英米ではオーディオブックがEブックの次なるブームを牽引

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 ファイナンシャル・タイムズが「オーディオブックがデジタル時代の本に新しい声をもたらす」という見出しで、オーディブックの台頭について報じている。

 著者自らが録音スタジオにこもり、刊行予定の新刊を朗読する様子から、グラミー賞をとるヒット作(ミシェル・オバマ前ファーストレディーの「Becoming」)が生まれたことなどを紹介し、どの出版社も積極的に取り組んでいるとしている。

 Eブックという新しいフォーマットが次なるブームになり、新しい読者が開拓できると、出版社がこぞって制作したのが10年前、今またそれが繰り返されているという。

 アメリカでは2014年以降Eブックの売り上げが落ち続けており、代わりに急成長しているのがオーディオブックで、年間10億ドル市場になりつつある。イギリスではさらに普及率が高く2018年には前年比43%の成長率で6900万ポンドだ。

 テクノロジーの進化でブームに火がついたオーディオブックだが、それは同時に、テクノロジーに追われる日常からの逃避手段ともなっている、とファイナンシャル・タイムズは指摘する。

参考リンク

ファイナンシャル・タイムズ紙の記事
https://www.ft.com/content/de941b00-1dfe-11ea-9186-7348c2f183af

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この記事の著者について

About 大原ケイ 240 Articles
NPO法人HON.jp 理事。日米で育ち、バイリンガルとして日本とアメリカで本に親しんできたバックグランドから、講談社のアメリカ法人やランダムハウスと講談社の提携事業に関わる。2008年に版権業務を代行するエージェントとして独立。主に日本の著作を欧米の編集者の元に持ち込む仕事をしていたところ、グーグルのブックスキャンプロジェクトやアマゾンのキンドル発売をきっかけに、アメリカの出版業界事情を日本に向けてレポートするようになった。著作に『ルポ 電子書籍大国アメリカ』(2010年、アスキー新書)、それをアップデートしたEブックなどがある。
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