ヘッジファンドによる買収から1年で米トリビューン新聞社のCEOが解任

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 シカゴ・トリビューン紙やニューヨーク・デイリー・ニュース紙などを傘下に抱える新聞社のトリビューン・パブリッシングは、ベテラン新聞人であるティモシー・ナイト社長を1年で解任、テリー・ジミーネズCFOが引き継ぐと発表した。

 かつて「新聞の破壊者」の異名をとったヘッジファンド、アルデン・グローバル・キャピタルが筆頭株主となり、取締役会8席のうち2席を取得して2カ月、既に100人以上をリストラし、早期退職者を募っている。

 フェイスブックやグーグルなどを通じてニュースが読まれるようになり、傘下のボルチモア・サンやオーランド・センティネルといった地方紙で、広告収入が減り続けている。大量解雇を予見したトリビューン紙の記者が先月、新聞紙を救う「白馬の騎士」となってくれるよう、何人かの富豪にアプローチしたという。

参考リンク

AP通信の速報
https://apnews.com/b13a713bb9bbe36ae0aed490f271dde9
ニューヨーク・タイムズの記事
https://www.nytimes.com/2020/02/03/business/media/tribune-publishing-ceo-shakeup.html

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この記事の著者について

About 大原ケイ 257 Articles
NPO法人HON.jp 理事。日米で育ち、バイリンガルとして日本とアメリカで本に親しんできたバックグランドから、講談社のアメリカ法人やランダムハウスと講談社の提携事業に関わる。2008年に版権業務を代行するエージェントとして独立。主に日本の著作を欧米の編集者の元に持ち込む仕事をしていたところ、グーグルのブックスキャンプロジェクトやアマゾンのキンドル発売をきっかけに、アメリカの出版業界事情を日本に向けてレポートするようになった。著作に『ルポ 電子書籍大国アメリカ』(2010年、アスキー新書)、それをアップデートしたEブックなどがある。
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