ピッコマで横読みマンガのシェアが伸長など 日刊出版ニュースまとめ 2024.05.02

Text to Image by Adobe Firefly Image 3 Model(書店で本を手に持って読んでいる黒猫のイラスト)
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 伝統的な取次&書店流通の商業出版から、インターネットを活用したデジタルパブリッシングまで、広い意味での出版に関連するニュースをデイリーでまとめています。ボットではありません。すべて手作業です。

【目次】

政治

Metaが詐欺広告や偽情報の拡散防止に尽力していないとしてECがデジタルサービス法違反の疑いで正式な手続きを開始〈GIGAZINE(2024年5月1日)〉

米の地方紙グループが提訴 AI学習に記事、著作権侵害〈共同通信(2024年5月1日)〉

「街の本屋」議連総会 経産省、公取委などが取り組み状況を報告〈The Bunka News デジタル(2024年4月30日)〉

第1回 消費者をエンパワーするデジタル技術に関する専門調査会 : 消費者委員会〈内閣府(2024年4月30日)〉

社会

「ただの無料貸本屋」ではない…日本が見習うべき「アメリカの図書館」の「意外な動向」(飯田 一史)〈マネー現代 | 講談社(2024年5月1日)〉

経済

『BOOK MEETS NEXT2024』企画説明会を開催しました。 | トピックス〈JPIC 一般財団法人 出版文化産業振興財団(2024年5月1日)〉

次のヒット作創出へ!講談社 マンガ部門の今後の行方(創)〈Yahoo!ニュース(2024年4月30日)〉

『コナン』『フリーレン』…小学館マンガ部門の取り組み(創)〈Yahoo!ニュース(2024年4月30日)〉

大きく展開しつつある新潮社のコミック部門でのこの1年間の様々な変化(篠田博之)〈エキスパート – Yahoo!ニュース(2024年4月30日)〉

文藝春秋、マガジンハウス、光文社、主婦と生活社など中堅出版社のマンガ部門の取り組み(篠田博之) – エキスパート〈Yahoo!ニュース(2024年4月30日)〉

ひとことコメント

デジタル化や海外を含む配信拡大によって日本のマンガが大きく市場を拡大し、大手3社の場合は経営を支えている。

この「大手3社」は「創」2024年5月号の目次から判断するに、集英社・講談社・小学館のことでしょう。この3社にKADOKAWAを加えて「大手4社」という言い方が一般的だと思うのですが、この特集からはKADOKAWAが抜けています。なぜだろう? 素朴に疑問。(鷹野)

電子マンガ市場の現状と今後とは? 「待てば¥0」で革命起こしたピッコマの成長戦略〈マグミクス(2024年4月30日)〉

ひとことコメント

「以前はWebtoonと従来型の横読みマンガの売り上げはほぼ同等でした。それに対し、最近はむしろ横読みマンガのシェアが伸びています」

横読みの「シェア」が伸びているという言い方にひっかかります。直前に「売り上げは」とあるので金額の話なのかと思いきや、シェア(占める割合=率)の話なんですよね。この言い方だと「縦読みの販売額が落ちたぶん横読みのシェアが伸びた」と解釈することも可能です。でもそうは言っていないという、微妙な案配を感じます。一部のスマッシュヒットが全体の傾向を歪めていた可能性もあるでしょう。これは私の印象ですが、ピッコマって数字の出し方が断片的で、広報が上手いんですよね(褒めてます)。だから正直、この発言を素直に読めないです。もう一つ、これは些事ですが「Webtoon」と言っていいのかな? 商標の関係で「SMARTOON」と呼称しているはずでは。これはマグミクスの問題かもしれませんが。(鷹野)

「東リベ」作者のジャンプ“移籍”から考える 紙のマンガ誌の今後(河村鳴紘) – エキスパート〈Yahoo!ニュース(2024年4月30日)〉

Barnes and Noble discontinues Read for Free in Stores(バーンズ・アンド・ノーブル、ストアでの無料読書を終了)〈Good e-Reader(2024年4月30日)〉

朝日新聞社 朝刊部数+朝デジ有料会員は374・3万〈The Bunka News デジタル(2024年4月30日)〉

「朝日新聞メディア指標」を更新 | お知らせ〈朝日新聞社の会社案内(2024年4月22日)〉

アプリダウンロードサービス終了のお知らせ〈三栄/ebooks(2024年4月30日)〉

アプリダウンロードサービス終了のお知らせ〈ASB電子雑誌書店(2024年4月30日)〉

作家・今村翔吾さんのシェア型書店「ほんまる」がオープン、そこで本人が語った決意とは…(篠田博之) – エキスパート〈Yahoo!ニュース(2024年4月27日)〉

技術

リマインド:「サイトの評判の不正使用」のGoogle検索スパムポリシーは5/5から適用開始〈海外SEO情報ブログ(2024年5月1日)〉

イベント

国立国会図書館国際子ども図書館・上野の森 親子ブックフェスタ運営委員会「生成AI『チャットGPT』と学校教育・図書館の未来を考える」〈国際子ども図書館(東京都台東区)/5月5日〉

東京文化資源会議「ひじりばし博覧会2024 in ソラシティカンファレンスセンター」〈東京都千代田区/5月5日〉

日本電子出版協会「野村 直之 氏: 生成AIで幸福になるには?」〈オンライン/5月13日〉

日本出版学会 出版技術研究部会「デジタル対応製本とスマートファクトリー」見学会〈東京都千代田区科学技術館/5月15日〉

公益財団法人新聞通信調査会「生成AIとジャーナリズムの行方」〈東京都千代田区プレスセンターホール(オンライン併用)/5月28日〉

デジタルアーカイブ学会「第4回 DAフォーラム」〈オンライン/6月23日〉

株式会社図書館流通センター(TRC) 「電子図書館サミットin中部」〈愛知県名古屋市/6月26日〉

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