混沌の時代に求められる「ブレイニー」な本
予想外の本が地道に売れ続けるとき、なぜその本が求められているのかを考えると、歴史的な背景が見えてくるという考察を英ガーディアン紙が寄せている。
予想外の本が地道に売れ続けるとき、なぜその本が求められているのかを考えると、歴史的な背景が見えてくるという考察を英ガーディアン紙が寄せている。
この7月1日付で英語圏最大の出版社、ペンギン・グループとランダムハウスが統合から5年経つのを機に、業界誌パブリッシャーズ・ウィークリーが米出版業界に与えた影響を振り返っている。
先週は「米Kindleで献本機能実装も日本は未対応」「2017年度電子出版市場は2556億円」「2018年上期の紙+電子出版市場は7827億円」などが話題に。毎週月曜恒例の、出版業界関連気になるニュースまとめ、2018年7月23日~29日分です。
公益社団法人全国出版協会・出版科学研究所は7月25日発行の「出版月報」7月号で、2018年上半期の書籍・雑誌分野別動向と電子出版市場調査結果を発表した。紙+電子出版市場は7827億円(前年同期比5.8%減)、電子出版市場は1125億円(同9.3%増)と推計している。
IT産業強化政策とは裏腹に、2200万人の住民がいる北京市内の書店数を増やすため、何百万ポンドにも当たる予算が投資されると英タイムズ紙が報じている。
6月下旬から7月上旬にかけて西日本を中心に発生した「平成30年7月豪雨」を受け、マンガ誌の出版社各社が、被災地へ配送できなかったあるいは大幅に遅延したことを理由に、ウェブ上での無料公開に踏み切っている。
「Amazon Kindleパブリッシング・ガイドライン」日本語版が改訂され、バージョン 2018.2 になっている。改訂履歴には「Real Page Number の有効化(印刷版のページ番号表示)」や「MathML サポート(数式を記述するためのマークアップ言語)」など、以下の26カ所におよぶ改訂内容が列記されている。
株式会社講談社は7月12日、「STOP! 海賊版マンガサイト」キャンペーンの開始を発表。講談社を代表するマンガのキャラクターたちが、読者に海賊版サイト撲滅の協力を呼びかける。キャッチフレーズは「マンガに、未来を。」。
株式会社インプレスのシンクタンク部門であるインプレス総合研究所は7月24日、2017年度電子出版市場の動向調査結果概要を発表、詳細レポート『電子書籍ビジネス調査報告書2018』の予約受付を開始した。発売は7月30日。
株式会社パピレスは7月10日、運営する電子書籍レンタルサイト「Renta!」会員向け優待サービス「Renta! 会員ランク特典」の開始を発表した。会員ランクによってポイントの還元率が変わる。
株式会社ブックウォーカーは7月10日、電子書店「BOOK☆WALKER」の「本棚」機能がウェブブラウザ(PC)でも利用できるようになったことを発表した。「BOOK☆WALKER」の「本棚」機能はこれまで、AndroidとiOSのアプリだけに提供されてきた。今回のリリースにより、PCの広い画面で「本棚」の編集操作が可能となる。
設計開発やデジタルソリューション事業を展開するプログレス・テクノロジーズ株式会社は、見開き表示対応の電子ペーパー端末「全巻一冊」をコンテンツカセット式にバージョンアップ。ラインアップに3作品を追加し、7月14日よりTSUTAYAおよび蔦屋書店の計5店舗にて、数量限定の予約販売を開始した。
株式会社メディアドゥと、楽天株式会社とその子会社の米OverDrive社が連携して進めている「OverDrive Japan」は、6月に電子図書館「Rakuten OverDrive」に関する協定を神戸市、大阪市と相次いで締結。神戸市は6月22日から、大阪市は7月2日からサービス提供を開始した。政令指定都市では浜松市に次ぐ2件目、3件目の事例で、国内市町村の公共図書館では12件目、13件目の事例 […]
アマゾンは7月18日から北米向けのキンドルサービスに「buy for others(他の人に買う)」機能をつけ、著者がファンのためのレビュー用コピーを渡すため、1人で何冊も一括購入できるようにしたと経済誌フォーブスが報じている。
先週は「KADOKAWAが書店との直接取引をさらに増やしていく方針」「楽天マンガ売却」などが話題に。毎週月曜恒例の、出版業界関連気になるニュースまとめ、2018年7月16日~22日分です。
このところしばらく特筆すべきニュースのなかった図書館Eブック市場だが、SF書最大手、マクミラン傘下のTor Booksが2018年7月刊行のタイトルから、図書館にEブック版が提供されるのを4ヶ月先にしたと業界誌「パブリッシャーズ・ウィークリー」が伝えている。
90年代から滅亡すると言われ続けてきたハードカバーの本だが、昨年のダン・ブラウンの新作のヒットという後押しを得て、(2010年の2220万冊から)2016年には1470万冊にまで落ち込んでいたが、2017年は1850万冊に回復し、総売上も31%増の9700万ポンドになった。
2017年北米でのグラフィック・ノベルスとコミック(アメコミ)誌の総売上げは10億1500万ドルで、前年比6.5%のマイナスとなったと、ポップカルチャー産業のニュースサイト ICv2.com と Comichron が合同で調査を発表した。
これまでもブロガーやユーチューバーがヒット本を出すことはあったが、次なるトレンドはポッドキャストのようだ。個人でもできるポッドキャストは、多種多様のコンテンツで低予算で製作でき、中には熱心なファンがいる番組もある。そこに出版社が目をつけ始めたとウォール・ストリート・ジャーナルが報じている。
マンガ家育成支援事業「トキワ荘プロジェクト」などを展開するNPO法人NEWVERYは6月29日、人材紹介事業「Graphium Career(グラフィウム・キャリア)」の開始を取引先向けに発表した。これはどんな事業なのか? 興味を持った筆者はNEWVERYへ連絡、COOの小崎和隆氏と、クリエイティブ事業部マンガユニット長の番野和敏氏に話を伺った。
今月1日に、米アマゾンのセルフ・パブリッシング・サービスである「キンドル・ダイレクト・パブリッシング(KDP)」が定額読み放題サービス「キンドル・アンリミテッド」に著作を提供する際のガイドラインを改定し、詐欺行為を予防する動きに出たが、まだまだ取り締まりが甘いとユーザーから指摘されているとフォーブス誌が報じている。
先週は「マンガ図書館Zがメディアドゥ傘下に」「ネット書店課税を求める動きへの反発」などが話題に。毎週月曜恒例の、出版業界関連気になるニュースまとめ、2018年7月9日~15日分です。
米アマゾンのキンドル・ダイレクト・パブリシング(KDP)が「エクスパンデッド・ディストリビューション」というサービスを開始、セルフ・パブリッシングの著者がオンデマンドで自著のソフトカバー版をオーダーできるようにした、と GoodEReader が伝えている。
ブルームバーグによると、絶版になった幻の投資指南書が、許可なく電子化されアマゾンで販売されていた。海賊版が出回ったのは、ボストンに本社を置く Baupost の CEO であり、ヘッジファンド界の伝説的存在の Seth Klarman が1991年に上梓した『Margin of Safety』という本で、著者の許可なしにキンドル版が9.99ドルで売られ(今は停止)、訴訟問題になっている。
KDDI株式会社が運営する電子書店「ブックパス」は7月4日、Wow!IDを取得することによって、au回線契約なしでも利用できるようになったことを発表した。
株式会社KADOKAWAは7月2日、女性向け電子書店「魔法の図書館プラス」のサービス提供を9月30日で終了することを発表した。サービス終了時点でアプリの本棚にダウンロードされているコンテンツは、アプリをアンインストールしない限り閲覧可能。
株式会社イーブックイニシアティブジャパンは7月2日、ヤフー株式会社と共同で運営するコミックアプリ「ebookjapan」のiOS版をリリースした。「チケット無料」や「無料連載」などの無料機能が充実しており、1600点以上のコミックが無料で閲覧できる。13万点以上のラインアップから、購入もできる。
国立国会図書館は6月28日、出版情報登録センター(JPRO)との連携強化を発表。国立国会図書館サーチ(NDLサーチ)による近日刊行予定の図書に関する情報(近刊情報)の提供機能が、大幅に改善されたことを告知した。
株式会社メディアドゥホールディングスは7月10日、「マンガ図書館Z」の運営会社である株式会社Jコミックテラスの子会社化を発表した。発行済株式の70.5%をヤフーグループの株式会社GYAOから取得する。また、新たに株式会社講談社もJコミックテラスに出資する。
株式会社講談社は6月27日、自社が運営するマンガ投稿サイト「DAYS NEO」に、新たに少女マンガ誌「別冊フレンド」と「デザート」の2誌が加わったことを発表した。これで「DAYS NEO」は、講談社11誌150人超のマンガ編集者とのマッチングが可能な投稿サイトになった。
株式会社エブリスタは6月26日、鹿児島県伊佐市と株式会社SANKYOとともに、伊佐市市制10周年記念「まちぶん in 鹿児島県伊佐市」プロジェクトの開始を発表した。文学を通じて教育・地域振興を行うのが目的。イメージキャラクターには俳優の牧島輝氏、木下美優氏が起用されている。
1969年より半世紀続くイギリスのブッカー賞を祝う席で歴代の受賞書の中から「ベストの1冊」としてマイケル・オンダーチェの『イギリス人の患者』が選ばれた。これは一般から投票を募ったもので、『イギリス人の患者』は1992年にブッカー賞を受賞、1996年に映画化され、9部門でアカデミー賞を獲得した作品。オンライン投票で50年を10年一区切りで選ばれた5冊の中から最多票を集計、約9000人が投票した。
アメリカでは電子書籍市場がピークを超えて縮小気味であるのに対し、オーディオブックが急成長を続けている。この10月2〜4日にテネシー州ナッシュビルで開催される「デジタル・ブック・ワールド」でも、オーディオブックやスマートデバイスに関するセミナーが用意されている。
先週は「『Kindleインディーズマンガ』開始」「ぜんぶ小文字のマンガアプリ『ebookjapan』」などが話題に。毎週月曜恒例の、出版業界関連気になるニュースまとめ、2018年7月2日~8日分です。
株式会社パピレスは6月26日、運営する電子書籍レンタルサイト「Renta!」で、自社初となるオリジナルの電子コミックレーベル「Rentaコミックス」の配信を開始した。
株式会社ブックウォーカーは6月21日、同社が運営する電子雑誌読み放題サービス「マガジン☆WALKER」で徳間書店のゲーム情報誌「Nintendo DREAM」の配信を開始したことを発表した。
この数年で何度もトップ人事交代してきた米最大手書籍チェーン店、バーンズ&ノーブルがCEOデモス・パーネロスを解任したと伝えられている。
一般社団法人日本電子出版協会(JEPA)の著作権委員会は6月20日、「著作権に関するアンケート調査の結果報告」を発表した。出版社を中心とした業界関係者の、著作権業務を把握するのが目的。電子化できない理由、著者の反対意見、電子化へ向けた体制、著作権教育の状況などについて質問している。
株式会社インプレスR&Dは6月20日、高瀬拓史氏が運営するウェブサービス「でんでんコンバーター」で制作したEPUBファイルをアップロードするだけで、Amazon POD用のPDFファイルに変換できるサービス「でんでん2POD出版」ベータ版を公開した。現在、無料で利用できるベータテストの参加者を募集している。
Apple Japan は6月21日、WWDC 2018で発表された「Apple Books」のティザーサイト日本語版を公開した。現在提供されている「iBooks」の後継アプリとして、今秋登場予定の iOS 12 正式版とともに提供される予定だ。
イギリスにおけるプロ作家の年間収入中央値は2013年から15%減、1万500ポンドを下回ったことが英著者許可集金協会(Authors’ Licensing and Collecting Society、以下ALCS)の調べでわかった。
サウジアラビアで女性が自動車を運転できるようになったニュースが大きく扱われているが、いよいよアマゾンがアラブ語でキンドルサービスを開始した。6月26日(東部夏時間)に発表された。
ニューヨークの上流社会の名士であり、メトロ美術館やクロムウェル・コリヤー誌のパトロンだったホワイティング夫人の名を冠したホワイティング賞は今年から、作家だけでなく文芸誌も対象に授与されることになり、初回はニッチな文芸誌3誌が合同で受賞、賞金を分けることとなった。
アップルはテレビ番組、音楽、そして雑誌記事をまとめて定期購読できるサービスを準備している、とテクノロジー情報サイト、「ザ・インフォメーション」が伝えている。
楽天Koboの新機種 Clara HD を英のエンタメサイト、Verdict がレビューしている。アメリカでは出版社から出ている本の総売上げのうち、Eブックが占める割合が3年前の23%から2017年には14%に減り、代わりに紙の本とオーディオブックが数字を伸ばしているのを背景に、今なぜ新しい機種なのか?
全米図書館協会(American Library Association, 以下ALA)傘下の児童向け図書館サービス協会(Association for Library Service to Children, 以下ALSC)の理事会はこのほど全員一致で、ローラ・インガルス・ワイルダーの名前を児童書文学賞から取り除く決定をした。その理由として、協会は「ALSCのコアとなる価値観と、ワイルダーが描 […]
先週は「TPP11関連法成立で、著作権の非親告罪化と保護期間延長が確定」「漫画家個人がCloudflareに漫画村運営者の情報開示請求提訴」などが話題に。毎週月曜恒例の、出版業界関連気になるニュースまとめ、2018年6月25日~7月1日分です。
NPO法人日本独立作家同盟は本日7月1日より、ニュースブログ事業「hon.jp DayWatch」のベータ運用を開始します。アルファテスト中に書き溜めていた記事も執筆当時の日付のまま公開するため、このお知らせより古い記事が更新されますがあらかじめご了承ください。 なお、本格運用開始は10月1日からを予定しています。 日本独立作家同盟 理事長 鷹野凌
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