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この数年で何度もトップ人事交代してきた米最大手書籍チェーン店、バーンズ&ノーブルがCEOデモス・パーネロスを解任したと伝えられている。
パーネロは、2016年にオフィス用品のチェーン店「ステイプルズ」からバーンズ&ノーブルの経営陣に参加、2017年にCEOとなった。
EブックサービスNookを率いていたウィリアム・リンチが退陣してから、マイク・ハスビー(1年半)、ロン・ボワーレ(1年弱)と目まぐるしい交代劇が続いてきたが、今回は退職金がないことから、どうやら経営立て直しの方針の違いから、というものではなく、何か深刻な問題が露見したらしい。
次のCEOが決まるまで、CFO、CMO、バイスプレジデントらで役割分担を決めた「リーダー・グループ」が発表された。レン・リジオ会長も経営の手伝いをする予定だとウォール・ストリート・ジャーナルは伝えている。一方で理事会は、次のCEOはレン・リジオ会長に頼らず、独立した委員会を作って選出すべき、と版権情報サイト「パブリッシャーズ・マーケット」のマイケル・ケーダー記者は進言している。
参考リンク
CNBCの記事
https://www.cnbc.com/2018/07/03/barnes–noble-fires-ceo-demos-parneros.html
ニューヨーク・タイムズの記事
https://www.nytimes.com/2018/07/03/business/media/barnes-noble-ceo-fired.html
ウォール・ストリート・ジャーナルの記事
https://www.wsj.com/articles/barnes-noble-fires-ceo-over-policy-violations-1530650805
パブリシャーズ・マーケット(有料)