting
おかげさまで特番「2025年上半期の出版ニュースを振り返る ―― / 大西隆幸×菊池健×libro×古幡瑞穂×西田宗千佳×鷹野凌」のライブ配信は無事終了いたしました。アーカイブ配信のチケットは7月末まで販売しています。前半はYouTubeでどなたでも無料で閲覧できます。
ポッドキャスト
「HON.jp Podcasting」をSpotify、Apple、YouTube、Amazonなどで毎週配信中! 出版関連ニュースをぐつっと深掘りしています。番組の詳細やおたより投稿はこちらから。
新刊について
新刊『ライトノベル市場はほんとうに衰退しているのか? 電子の市場を推計してみた』各ネット書店にて販売中です。Kindle Unlimited、BOOK☆WALKER読み放題、ブックパス読み放題、シーモア読み放題にも対応しました!
HON.jp Readersについて
HONꓸjp News Blog をもっと楽しく便利に活用するためのユーザー制度「Readers」に登録すると、週に1回届くHONꓸjpメールマガジンのほか、HONꓸjp News Blogの記事にコメントできるようになったり、更新通知が届いたり、広告が非表示になったりします。詳しくは、こちらの案内ページをご確認ください。
SNS公式アカウントについて
HON.jp News Blogでは以下のSNSにて公式アカウントを運用し、広い意味での出版関連ニュースをメディアを問わずキュレーションしています。ボットではありません。中の人が自分で選んだ記事を手作業で投稿しています。
Bluesky
Facebook
Mastodon
Threads
𝕏(旧Twitter)