米バーンズ&ノーブルのCEOがまたしてもクビに

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 この数年で何度もトップ人事交代してきた米最大手書籍チェーン店、バーンズ&ノーブルがCEOデモス・パーネロスを解任したと伝えられている。

 パーネロは、2016年にオフィス用品のチェーン店「ステイプルズ」からバーンズ&ノーブルの経営陣に参加、2017年にCEOとなった。

 EブックサービスNookを率いていたウィリアム・リンチが退陣してから、マイク・ハスビー(1年半)、ロン・ボワーレ(1年弱)と目まぐるしい交代劇が続いてきたが、今回は退職金がないことから、どうやら経営立て直しの方針の違いから、というものではなく、何か深刻な問題が露見したらしい。

 次のCEOが決まるまで、CFO、CMO、バイスプレジデントらで役割分担を決めた「リーダー・グループ」が発表された。レン・リジオ会長も経営の手伝いをする予定だとウォール・ストリート・ジャーナルは伝えている。一方で理事会は、次のCEOはレン・リジオ会長に頼らず、独立した委員会を作って選出すべき、と版権情報サイト「パブリッシャーズ・マーケット」のマイケル・ケーダー記者は進言している。

参考リンク

CNBCの記事
https://www.cnbc.com/2018/07/03/barnes–noble-fires-ceo-demos-parneros.html
ニューヨーク・タイムズの記事
https://www.nytimes.com/2018/07/03/business/media/barnes-noble-ceo-fired.html
ウォール・ストリート・ジャーナルの記事
https://www.wsj.com/articles/barnes-noble-fires-ceo-over-policy-violations-1530650805
パブリシャーズ・マーケット(有料)
https://lunch.publishersmarketplace.com/2018/07/barnes-noble-fires-ceo-parneros/

渡辺由佳里×藤井太洋

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About 大原ケイ 83 Articles
NPO法人日本独立作家同盟 理事。日米で育ち、バイリンガルとして日本とアメリカで本に親しんできたバックグランドから、講談社のアメリカ法人やランダムハウスと講談社の提携事業に関わる。2008年に版権業務を代行するエージェントとして独立。主に日本の著作を欧米の編集者の元に持ち込む仕事をしていたところ、グーグルのブックスキャンプロジェクトやアマゾンのキンドル発売をきっかけに、アメリカの出版業界事情を日本に向けてレポートするようになった。著作に『ルポ 電子書籍大国アメリカ』(2010年、アスキー新書)、それをアップデートしたEブックなどがある。