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イギリス南部サザンプトンにある小さな本屋さんが呼びかけたボランティアに応じた地元の人々が蔵書を次々に手渡して引越しを済ませた、と複数のメディアが報じる微笑ましいニュースがあった
商店街の一角で40年前に開店したこの本屋さんは、地元の“ラジカル”な人々の憩いの場となっていたが、店賃が高騰したため昨年暮れに引越しを決めた。ちょうど傍にあった元銀行の建物が空いたのをきっかけに地元の支援を受けて半年間で資金を集め物件を買収するに至ったという。
残る課題は数人しかいないスタッフでどうやって150メートル先のビルに蔵書を運ぶかだったが、100人ちょっといればバケツリレーで運べるのではないかと思い立ち、近所でチラシを配るなどして引越し手伝いを呼びかけたところ、引越し当日の日曜日の朝、250人もの人が集まった。こうして1時間もしないうちに2万冊の本を移すことができたそうだ。
One hour. 200+ people. One stock room, emptied. THAT is community, friends pic.twitter.com/LbgeAUMa3y
— OctoberBooks (@OctoberBooks) 2018年10月28日
参考リンク
英デイリー・メールの記事
https://www.dailymail.co.uk/news/article-6333667/Human-chain-helps-not-profit-bookshop-20-000-volumes-new-premises-160-yards-away.html
米ワシントン・ポストの記事