『ベストセラーはもういらない』のジョン・オークス氏が共同編集人を引退

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 ORブックスの創設者のひとりであるジョン・オークスは、5月をもって共同編集人の地位から引退すると発表した。日々の経営からは退くが、編集者としての仕事は続け、理事の席にも残るという。他にも復刊したカウンターカルチャー誌「Evergreen Review」のサイトの発行人としても残る。

 『ベストセラーはもういらない ニューヨーク生まれ 返本ゼロの出版社』(秦隆司著/ボイジャー)に登場するジョン・オークスは、グローブ社、ヘンリー・ホルトなどの編集者として勤務した後、デジタル・ファーストで自分の出版社を設立した。

参考リンク

パブリッシャーズ・ウィークリーの記事
https://www.publishersweekly.com/pw/by-topic/industry-news/publisher-news/article/82210-oakes-to-step-down-as-or-books-copublisher.html
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著者について

About 大原ケイ 289 Articles
NPO法人HON.jpファウンダー。日米で育ち、バイリンガルとして日本とアメリカで本に親しんできたバックグランドから、講談社のアメリカ法人やランダムハウスと講談社の提携事業に関わる。2008年に版権業務を代行するエージェントとして独立。主に日本の著作を欧米の編集者の元に持ち込む仕事をしていたところ、グーグルのブックスキャンプロジェクトやアマゾンのキンドル発売をきっかけに、アメリカの出版業界事情を日本に向けてレポートするようになった。著作に『ルポ 電子書籍大国アメリカ』(2010年、アスキー新書)、それをアップデートしたEブックなどがある。
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