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ペンギン・ランダムハウスはこの1月15日付けで、定額聴き放題のプラットフォームから自社の本をすべて削除した。タイトルごとに購入したり、定額で一定のクレジットを買うオーディブルのようなサービスではまだ聞くことができる。
同社の本がなくなっているという報告は、「Storytel」や「Mofibo」といった北欧のサービスで聞かれ、アメリカでも「Scribd」で1万タイトル近いオーディオブックが聞けなくなっている。
ペンギン・ランダムハウスは「海外の姉妹社とも相談し、今の段階では定額聴き放題モデルの事業には参加しないと決めた。これからも長期的視野で、著者の知的財産を守り、幅広いコンテンツを提供していく所存」とコメントしている。
独自のストリーミングサービスを開始する準備だとするスウェーデンの「Boktugg」のようなサイトもあるが、ペンギン・ランダムハウス筋の情報ではそういった計画はないという。
一方、Eブックに関しては経済誌フォーブスでは「この10年でEブック定額読み放題は、ビッグ5と呼ばれる大手出版社が参加すれば大きく成長する」としている。
参考リンク
GoodEReaderの記事
https://goodereader.com/blog/digital-publishing/penguin-random-house-removing-audiobooks-and-ebooks-from-scribd
フォーブスの記事
https://www.forbes.com/sites/billrosenblatt/2020/01/03/why-ebook-subscription-services-will-finally-succeed-in-the-coming-decade/#34bfd7f45dba
Boktuggの記事