コミティアが生成AI作品を原則禁止になど 日刊出版ニュースまとめ 2026.03.07

【写真】TSUTAYA BOOKSTORE 名鉄名古屋+猫
Photo by Ryou Takano(+Adobe Firefly 生成塗りつぶし“座っている白黒猫の後ろ姿”)
noteで書く

《この記事を読むのに必要な時間は約 10 分です(1分600字計算)》

 伝統的な取次&書店流通の商業出版から、インターネットを活用したデジタルパブリッシングまで、広い意味での出版関連ニュースをデイリーでまとめて配信。ボットではありません。編集部の中の人がすべて自分の目で読んで、手作業でまとめています。2026年度のピックアップログ全件はこちら

【目次】

政治

文化庁、著作物等の利用に関する裁定制度に係る「裁定の手引き(令和8年3月改訂版)」を公開〈カレントアウェアネス・ポータル(2026年3月6日)〉

日本生命、米国でOpenAIを提訴 「ChatGPTが非弁行為」〈日本経済新聞(2026年3月6日)〉

ひとことコメント

以前からリーガルテック系のサービスが「これ非弁行為では?」と言われたりするのをちょくちょく見かけましたが、とうとう訴訟に到る事例が。(鷹野)

訪日客に「二重価格」国立博物館など導入へ 財務省、閉館も含め圧力〈朝日新聞(2026年3月5日)〉

国立博物館・国立美術館の次期中期目標につきまして〈文化庁(2026年3月6日)〉

ひとことコメント

初報は3月4日付読売新聞「国立博物館や美術館に収入目標、未達成なら閉館含め再編検討…30年度までに文化庁」ですが、出版とは直接関連しないため様子見していました。しかし、どうやら財務省の圧力だったようなので、図書館や公文書館などにも飛び火する可能性があると判断、取り上げておくことにします。(鷹野)

社会

同人誌即売会「コミティア」、生成AI作品を原則禁止 “表紙がAIイラストの文芸作品”も不可〈ITmedia AI+(2026年3月6日)〉

ひとことコメント

そもそもコミティアは「オリジナル作品だけの同人誌即売会」ですから、こういう対応も自然に思えます。(鷹野)

『書店員の怒りと悲しみと少しの愛』について〈出版・読書・コミック・図書館・デジタルパブリッシング(2026年3月6日)〉

「5ちゃんねる」のドメイン「5ch.net」永久停止へ 動物虐待コンテンツ放置で〈ITmedia NEWS(2026年3月6日)〉

小学館 マンガワン編集部に関して書店員にお詫び〈The Bunka News デジタル(2026年3月6日)〉

「マンガワン」問題で小学館の第三者委員会が解明すべきこと、性犯罪で刑事処分の漫画家を別名義で再起用〈弁護士ドットコム(2026年3月6日)〉

マンガワンの別名義での活動再開、弁護士が加害者側に求める「配慮」〈朝日新聞(2026年3月6日)〉

小学館がマンガワン原作者起用めぐり謝罪 専門家「後追いの対応」〈朝日新聞(2026年3月6日)〉

小学館「マンガワン」炎上、危機管理広報のプロが指摘する“初動のマズさ” 漂う不誠実さの正体〈ITmedia NEWS(2026年3月5日)〉

富士通Japan、大分市民図書館において「デジタル認証アプリ」を活用したWeb利用者登録サービスを構築し、運用を開始〈富士通Japan(2026年3月5日)〉

なぜ新聞は売れなくなったのか?実はCDアルバムと同じ理由だった | 「それ」って「あれ」じゃないですか?〈ダイヤモンド・オンライン(2026年3月5日)〉

第124回 ブックエースと出前授業|いまいちど、本屋へようこそ〈新文化オンライン(2026年3月5日)〉

【編集者の役割とは何か?】加藤晴之さんインタビュー(後編)〈オトバンク編集研究所(2026年3月5日)〉

経済

入場料を取る本屋は、書店の世界の新たなモデルとなるか……BUNKITSU TOKYO〈読売新聞(2026年3月6日)〉

ひとことコメント

もしこれがスタンダードになるようだと「返品」との兼ね合いが問題になるでしょうね。(鷹野)

Comici MANGA is now available in 12 countries(コミチ・マンガは現在12カ国で利用可能)〈Good e-Reader(2026年3月6日)〉

ポッドキャスト市場への参入は、やり方次第で「まだ間に合う」〈一般社団法人デジタル・ジャーナリスト育成機構(2026年3月6日)〉

X、スレッドの途中から有料化可能に noteなどに誘導せず収益化〈CNET Japan(2026年3月6日)〉

ひとことコメント

X(旧Twitter)の投稿を直接収益化……有料ニュースレター配信サービス「Revue」のことを思い出してしまいました。2021年1月にTwitter社が買収し、サービス統合などが進められていたのに、イーロン・マスクによる買収が2022年10月に完了すると、すぐサービス終了してしまったんですよね。そして結局、似たようなこと始めるのかよ、という。(鷹野)

(FOOD発見)健康と食を伝えて90年 「栄養と料理」休刊、おいしい実践は続く〈朝日新聞(2026年3月6日)〉

スペインで創刊のマンガ誌が大人気! 現地編集者らが語る出版事業の可能性〈日経クロストレンド(2026年3月6日)〉

Google、年内に日本でアプリ手数料改定 米欧は30%→25%に〈日本経済新聞(2026年3月5日)〉

月刊コミックガーデンが休刊、約11年の歴史に幕 連載作はマグコミおよびMAGKANへ〈コミックナタリー(2026年3月5日)〉

書店イベント「読の市」 3日間で3万556人来場 CCC・TLPが開催〈The Bunka News デジタル(2026年3月5日)〉

技術

AIコンテンツへのタグ付けの動きが強まる。今度はApple MusicがAI生成音楽にタグ導入へ【やじうまWatch】〈INTERNET Watch(2026年3月6日)〉

イベント

日本電子出版協会「AI時代の学びをデザインするーー遊びの4原理から考える」講師:加藤泰久氏(東京通信大学 教授)〈オンライン/3月10日〉

日本電子出版協会「国語施策と『標準』 ― 日本語の表記はどのように定着してきたか」講師:武田康宏氏(文化庁国語課主任国語調査官)〈オンライン/3月17日〉

Media Innovation Conference 2026〈東京都港区(赤坂インターシティコンファレンス)+オンライン/3月18日〉

JPO出版情報登録センター「JPRO出版社説明会『販売促進機能』について / 4月施行『未管理著作物裁定制度』への『Books』での対応策について」〈東京都千代田区(出版クラブホール)+オンライン/3月23日〉

電子出版制作・流通協議会「出版流通デジタル印刷(DSR)活用セミナー第4回『デジタル印刷活用事例と業界標準ガイドライン』について」〈東京都千代田区(日本出版クラブ)+オンライン/3月25日〉

日本電子出版協会「生成AIと教育標準でCBTを再構築する ーー試作から見えた開発と制作の変化」講師:加治佐俊一氏〈オンライン/3月31日〉

日本電子出版協会「電子コミックの歴史と、MANGA総研『マンガIP市場調査レポート』から見るマンガ産業の現在地」講師:菊池健氏〈オンライン/4月3日〉

日本電子出版協会「ミサイルから学校デジタル図書館まで」講師:三瓶徹氏〈オンライン/4月14日〉

日本電子出版協会「文字は情報の器ーードラえもん担当編集者の波乱万丈戦記」講師:小林龍生氏〈オンライン/4月20日〉

お知らせ

非営利かつ無料メディアの継続と発展のための約束について

記事の閲覧中にメルマガ登録や寄付を促すメッセージを表示するようにした理由について説明しています。

新刊について

新刊『ぽっとら Podcast Transcription vol.1 ~ 詐欺広告や不快広告・金融検閲・生成AIと著作権・巨大IT依存問題など、激変する出版界の広範な論点を深掘りしてみた。』を刊行しました。ポッドキャストの書き起こしです。

ポッドキャストについて

「HON.jp Podcasting」をSpotify、Apple、YouTube、Amazonなどで配信中(現在手が回らないため少し休止中です)。出版関連ニュースをぐぐっと深掘りしています。番組の詳細やおたより投稿はこちらから。

HON.jp Readersについて

HONꓸjp News Blog をもっと楽しく便利に活用するためのユーザー制度「Readers」に登録すると、HONꓸjp News Blogの限定公開記事が読めたり、記事にコメントできるようになったり、更新通知が届いたり、広告が非表示になったりします。詳しくは、こちらの案内ページをご確認ください。

SNS公式アカウントについて

HON.jp News Blogでは以下のSNSにて公式アカウントを運用し、広い意味での出版関連ニュースをメディアを問わずキュレーションしています。ボットではありません。中の人が自分で選んだ記事を手作業で投稿しています。

Bluesky
Facebook
Mastodon
Threads
𝕏(旧Twitter)

noteで書く

広告

著者について

About HON.jp News Blog編集部 2362 Articles
HON.jp News Blogは、これからも本(HON)を作ろうとしている人々に、国内外の事例を紹介し、デジタルパブリッシングを含めた技術を提供し、意見を交換し、仮説を立て、新たな出版へ踏み出す力を与えるメディアです。運営は、NPO法人HON.jp メディア部会が行っています。

0 コメント
高評価順
最新順 古い順
インラインフィードバック
すべてのコメントを見る