人の思考は再び口承文化的になど 日刊出版ニュースまとめ 2026.03.17

【写真】神保町本店(小川町仮店舗)
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 伝統的な取次&書店流通の商業出版から、インターネットを活用したデジタルパブリッシングまで、広い意味での出版関連ニュースをデイリーでまとめて配信。ボットではありません。AIも使っていません。中の人がすべて自分の目で読んで、手作業でまとめています。2026年度のピックアップログ全件はこちら

【目次】

総合

「日本経済新聞社増収増益」「小学館マンガワン問題の被害者が全方位配慮のメッセージを公開」など、週刊出版ニュースまとめ&コラム #706(2026年3月8日~14日)〈HON.jp News Blog(2026年3月16日)〉

米Yahoo! NewsがチャレンジするAI活用とマネタイズの課題 Publidia #249〈Publidia(2026年3月16日)〉

記者拘束、施設爆撃、通信遮断、自主規制、崩壊しつつある中東からの報道【Media Innovation Weekly】3/16号〈Media Innovation(2026年3月16日)〉

【北米エンタメニュースまとめ】「実写版「ルックバック」、GKIDSが北米などで配給」「YouTubeが世界最大のメディア企業へ」「伊藤潤二氏の「中古レコード」がオーディオドラマ化」「日本のアニメキャラが南米のフェミニズムの象徴になる日」〈libro(2026年3月15日)〉

【マンガ業界Newsまとめ】viviON「みんなで翻訳」『キャプ翼』等50作翻訳・輸出へ、AnimeExpo行きJetro枠3/23迄 など|3/15-239〈菊池健(2026年3月15日)〉

社会

出版人は「非読社会」化を我が事にできているか 『本を読めなくなった人たち』稲田豊史氏インタビュー〈The Bunka News デジタル(2026年3月16日)〉

ハルメク編集長、「老」や「シニア」使わない 遠い知人より毎月の雑誌〈日本経済新聞(2026年3月16日)〉

広島の読書ファンが創った「行きたくなる本屋」とは?〈毎日新聞(2026年3月15日)〉

20代の読書率は7割以上!韓国の若者が起こした文学書の大ブーム「テキストヒップ」の実態(金 敬哲)〈現代ビジネス | 講談社(2026年3月15日)〉

なぜWikipediaはうまくいっているのか〈p2ptk[.]org(2026年3月15日)〉

読書の衰退とSNSの普及により、人の思考は再び「口承文化的になった」〈クーリエ・ジャポン(2026年3月14日)〉

ひとことコメント

「デジタル出版論」の連載で「演説も出版(publishing)の一種」という見出しを立てたのを思い出しました。古代ギリシャやローマで尊ばれていた雄弁術とか弁論術といった演説の技術が、これからの時代に求められる能力となっていくのでしょうね。(鷹野)

「連載再開できなかったら払えない」小学館編集部員が和解協議のLINEに加わる〈テレ朝NEWS(2026年3月14日)〉

経済

「出版」「広告」に次ぐ、マネタイズ手段は発明できるか?-講談社が、編集長経験者が集う「ラボ」を新規組成〈AdverTimes.(アドタイ) by 宣伝会議(2026年3月16日)〉

Amazon Book Club has been shut down and deleted(アマゾン・ブック・クラブは閉鎖、削除されました)〈Good e-Reader(2026年3月16日)〉

米バズフィードが継続企業の前提に疑義、資金繰りに「重大な懸念」〈Media Innovation(2026年3月16日)〉

ひとことコメント

決算発表で資金不足により事業継続が危うい、という開示を行ったそうです。このままだと1年保たないと。(鷹野)

TSUTAYA「止まらぬ閉店ラッシュ」はなぜ起きた…レンタル店は激減し、空白地帯も生まれた《哀しき現状》(中井 彰人)〈マネー現代 | 講談社(2026年3月16日)〉

泥臭かったゲオと垢抜けたTSUTAYAの「明暗が分かれた」残酷だけれど納得の理由(中井 彰人)〈マネー現代 | 講談社(2026年3月16日)〉

ベストセラー作家養成塾、受講59人中23人デビューへ サンマーク出版〈日本経済新聞(2026年3月15日)〉

本+○○で生き残る まちの本屋が始めた新たな挑戦 マルサン書店 静岡県沼津市 マルサン書店|テーマ別企業事例〈日商 Assist Biz(2026年3月15日)〉

誰もが「こんな本売れるわけない」と酷評した…「子供の読書離れ」を打ち破った「578万冊売れた児童書」の新要素〈PRESIDENT Online(2026年3月15日)〉

アマゾンから「重要なお知らせ」 報酬変更に嘆く配達員、法的問題は〈朝日新聞(2026年3月14日)〉

ひとことコメント

ど直球な取適法違反、だと思うのですが、どうなんだろう? 「元公取委の専門家」や「公取委に相談した人」の声はとれていても、公取委の見解そのものは残念ながらまだわからない。ガッツリ締め上げて欲しいところ。こんなのスルーしたらアカン。(鷹野)

イベント

日本電子出版協会「国語施策と『標準』 ― 日本語の表記はどのように定着してきたか」講師:武田康宏氏(文化庁国語課主任国語調査官)〈オンライン/3月17日〉

Media Innovation Conference 2026〈東京都港区(赤坂インターシティコンファレンス)+オンライン/3月18日〉

日本出版学会 翻訳出版研究部会「翻訳業界50年」報告:柴田耕太郎(翻訳家・翻訳研究家)〈東京都文京区(文京シビックホール)/3月19日〉

JPO出版情報登録センター「JPRO出版社説明会『販売促進機能』について / 4月施行『未管理著作物裁定制度』への『Books』での対応策について」〈東京都千代田区(出版クラブホール)+オンライン/3月23日〉

内閣府知的財産戦略推進事務局「新たなクールジャパン戦略 ワーキンググループ(第1回)」〈オンライン/3月23日〉

電子出版制作・流通協議会「出版流通デジタル印刷(DSR)活用セミナー第4回『デジタル印刷活用事例と業界標準ガイドライン』について」〈東京都千代田区(日本出版クラブ)+オンライン/3月25日〉

日本経済新聞「本屋の未来は…注目経営者・店長が激論 ホンのさわりを…読むライブ」出演者:星真一氏(紀伊国屋書店新宿本店長)、大垣守弘氏(大垣書店代表取締役会長)、内沼晋太郎氏(本屋B&B共同経営者)ほか〈オンライン/3月25日〉

日本電子出版協会「生成AIと教育標準でCBTを再構築する ーー試作から見えた開発と制作の変化」講師:加治佐俊一氏〈オンライン/3月31日〉

日本電子出版協会「電子コミックの歴史と、MANGA総研『マンガIP市場調査レポート』から見るマンガ産業の現在地」講師:菊池健氏〈オンライン/4月3日〉

日本電子出版協会「ミサイルから学校デジタル図書館まで」講師:三瓶徹氏〈オンライン/4月14日〉

日本電子出版協会「文字は情報の器ーードラえもん担当編集者の波乱万丈戦記」講師:小林龍生氏〈オンライン/4月20日〉

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新刊『ぽっとら Podcast Transcription vol.1 ~ 詐欺広告や不快広告・金融検閲・生成AIと著作権・巨大IT依存問題など、激変する出版界の広範な論点を深掘りしてみた。』を刊行しました。ポッドキャストの書き起こしです。

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