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11月13日、ファイナンシャル・タイムズ紙とマッキンゼーが選ぶ今年の最優秀ビジネス書に、ウォール・ストリート・ジャーナルの記者であるジョン・キャリルーの『Bad Blood』が選ばれた。
このノンフィクションは、2003年、当時19歳で医療ITスタートアップを立ち上げたエリザベス・ホームズや他のスタッフの経歴を子細に調べた1冊。指先の1滴の血からどんな疾病でも発見できると豪語し、かき集めた資金でセラノスの企業価値は90億ドルにまで膨れ上がった。
ロンドンで行われた授賞式で、6タイトルの候補作の著者からキャリルーが選ばれ、賞金3万ポンドが贈られた。同著の刊行後、ホームズとCOOだったラメシュ・バルワニは詐欺罪で起訴され、この9月にセラノスは廃業となった。
参考リンク
ファイナンシャル・タイムズの記事
https://www.ft.com/content/54095824-e682-11e8-8a85-04b8afea6ea3
ウォールストリート・ジャーナルのYouTubeの動画