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現在、ヘンリー皇太子とともにアフリカを外遊中のメーガン・マークル英皇太子妃は、父親に宛てたプライベートな手紙を「デイリー・メール」紙に掲載されたとして告訴に踏み切った。
これは、イギリスで昨年制定されたデータ保護法に基づいた訴訟で、費用は皇太子夫妻が個人的に負担し、もし賠償金などが下りた場合はいじめ対策のチャリティーに寄付されるという。
ハリー皇太子も妻が悪役にされていると訴え「夫婦ともにマスコミの報道の自由や、客観的な真実の報道は、民主主義の礎石として尊重するが、イギリスのタブロイド紙がその影響も顧みずに、妻の妊娠時から個人攻撃が激しくなっている」とコメントしている。
デイリー・メールはメディア・コングロマリットであるDMGT(Daily Mail and General Trust)傘下のタブロイド紙で、ロザミア子爵を会長とする年商約20億ポンドの大企業。皇太子夫妻はこの訴訟で、他のタブロイド紙をも牽制したい考えのようだ。一方、デイリー・メール紙側は、自分たちの報道に非はないとして訴訟に応じる構え。
参考リンク
英BBCの記事
https://www.bbc.com/news/uk-49901047
英イブニング・スタンダード紙の記事
https://www.standard.co.uk/news/uk/meghan-markle-suing-newspaper-over-publishing-private-letter-as-harry-claims-she-is-being-vilified-a4251481.html