国際ブッカー賞、初の中東女性作家が受賞
2019年の国際マン・ブッカー賞はオマーン出身のジョハ・アルハーシと翻訳者のマリリン・ブースが受賞した。
2019年の国際マン・ブッカー賞はオマーン出身のジョハ・アルハーシと翻訳者のマリリン・ブースが受賞した。
アメリカでも低迷を続ける雑誌出版業だが、ここに来て「peak TV」(50年代のテレビ黎明期の黄金時代を指す言葉)と呼ばれる現象で収入が上がったライターも出てきたと、ブルームバーグが伝えている。
アメリカではコミックのマーベル・コミックス社とDCコミックスの寡占市場が続くなか、インディペンデントと呼ばれる中小コミック出版社は統合するなどして新しい生き残り策を探っていると、ニューヨーク・タイムズが伝えた。(2019年6月27日:末尾に更新情報)
非営利団体クリエイティブ・コモンズが、サイト内の検索エンジン「CCサーチ」正式版を開始。19の団体が公開している画像などが3億枚あるアーカイブからイメージを探せるようになったと、複数のITニュースサイトが伝えている。
米最大手書籍チェーンであるバーンズ&ノーブル(Barnes & Noble、以下B&N)が解雇したデモス・パルネロス前CEOと買収の妨害やセクハラの疑いで双方に訴訟し合っていた問題で、5月6日に裁判所がいくつか決定を下したと業界誌パブリッシャーズ・ウィークリーなどが伝えている。
デジタルコンテンツに焦点を当てた教育出版社という点で競合社同士であるマグローヒル社とセンゲージ社が合併すると発表した。
アメリカの書店チェーンといえば、ボーダーズは2011年に倒産し、バーンズ&ノーブルも長らく経営危機がささやかれる中、昨年10月にカナダの書店チェーン「インディゴ」がアメリカ1号店をオープンしてから後の様子をニューヨーク・タイムズが報じている。
アメリカ第2位の規模のホールセラー(取次)であるベイカー&テイラーがリテール(書店)向けの卸業から撤退する決断をしたと業界誌パブリッシャーズ・ウィークリーが伝えている。
ワシントンDCにあり、政界の顧客も多いポリティックス&プローズ書店で白人至上主義者のグループが店内イベントを妨害、一時期中断されるハプニングがあったと業界誌パブリッシャーズ・ウィークリーなどのサイトが伝えている。
学術出版のエルゼビアがノルウェーの学会グループと合意に達したと「ネイチャー」誌のニュースサイトが伝えた。
200作以上のロマンス小説に加えJ・D・ロブなどのペンネームでサスペンス小説も発表しているノラ・ロバーツが、ブラジルのロマンス小説家に盗作されたとして提訴したと複数のメディアが報じた。
自然の中に身を置くと、うつ軽減、体力回復することがわかってきたが、今注目されているのが shinrin-yoku(森林浴)だと米業界紙パブリッシャーズ・ウィークリーが伝えている。
ヨーロッパ連合(EU)の著作権指令にある通りに自動フィルターを使うと、合法なコンテンツまで削除されてしまうとこれまで懸念されてきたが、さっそく「マラー報告書」が消される事態となり、その一方で出版社がこぞってこの無料のコンテンツをベストセラー本にして儲けようとしている、とテクノロジーニュースサイトの techdirt が指摘している。
アメリカ最大手の出版社ペンギン・ランダムハウスが「Reader Rewards Loyalty Program」と銘打ったプロモーションで、同社の本を12冊買えば1冊が無料でもらえるキャンペーンを発表した。
黒塗り箇所の目立つ改定版ながら、ようやく公開された「マラー報告書」(ロシアが米大統領選挙に介入し、ドナルド・トランプを有利にしたかどうかの調査)はネット上で誰もが読めるが、ボストン郊外のハーバード大学の生協では、PODの本として需要が殺到、これを印刷するエスプレッソマシーンが大活躍している、とボストン・グローブ紙が報じている。
オランダの印刷所(Roto Smeets Deventer、Roto Smeets Weert、Senefelder Missetなど)を傘下に持つサークル・メディア・グループが、倒産申請を発表した。2018年に紙のコストが15〜20%高騰したにも関わらず、注文はその倍ぐらい減少し、昨年後半から事業が立ちいかなくなったと報告している。
ニューヨークのコロンビア大学で4月15日、今年のピューリッツァー賞受賞作が発表された。
4月9日に2019年のマン・ブッカー国際文学賞の最終ノミネート作品6タイトルが発表された。5月21日に最優秀作品が発表されるが、今年はアジア勢の著書は入らなかった。
アマゾン傘下のオーディオブックサービス、オーディブルが2件の集団訴訟で和解した。
書籍と他メディアの取次でドイツ国内に7ヶ所の拠点を持つドイツ最大手のKoch, Neff & Volckmar(KNV)が2月に倒産申請し、その影響が懸念されている、と複数のドイツのメディアが伝えている。(2019年6月27日:末尾に更新情報)
えんじ色の縦長の冊子で毎年エリア別のレストランがランク付けされる「ザガット・ガイド」がこの秋、復活するとニューヨーク・タイムズが伝えている。 2016年で冊子型のガイドを作るのを止め、オンラインに移行していたザガットだが、今秋発表される2020年度のサーベイ結果は、まずはニューヨーク版をプリント版で出す。 グルメでならし、和食にも造詣の深く日本びいきだった創設者ザガット夫妻は2011年にザガ […]
2017年4月にスタートしたマイクロソフト・ストアのEブック(当時の記事)は、4月2日付で閉店した。7月以降は既に購入した本も読めなくなることとなり、ユーザーがこれまでに購入した全てのEブック分は払い戻しされる。 新たにEブックを購入することはできないが、払い戻しが処理される7月まで購入分は読むことができる。 参考リンク マイクロソフトからの告知 Books in Microsoft Stor […]
フェイスブックなどのSNSが無料でニュース記事が読めるプラットフォームとして定着し、窮地に追いやられていた米マスコミ業界だが、マーク・ザッカーバーグCEOの「これからはニュースコンテンツに金を出す」という発言を注意深く見守っている、とビジネスニュースサイトの「ビジネス・インサイダー」が伝えている。
小さい子どもにはタブレットより紙で本を読む方が親との触れ合いが高まるという研究結果が出たと、ニューヨーク・タイムズ紙が伝えている。
3月26日にブリュッセルで行われたヨーロッパ会議において、賛成票348、反対票274票で可決された著作権法第17条項(元第13条項)では全てのプラットフォームがホストとなるコンテンツに対し、法的に責任を持たなければならなくなった。
3月25日にアップルが発表した「アップル・ニュース・プラス」という定額読み放題(毎月10ドル)サービスには300誌ほどの雑誌が参加したが、新聞は3紙(ロサンゼルス・タイムズ、トロント・スター、ウォール・ストリート・ジャーナル)しかない。新聞業界ではここ10年ほど、リストラや、広告費の減少や、部数の減少など暗いニュースが続いているにもかかわらず、だ。
イギリス最大手の書店チェーン、ウォーターストーンズの従業員約6000人が「真の生活賃金」分の時給を求めて署名運動を起こしたと複数のメディアが報じている。
イギリスの西ヨークシャーで17世紀に建てられた「ポンデン・ホール」という古い一軒の家が売りに出されている。ここはブロンテ姉妹が19世紀によく訪ねた場所で、今は旅館になっている。4エーカー(約1万6187平方メートル)ほどの土地に建った460平方メートルほどの一軒家からは、ポンデン貯水池やパノラマのように広がる田園風景が望める。
アメリカン・コミックといえば、バットマンのDCコミックスと、スパイダーマンのマーベル・コミックス2社の複占市場に近い。そこに新しいプレーヤーが入っていけるだろうか?とニューヨーク・タイムズがコミック出版社を紹介している。
小学館と集英社がアメリカのサンフランシスコで立ち上げたマンガ出版社ヴィズ・メディア(Viz Media)が、日本のマンガやアニメに影響を受けたアーティストらによるオリジナルのグラフィック・ノベルを刊行するインプリント「ヴィズ・オリジナル(Viz Originals)」を創設すると業界誌パブリッシャーズ・ウィークリーが伝えている。
2013年にいったん“離党”したカナダの海賊党のリーダーが、Ebook.bikeというサイトを立ち上げ、北米を中心に著者の気持ちを逆なでしている。
アマゾンが第三業者による「マーケットプレイス」から、自閉症治癒として非科学的な療法を掲げた本を削除したと、NBCなどの米マスコミが伝えている。
3月29日の期限ギリギリまで揉めそうなイギリスのEU脱退(ブレグジット)を目前に、3月12日から14日にロンドンで開催されるブックフェアには、ヨーロッパ大陸の出版社がこぞって出展する。中でもフランスでは、国際フランス語出版局(Bureau International de l’édition Française)が、参加国中最大の2500冊の本を置ける400平方メートル分の大掛かりな […]
アマゾンがここ数年間で米国内に87店舗オープンした小規模のポップアップ小売店を、すべて閉めることにしたとウォール・ストリート・ジャーナルが報じている。
アカデミー賞選考会員の夫が受賞者の名前を事前に漏らしたり、セクハラなどに問われ、有罪となったことに端を発し、昨年のノーベル文学賞は発表されずにいたが、選考基準や会員の交代などを経て今秋から再開されると発表された。
少しでも多くの読者の目に留まるよう、セルフパブリッシングの著者が自腹を切ってフェイスブックやアマゾンで広告を買う中、このコミュニティーに編集者やデザイナーなどの人材リソースを紹介してきたReedsy(リージー)は、「Reedsy Discovery」という販促サービスを開始した。[編注:ディスカバラビリティ(discoverability)は「発見される能力」の意味]
学術論文へのオープンアクセスが求められる風潮の中、公共資金による研究成果へのオープンアクセスを目指す米カリフォルニア大学は、論文などの学術資料へのアクセスに高額な料金を課す大手出版社エルゼビアの購読を中止したと発表した。8ヶ月にもわたる契約更新交渉を重ねてきたが合意に至らず、今回の決裂となった。 カリフォルニア大学側が主張していた、購読料金の値下げと同大学の教授による論文を無料でアクセスできる […]
18年間、資金支援をしてきたマン・グループに代わり、来年からブッカー賞のスポンサーとなるのは、セコイア・キャピタルで巨万の富を築いたカリフォルニアのIT長者夫婦のチャリティー基金「クランクスタート」との発表があった。
新人の短編集といえば、アメリカでは売り出しにくいジャンルとされているが、今年のPEN協会はブッカー賞や全米図書賞を受賞しているベテラン作家、ジョージ・ソーンダースが絶賛する2人の新人作家による短編集が選ばれる結果となった。
私設ではない美術館でパブリックドメインの絵画の写真を撮り、それをウィキペディアにアップロードしたり、あるいは美術館のカタログに載せられた写真をスキャンするのを美術館が止めることはできるのか? ドイツ連邦裁判所(BGH)はライス・エンゲルホルン博物館が起こした著作権侵害と訪問契約違反(館内は撮影禁止だったため)の訴えを認めた。 写真がアップロードされたサイトであるウィキペディアを運営するウィキメ […]
トリビューン出版、ガーディアン紙、そしてニュースウェブサイトであるスレート(Slate)をケーススタディとした2団体の報告書について、ハーバード大学のニーマン・ジャーナリズム・ラボがまとめている。
1年近く前に英語で刊行された村田沙耶香『コンビニ人間』が、今頃になってベストセラー入りしている。ロンドンでいちばん大きい店を構えるフォイルズ(foyles)書店がプッシュしたのが功を奏したようだ。
シアトルの本社が手狭になってきたアマゾンが、国内のどこかに新社屋(以下HQ2)を建設し、5万人分の高給職を提供すると2017年9月に発表し、2カ所に分けたうちのひとつをニューヨークのロングアイランドシティにすると発表してから数カ月あまり、地元住民の猛烈な反対に遭い、ついに撤回を発表した。
米アップルが準備を進めている電子雑誌購読サービスでは、提携する雑誌側に売り上げの50%が渡される仕組みだが、メディア側からこれではあまりにも少なくて不公平だという声が上がっている、と広告業界誌 AdAge やウォール・ストリート・ジャーナルなど複数のメディアがその詳細を伝えている。
『ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ』といえば、昨年刊行され、アメリカやイギリスでベストセラーとなった心理スリラーだが、著者が売れっ子作家として人前に出るようになり、その言動に数々の嘘があることがわかったと、ニューヨーカー誌が伝えている。
シアトルの本社が手狭になってきたアマゾンが、国内のどこかに新社屋(以下HQ2)を建設し、5万人分の高給職を提供すると2017年9月に発表し、2カ所に分けたうちのひとつをニューヨークのロングアイランドシティにすると発表してから数カ月あまり、地元住民の猛烈な反対に遭い、ひそかに撤回も検討しているらしい、とワシントン・ポスト紙が伝えている。
ニューヨーク・タイムズ初の女性編集長(編集主幹)だったジル・エイブラムソンが上梓したばかりの本、『Merchants of Truth』(真実の商人たち)において、出典先に関する誤述や脚注が不十分な箇所があり、著者は増版分から校正すると回答したとAP通信が伝えている。
生誕100周年を迎え、まもなく遺稿が日の目を見るとの噂があるJ・D・サリンジャーだが、英ガーディアン紙が彼の息子であるマット・サリンジャーにインタビューをしている。
保守派とリベラルにきっちり分かれ、自分の価値観とマッチした立ち位置のマスコミからしか情報を得ないためにメディアによる「フィルターバブル」から抜け出せない現象が特に欧米で憂慮されているが、そこからの脱却のためにお互いの記事を掲載しあい、理解を深めようというポーランドでの試みを米ニューヨークタイムズが伝えている。
全米図書館協会から授与されるニューベリー賞、カルデコット賞は、公共図書館司書や子育て中の親に影響力のある文学賞であり、シアトルで開催された今年の Youth Media Awards の式典で他の児童書賞と同時に発表になった。
著作をデジタル保存する目的で設立されたインターネット・アーカイブの「オープン・ライブラリー」では、絶版になっている著作品だけでなく、数万タイトルもの作品にアクセスできるようになっている。
全米各地の公共図書館でEブックの貸し出しが定着してきたが、経費負担がのしかかっているとフィラデルフィアの地元紙が伝えている。
イギリスで最も栄えある文学賞とされる「マン・ブッカー賞」だが、これまで18年間、賞金などを提供してきたヘッジファンドのマン・グループが今年限りでスポンサーから撤退すると発表し、ブッカー賞側は新しいスポンサー探しに奔走している、とイギリスの複数のメディアが伝えた。
オリジナル小説やファンフィクションの投稿サイトとして若者に人気のあるワットパッド(Wattpad)が、「ワットパッド・ブックス」という出版部門をスタートさせると発表し、米国内の複数メディアがこれを伝えている。
毎年全米のインディペンデント書店が集い、情報交換をする Winter Institute の会員に対し、全米書店協会(American Booksellers Association、以下ABA)のオレン・テイチャー(Oren Teicher)CEOから昨年の状況についての報告があったと業界紙パブリッシャーズ・ウィークリーが伝えている。
イギリスの出版社は人種雑多なロンドンに集中しているのにもかかわらず、出版社に勤めるBAME(Black, Asian and Minority Ethnicの略)の割合は11%で、ロンドン市の40%には及ばない状態であると英ガーディアン紙が伝えている。 42団体6432人に対するアンケートを集計したところ、「だいぶ改善されてきた」とはいうものの、人種のダイバーシティーや、ロンドンでの一極集中で […]
ドナルド・トランプ政権の内幕を克明に再現し、昨年9月の刊行以来200万部近く売れた『FEAR: TRUMP IN THE WHITE HOUSE』(邦題『FEAR 恐怖の男』)のノンフィクションライター、ボブ・ウッドワードが2019年の米PEN協会の America Literary Service 賞を受賞した。
ドイツとオーストリアに300店舗を抱えるドイツの最大手書店チェーン・ターリア(Thalia)が、地方で55店舗を展開するマーヤシャ(Mayersche)との合併を発表したと、ドイツの業界誌 Börsenblatt が伝えている。
ブロードウェイ界隈で100年続いてきた脚本専門の「ドラマ・ブック・ショップ」が、店賃高騰のため立ち退きを迫られていると知った俳優のリン-マニュエル・ミランダが、仲間とこの書店を買い取ったとニューヨーク・タイムズが伝えている。
アメリカの著者協会(The Author’s Guild)が毎年行っている著者の収入調査によると、中央値が2009年の年間1万500ドルから過去最低の6080ドルに落ちたという。
2019年を迎えてイギリスではオーディオブック、政治ノンフィクション、ブッククラブやニッチな定額読み放題サービスなどに期待がかかっているが、昨年のトップ100ベストセラーからわかる読書傾向を経済紙フォーブスが分析している。
著書『人生がときめく片づけの魔法』が世界40カ国以上で1100万部売れた近藤麻理恵が米ネットフリックスで「Tidying Up With Marie Kondo(近藤麻理恵とお片づけ)」というシリーズになり、順調に撮影が進んでいるとカルチャーオンライン雑誌 Vulture が伝えている。
HON.jp News Blogで2018年に掲載した海外ニュースの中から、多くの人に読まれた記事をピックアップしました。10位から1位までのカウントダウン形式でご紹介します。
アメリカではオーディオブック産業は昔から人気のある分野だったが、スマホ普及のおかげで、2017年はグーグル、ウォルマート、インスタリードなどが参戦し、2018年は特にその流通チャンネルが整った年だといえる。ゆえに2019年はどの出版社もこの汽車に乗り遅れてはならないと考えている、と経済誌フォーブスが伝えている。
政治ニュースでめまぐるしかった2018年のアメリカだが、出版社にとっては意外な「当たり年」だった。ハードカバー売上冊数が上がり、インディペンデント書店の売上も前年比で5%増と、版元だけでなく著者やエージェントにとってこれはうれしい悲鳴のはずだが、クリスマス商戦という1年で最も大事なかき入れどきに印刷工場では注文が捌き切れず、在庫が足りなくなっているタイトルもある、とニューヨーク・タイムズが報じて […]
インターネットがインディペンデント書店を殺した、のではないかもしれない。1995年以来アマゾンの台頭で「ブリック&モルタル」と呼ばれるリアル書店の危機が言われてきたし、2007年にキンドルのデバイスを発表すればしたで紙の本がなくなるとまで言われていた。だが大手チェーンのバーンズ&ノーブルの迷走やボーダーズ倒産にもかかわらず、家族経営のインディペンデント書店数は微増している。そして本を殺すといわれ […]
オーストラリア在住のジャニス・クラークがこの夏、孫に『Wonky Donkey(ふらつくロバさん)』という絵本を読み聞かせしながら、涙が出るほど笑っている映像が世界中でバズった。ニュージーランドで絶版になっていたクレイグ・スミス著のこの本は世界各国で復刻され、ベストセラー入りした。
クレジットカードで使い込みをしたとして、『ハリー・ポッター』著者のJ・K・ローリングに訴えられていたアシスタントが、法廷で「気っ風はいいけれど、忙しすぎる上司だった」と証言した、と英ガーディアン紙が伝えている。
雑誌が電子版に移行するにつれて、その従業員が割を食わないよう労働組合を作る動きがこのところ活発化している、とメディア/マーケティング業界のニュースサイト Digiday が報じている。
アマゾンがシアトルの買い手を装って古本の教科書を注文、届いた本が海賊版だったとして約20店の古書店アカウントを閉鎖したと、ビジネスTVチャンネルのCNBCのウェブサイトが伝えている。
アメリカでは1億6000万人が図書館貸出カードを持っておらず、1600万人が字を読めず、その根幹にあるのは収入格差問題だと指摘されている。ひとつの対策として、オーバードライブ社が手がける Instant Digital Card プログラムでは、この15ヶ月間で6万5000人のユーザーを獲得したと、経済誌フォーブスが伝えている。
ReDigi社が2011年に初めて試みた著作権付き「使用済み」音楽ファイルの市場(具体的にはユーザーが既に購入したiTunesの曲を売り買いするプラットフォーム)を作るのは、著作権法に抵触するという合衆国控訴裁判所の判決がようやく下ったと、業界誌パブリッシャーズ・ウィークリーをはじめとする複数のメディアが伝えている。
米最大手の書籍取次イングラムが、第2位のベイカー&テイラーの買収を打診し、これを受けて連邦取引委員会(Federal Trade Commission, 以下FTC)が調査し始めたことを、出版関連のニュースレターを発行しているShelf Awarenessがすっぱ抜き、続いて業界誌パブリッシャーズ・ウィークリーが伝えるまでになっている。
先月からブラジルの書店リブラリア・クトゥーラ(Livraria Cultura)とサレイヴァ(Saraiva)が相次いで倒産申請するなど危機的な状況にあり、ブラジルの出版社団体 National Syndicate of Book Publishers が介入を考えている、とグローバル出版ニュースサイト、Publishing Perspectives が伝えている。
アメリカの雑誌社コンデ・ナストで、解雇を含むリストラ案を推進し始めてまだ1年経たないボブ・サウアーバーグCEOが、辞任を発表したと複数のメディアが伝えている。コンデ・ナストはヴァニティー・フェア、GQ、ヴォーグなどの雑誌を発行する、アメリカ最大の雑誌社。
11月下旬の感謝祭が終わり、人々がクリスマスプレゼントを買い始めるこの時期、普段から書評を載せている新聞や雑誌、そしてウェブサイトから地方のミニラジオ局でも「2018年のベスト」図書リストが発表される。
ニューヨーク市内で高級ブティックが立ち並ぶソーホー地区にグッチが店内の一角を使って Gucchi Wooster Bookstore をオープンしたとニューヨーク・マガジンが伝えている。
アジア発のアニメやマンガ業界のコンベンションである Anime NYC が、11月16日から18日にかけてニューヨーク市内最大のコンベンション会場ジャヴィッツ・センターで行われた。初回よりも展示面積が拡大、入場者も増加した。
EPUBで作った電子書籍のファイルにエラーがないかを公開前にチェックできる、EPUBCheckの新バージョンのリリースにあたって、関連団体が資金援助を求めている。
11月13日、ファイナンシャル・タイムズ紙とマッキンゼーが選ぶ今年の最優秀ビジネス書に、ウォール・ストリート・ジャーナルの記者であるジョン・キャリルーの『Bad Blood』が選ばれた。
11月14日夜(現地時間)、米National Book Award(全米図書賞)が発表され、今年から再設された翻訳作品部門賞に多和田葉子の『遣灯使』が選ばれた。
アマゾンが14カ月をかけ、全米中で候補地を探していた第2の本社ビルは、5万人もの高給の理系技術者の雇用が見込めることもあり、全米の都市が獲得競争に動いていたが、11月13日(米国時間)にニューヨーク州のロングアイランドシティと、バージニア州の郊外アーリントンに決定した、と複数のメディアが報じた。
前CEOが解雇を不服としてバーンズ&ノーブルを訴えた際に提出された訴状から、今春に話がまとまりつつあった身売り先はイギリスの書籍チェーン店、WHスミスだったことが判明したとウォール・ストリート・ジャーナルが伝えている。
CEO不在や前CEOの訴訟などでその将来について様々な憶測が飛んでいる米最大手書店チェーンのバーンズ&ノーブルだが、年末のクリスマス商戦に向けて新しいNookタブレットを発表した。
Appearing at a press conference for the first time in 37 years (by his own account), the reclusive author Haruki Murakami announced on Nov. 4 that he will donate his personal archive to Waseda Univers […]
2015年にスヴェトラーナ・アレクシエーヴィチがノーベル文学賞を受賞したとき、『セカンドハンドの時代』の英語翻訳権を握っていたのはイギリスのインディペンデント出版社であるフィッツカラルド・エディションズで、その後北米での英語版権をランダムハウスに多額で売ることで潤った。このように、大手の目が行き届かない才能を見極める目利きとして、インディペンデント出版社の力が注目されているとウォール・ストリート […]
この1年で全米に吹き荒れた反セクハラの#MeToo運動によってアメリカの文芸誌のmasthead(発行人欄)がどう入れ替わったかをAP通信が報じている。事例としては以下が挙げられている。
イギリス南部サザンプトンにある小さな本屋さんが呼びかけたボランティアに応じた地元の人々が蔵書を次々に手渡して引越しを済ませた、と複数のメディアが報じる微笑ましいニュースがあった
米出版社最大手のペンギン・ランダムハウス傘下のインプリントであるダットンがベストセラー作家ジョン・グリーンの作品をボックスセットにしたミニ・ブックスの第1弾を発売したとニューヨーク・タイムズ紙が伝えた。
アメリカや他の英語圏で子どもに読み聞かせる絵本のロングセラーシリーズとなっている「リトル・ゴールデン・ブックス」のいくつかを家庭で読むと、グーグルのスマートスピーカー、グーグル・ホームが効果音や音楽を奏でる機能が付く。
このところインド市場への投資に力を入れているアマゾンだが、セルフ・パブリッシング・プラットフォームのキンドル・ダイレクト・パブリッシング(KDP)に、連邦用語であるヒンディー語に加えて、グジャラート語、マラヤーラム語、マラーティー語、タミル語でのサービスが始まったとフォーブス誌が伝えている。
コソボ紛争の指揮官として国連裁判所において起訴され有罪判決を受けた2人の元将軍の回想録を出版し、宣伝したとして、セルビア政府自衛省が民権団体から批判されているとAP通信が報じた。
アメリカの公共テレビ・ラジオ局であるPBSが視聴者からのアンケート投票で決める「偉大なアメリカの一冊」に、ハーパー・リーの「To Kill a Mockingbird」(アラバマ物語)が選ばれた。
“Take a book, share a book”(本を取るのも置くのもお好きに)と書かれた小さな家の形をした木の箱を置いたことから、アメリカをはじめ80カ国に広がった「小さなフリー図書館」運動を始めたトッド・ボルがガンで亡くなったと小出版社メルヴィル・ハウスのサイトが伝えた。
PENアメリカが、ドナルド・トランプ大統領を「自らと意見を異にする特定のメディアに対し恫喝し、制裁措置をとろうと試みた」としてニューヨーク州の地方裁判所に提訴した。
図書館や書店で手に入る本の数は増えているが、それを読む人が減っているというデンマーク。2010年と比べ、日常的に小説や短編を読む30~39歳の人口が減っていることが文化省のパネルによる調査で分かった、とヨーロッパのローカルニュースを追うサイト、THE LOCALが伝えている。
ISBN番号のついた書籍を調査した米ボウカー社(Bowker)の年次報告書によれば、従来の出版社を介さないセルフ・パブリッシングの(紙の)本が初めて年間100万冊を超えたことが明らかになった。2017年にボウカーが発行した紙の本のISBNが、前年度比で38%増の87万9587冊となり、Eブックをセルフ・パブリッシングで出した著作数は13%減の12万9601冊。
今年で創設50周年を迎えた栄えあるイギリスのマン・ブッカー賞は、有力候補視されていたイギリスのデイジー・ジョンソンやアメリカのリチャード・パワーズではなく、北アイルランド出身のアンナ・バーンズ著『Milkman』に贈られた。
今年度のノーベル文学賞がセクハラ問題に端を発し選考委員が次々と辞職、来年に2人に授与となったことで、有志によるニュー・アカデミー賞が急きょ組織されたが、受賞者は西カリブ海フランス領のグアドループ出身のマリーズ・コンデと発表された。
今フランクフルトで行われている世界最大のブックフェアで、オーディオブックの新プラットフォームを近々発表するので、アップルが出版社に「準備をしろ」と促している、と英業界紙ブックセラーが伝えている。
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