《この記事は約 1 分で読めます(1分で600字計算)》
2017年北米でのグラフィック・ノベルスとコミック(アメコミ)誌の総売上げは10億1500万ドルで、前年比6.5%のマイナスとなったと、ポップカルチャー産業のニュースサイト ICv2.com と Comichron が合同で調査を発表した。
販路別に見ると、コミック店での販売が10%減、児童書/YA(ヤングアダルト)の売り上げが好調な書店での販売が1%減、デジタルコミックは横ばい。フォーマット別では、グラフィック・ノベルスが5億7000万ドルで、定期コミックは3億5500万ドル、デジタルは9000万ドル(定額読み放題サービスの売り上げは含まれない)となっている。
コミックの売り上げは2011年から毎年増加していたが、ICv2のミルトン・グリープCEOは「相対的にグラフィック・ノベルスとデジタル市場の成長と、子供向けの紙の本も成長しているので、未来については楽観的に捉えている」という。
参考リンク
パブリッシャーズ・ウィークリーの記事