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持てるプログラミングの技術を使って、学校の行事をより活気のあるイベントにしようと頭をしぼるミドルスクールの生徒たちの、汗と涙の物語です!
発売前の本のゲラを読み、レビューを投稿して本のプロモーションを応援できるサービス「NetGalley」(ネットギャリー)の新着作品紹介です。
書誌情報や表紙は本稿執筆時点のものであり、刊行時には変更されている可能性がありますのであらかじめご了承ください。
エリン 才能発掘、タレントショー プログラミングガールズ!
ミッシェル・シュスターマン(作)/美馬しょうこ(訳)/高橋由季(絵)/石戸奈々子(監修)/偕成社
内容紹介
生徒がそれぞれの特技や作品を発表する学校行事、タレントショー。今年は、参加者がまず自分の出し物の動画を作ってウェブアプリに投稿し、全校生徒がそれに投票して決勝戦に進むファイナリストを決めるという予選が行われることになった。そのためのアプリを開発するのは、もちろんプログラミング・クラブ!
クラブのメンバーで俳優志望のエリンは、舞台の上でパフォーマンスすることを誰よりも楽しみにしていたが、同時に、アプリをプログラミングする仕事も引き受け、手一杯になっていた。でも、それは計算済み。忙しくしていれば、いつも頭から離れない「あの不安」を忘れられる――そう思っていたエリンだったが、ある日恐れていた発作が起きてしまう。
シリーズ最終巻のテーマは、アプリ制作。この新たな試みに挑戦するプログラミング・クラブのメンバーたちは、「どうすれば多くの生徒たちに投票してもらえるか?」「候補者を公正にえらぶ評価方法とは?」などのさまざまな課題を洗い出し、工夫を重ねます。
おすすめコメント
【著者紹介】
作 ミッシェル・シュスターマン
アメリカの児童文学作家で、これまでに100冊近くの子ども向けの本を執筆してきた。作品に、I ♡ Bandシリーズ、 Kat Sinclairシリーズ、Secrets of Topseaシリーズ、The Pros of Cons、Olive and the Backstage Ghost、Spell and Spindleなど。
訳 美馬しょうこ(みま しょうこ)
翻訳家として、英語やスペイン語圏の児童書の紹介につとめている。訳書に『わたしの すてきな たびする目』(第61回産経児童出版文化賞・翻訳作品賞)『ジャガーとのやくそく』『ペネロペひめと にげだしたこねこ』など。
絵 高橋由季(たかはし ゆき)
イラストレーターとして、書籍や雑誌、広告、CDジャケットなど、さまざまな媒体で活動中。2010年より、カヤヒロヤとともにデザインユニット「コニコ」を結成。2014年、第190回ザ・チョイスで準入選。2016年、韓国のブックショップYOUR MINDより「Coffee&Bread」を出版。
監修 石戸奈々子(いしど ななこ)
NPO法人CANVAS理事長、株式会社デジタルえほん代表取締役、慶應義塾大学教授。政策・メディア博士。東京大学工学部卒業後、マサチューセッツ工科大学メディアラボ客員研究員を経て、NPO法人CANVAS、株式会社デジタルえほん、一般社団法人超教育協会等を設立、代表に就任。著書に『プログラミング教育ってなに? 親が知りたい45のギモン』『子どもの創造力スイッチ!』『デジタル教育宣言』など。
販促プラン
プログラミングに興味はあるけど、なにから手をつけていいのかわからない、という人に特におすすめです。2020年度から小学校でも必修化するプログラミング教育。「どうやって?」「なんのために?」という疑問が、この本を読めば、「おもしろそう!」「やってみたい!」という関心に変わります。
出版情報
発行形態:ソフトカバー
ISBN:9784037269500
本体価格:¥1,200 (JPY)
ジャンル:児童書/絵本
刊行日:2020/03/05
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