「読書メーターの投稿レビューがSBクリエイティブに」「Airbookがファミリーマートへ提供開始」など、出版業界気になるニュースまとめ #379(2019年6月24日~30日)
2019年6月24日~30日は「読書メーターの投稿レビューがSBクリエイティブに」「Airbookがファミリーマートへ提供開始」などが話題に。編集長 鷹野が気になった出版業界のニュースをまとめ、独自の視点でコメントしてあります。
2019年6月24日~30日は「読書メーターの投稿レビューがSBクリエイティブに」「Airbookがファミリーマートへ提供開始」などが話題に。編集長 鷹野が気になった出版業界のニュースをまとめ、独自の視点でコメントしてあります。
2017年に始まった英アマゾン主催のキンドル・ストーリーテラー賞で、賞金2万ポンドのほか、アマゾン・プライムビデオの制作スタッフが優先的に作品を吟味し、映像化を目指し、3年間のオプション権をオファーする可能性があると発表した。
イギリスで反ユダヤ主義的内容だと指摘された、ペドロ・バーニョス著『HOW THEY RULE THE WORLD: The 22 Secret Strategies of Global Power』(彼らはどうやって世界を牛耳るのか:グローバルパワーの22の秘密)の増刷が取りやめになった。
全米出版社協会(Association of American Publishers、以下AAP)が、2018年の統計結果を発表した。この年次レポートによると、アメリカの書籍出版産業は2018年に27億1000万部、258億2000万ドルの純収益があった。
2019年の国際マン・ブッカー賞はオマーン出身のジョハ・アルハーシと翻訳者のマリリン・ブースが受賞した。
4月9日に2019年のマン・ブッカー国際文学賞の最終ノミネート作品6タイトルが発表された。5月21日に最優秀作品が発表されるが、今年はアジア勢の著書は入らなかった。
イギリス最大手の書店チェーン、ウォーターストーンズの従業員約6000人が「真の生活賃金」分の時給を求めて署名運動を起こしたと複数のメディアが報じている。
イギリスの西ヨークシャーで17世紀に建てられた「ポンデン・ホール」という古い一軒の家が売りに出されている。ここはブロンテ姉妹が19世紀によく訪ねた場所で、今は旅館になっている。4エーカー(約1万6187平方メートル)ほどの土地に建った460平方メートルほどの一軒家からは、ポンデン貯水池やパノラマのように広がる田園風景が望める。
3月29日の期限ギリギリまで揉めそうなイギリスのEU脱退(ブレグジット)を目前に、3月12日から14日にロンドンで開催されるブックフェアには、ヨーロッパ大陸の出版社がこぞって出展する。中でもフランスでは、国際フランス語出版局(Bureau International de l’édition Française)が、参加国中最大の2500冊の本を置ける400平方メートル分の大掛かりな […]
18年間、資金支援をしてきたマン・グループに代わり、来年からブッカー賞のスポンサーとなるのは、セコイア・キャピタルで巨万の富を築いたカリフォルニアのIT長者夫婦のチャリティー基金「クランクスタート」との発表があった。
1年近く前に英語で刊行された村田沙耶香『コンビニ人間』が、今頃になってベストセラー入りしている。ロンドンでいちばん大きい店を構えるフォイルズ(foyles)書店がプッシュしたのが功を奏したようだ。
『ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ』といえば、昨年刊行され、アメリカやイギリスでベストセラーとなった心理スリラーだが、著者が売れっ子作家として人前に出るようになり、その言動に数々の嘘があることがわかったと、ニューヨーカー誌が伝えている。
著作をデジタル保存する目的で設立されたインターネット・アーカイブの「オープン・ライブラリー」では、絶版になっている著作品だけでなく、数万タイトルもの作品にアクセスできるようになっている。
イギリスで最も栄えある文学賞とされる「マン・ブッカー賞」だが、これまで18年間、賞金などを提供してきたヘッジファンドのマン・グループが今年限りでスポンサーから撤退すると発表し、ブッカー賞側は新しいスポンサー探しに奔走している、とイギリスの複数のメディアが伝えた。
イギリスの出版社は人種雑多なロンドンに集中しているのにもかかわらず、出版社に勤めるBAME(Black, Asian and Minority Ethnicの略)の割合は11%で、ロンドン市の40%には及ばない状態であると英ガーディアン紙が伝えている。 42団体6432人に対するアンケートを集計したところ、「だいぶ改善されてきた」とはいうものの、人種のダイバーシティーや、ロンドンでの一極集中で […]
2019年を迎えてイギリスではオーディオブック、政治ノンフィクション、ブッククラブやニッチな定額読み放題サービスなどに期待がかかっているが、昨年のトップ100ベストセラーからわかる読書傾向を経済紙フォーブスが分析している。
HON.jp News Blogで2018年に掲載した海外ニュースの中から、多くの人に読まれた記事をピックアップしました。10位から1位までのカウントダウン形式でご紹介します。
クレジットカードで使い込みをしたとして、『ハリー・ポッター』著者のJ・K・ローリングに訴えられていたアシスタントが、法廷で「気っ風はいいけれど、忙しすぎる上司だった」と証言した、と英ガーディアン紙が伝えている。
2015年にスヴェトラーナ・アレクシエーヴィチがノーベル文学賞を受賞したとき、『セカンドハンドの時代』の英語翻訳権を握っていたのはイギリスのインディペンデント出版社であるフィッツカラルド・エディションズで、その後北米での英語版権をランダムハウスに多額で売ることで潤った。このように、大手の目が行き届かない才能を見極める目利きとして、インディペンデント出版社の力が注目されているとウォール・ストリート […]
イギリス南部サザンプトンにある小さな本屋さんが呼びかけたボランティアに応じた地元の人々が蔵書を次々に手渡して引越しを済ませた、と複数のメディアが報じる微笑ましいニュースがあった
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