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ビジネス向けのプレゼン資料を一般公開できるリンクトイン(LinkedIn)の「スライドシェア(SlideShare)」で海賊版が横行しているとファスト・カンパニー誌が伝えている。
スライドシェアに本が全ページアップロードされているわけではなく、欲しい本を検索すると、パネルの1枚目に書影が表示され、別のサイトに飛び、そこでダウンロードするというやり方だ。ターゲットになっているのはベストセラーから、高額な大学教科書まで幅広いが、海賊版のサイトや、「トレント」と呼ばれるファイルシェアのサイトに馴染みがなくても、わかりやすいスライドの説明通りにやればダウンロードできてしまう。
「世界でもアクセスでトップ100に入るサイト」2019年前半の半年で「40のカテゴリーで1800万のアップロードがある」と謳うリンクトイン「スライドシェア」は、マイクロソフト傘下のサービスで、海賊版への誘導問題も把握しており、対処しているし、利用者にも通報するよう呼びかけているという。11万6164件の通報に対し、11万6127のコンテンツを削除し、削除依頼を受け付けなかったのは37に過ぎないというが、焼け石に水の状態という。
参考リンク
ファスト・カンパニーの記事
fastcompany.com
www.fastcompany.com