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伝統的な取次&書店流通の商業出版から、インターネットを活用したデジタルパブリッシングまで、広い意味での出版関連ニュースをデイリーでまとめて配信。ボットではありません。AIも使っていません。中の人がすべて自分の目で読んで、手作業でまとめています。2026年度のピックアップログ全件はこちら。
【目次】
- お知らせ
- 政治
- 社会
- 経済
- イベント
- 日本電子出版協会「著作権入門セミナー 第1回 村瀬拓男弁護士」〈オンライン/6月24日〉
- 日本出版学会 学術出版研究部会「大学教科書とデジタル教材」柴田守氏、猪石有希氏(有斐閣)〈専修大学神田キャンパス/6月26日〉
- 日本電子出版協会「連想情報学の挑戦――神保町という体験の電子化を目指した25年」講師:高野明彦氏〈オンライン/6月26日〉
- 2026年上半期の出版ニュースを振り返る――HON[.]jp News Casting / 古幡瑞穂×内沼晋太郎×梶原治樹×菊池健×libro×徳力基彦×松浦シゲキ×大西隆幸×鷹野凌〈東京都渋谷区(HENNGE)+オンライン/6月27日〉
- 日本電子出版協会「電子出版、激動の十余年――新生HON[.]jpの軌跡と未来」講師:鷹野凌〈オンライン/6月30日〉
- 日本電子出版協会「著作権入門セミナー 第2回 村瀬拓男弁護士」〈オンライン/7月1日〉
- 日本電子出版協会「著作権入門セミナー 第3回 村瀬拓男弁護士」〈オンライン/7月8日〉
- お知らせ
お知らせ
恒例の出版ニュース特番が今回はなんと3部制! 登壇者9名の豪華布陣で2026年上半期を振り返り&掘り下げます。リアル会場とオンラインのハイブリッドで6月27日開催です!
政治
公取委、KADOKAWAなどに勧告 フリーランス法違反〈時事ドットコム(2026年6月11日)〉
(令和8年6月11日)株式会社KADOKAWAに対する勧告について〈公正取引委員会(2026年6月11日)〉
公正取引委員会からの勧告について〈株式会社KADOKAWA(2026年6月11日)〉
(令和8年6月11日)株式会社ヘリテージに対する勧告について〈公正取引委員会(2026年6月11日)〉
ひとことコメント
KADOKAWAは事前にリークされてましたが、ヘリテージもですか……まったくもう。フリーランス法も取適法も、出版業界の商慣行が規制当局に狙い撃ちされているのは明らかって警告しておいたのに。(鷹野)
Google検索の「AIによる概要」が虚偽の情報を記載したことにGoogleが直接的な責任を負うとの画期的判決が下る〈GIGAZINE(2026年6月11日)〉
Landmark German ruling declares Google’s AI Overviews are Google’s own words and makes it liable for false answers(ドイツの画期的な判決は、グーグルの「AIによる概要」はグーグル自身の言葉であり誤った回答に対し責任があると宣言した)〈THE DECODER(2026年6月9日)〉
ひとことコメント
すごい判決が出ました。「AIによる概要」は検索結果ではなく、Google自身の発言であると。つまり、プラットフォームとして免責されずに、AIの発信した内容に責任を負うメディアとして扱われるわけです。まあ本件の場合、完全に嘘八百の出力で詐欺企業扱いしちゃった事例だからというのもあるでしょうけど。裁判所から「AIによる概要説明には『検索結果にすら記載されていない主張』が含まれている」って指摘されています。とりあえずまだドイツの地裁判決レベルだからまだどうなるかわからないですけど、もしこの判決がグローバルでスタンダードになると、AI検索結果には誤出力が許されない世の中になりますね。「ハルシネーションはそのAIを開発した企業の責任」ってことに。それはそれですごいな。(鷹野)
デジタル教科書法が成立…紙・併用含めて選択、「デジタル漬け」など健康や学習面での課題多く〈読売新聞(2026年6月10日)〉
デジタル教科書、2030年度使用へ改正法成立 教員の活用力問われる〈日本経済新聞(2026年6月10日)〉
ひとことコメント
日経新聞と読売新聞で報じ方が真逆すぎる。読売新聞は相変わらずデジタルのデメリットだけ挙げて、アクセシビリティの観点は皆無です。紙にもデジタルにもメリットとデメリットがあるのに、紙はメリットだけ、デジタルはデメリットだけを挙げて比較したら、そりゃ紙に軍配上がりますよ。(鷹野)
社会
AI利用の報告義務化。「小説家になろう」で仕様変更〈PC Watch(2026年6月11日)〉
ニュース 小中学生、約半数は「AIの答えをそのまま信じないようにしている」〈AI Watch(2026年6月11日)〉
第8回 アメリカ・日本:米国発「One Book」プロジェクト、地域住民が同じ1冊読み語り合う|あの国この国 世界の出版・書店・読書振興策〈新文化オンライン(2026年6月11日)〉
会社四季報現役最古参の編集者が語った「40年前と今」〈会社四季報オンライン(2026年6月10日)〉
経済
コンテンツとAIをつなぐnoteの野望「メディア界のJASRACに」〈日経ビジネス電子版(2026年6月11日)〉
「アニメ原作の67.8%は漫画」。IPの価値は漫画から生まれていた〈萬田大作 / Manga to the World(2026年6月10日)〉
ひとことコメント
マンガ原作のアニメが多いのは間違いないです。ただ、小説原作→マンガに二次展開→アニメに三次展開された場合に、小説原作ではなくマンガ原作とされている場合があるんですよね。たとえば『転スラ』はもとはなろう投稿作で、マイクロマガジンから小説が商業出版されました。しかしコミカライズは講談社「月刊少年シリウス」連載で、アニメでは「©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会」とクレジットされています。つまり『転スラ』は「マンガが原作」扱いなんです。『墨攻』って事例もあると教えてもらいました。小説IPが軽く見られがちなのは、こういうところにも要因がある気がする。(鷹野)
Authors Guild Looks at Why Author Incomes Are in Decline(オーサーズ・ギルドが著者収入減少の理由を調査)〈Publishers Weekly(2026年6月10日)〉
イベント
日本電子出版協会「著作権入門セミナー 第1回 村瀬拓男弁護士」〈オンライン/6月24日〉
日本出版学会 学術出版研究部会「大学教科書とデジタル教材」柴田守氏、猪石有希氏(有斐閣)〈専修大学神田キャンパス/6月26日〉
日本電子出版協会「連想情報学の挑戦――神保町という体験の電子化を目指した25年」講師:高野明彦氏〈オンライン/6月26日〉
2026年上半期の出版ニュースを振り返る――HON[.]jp News Casting / 古幡瑞穂×内沼晋太郎×梶原治樹×菊池健×libro×徳力基彦×松浦シゲキ×大西隆幸×鷹野凌〈東京都渋谷区(HENNGE)+オンライン/6月27日〉
日本電子出版協会「電子出版、激動の十余年――新生HON[.]jpの軌跡と未来」講師:鷹野凌〈オンライン/6月30日〉
日本電子出版協会「著作権入門セミナー 第2回 村瀬拓男弁護士」〈オンライン/7月1日〉
日本電子出版協会「著作権入門セミナー 第3回 村瀬拓男弁護士」〈オンライン/7月8日〉
お知らせ
新刊『出版とフリー 〈無料〉との競争の果てに起きたこと』について
クリス・アンダーソンの名著『フリー〈無料〉からお金を生みだす新戦略』(2009年・NHK出版)を再読し、日本の出版状況に合わせて考察した10年前の連載コラムが本になりました。最終章は書きおろしの「生成AIとフリー」です。
非営利かつ無料メディアの継続と発展のための約束について
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