英ブッカー賞の新スポンサーはカリフォルニアのIT長者夫婦

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 18年間、資金支援をしてきたマン・グループに代わり、来年からブッカー賞のスポンサーとなるのは、セコイア・キャピタルで巨万の富を築いたカリフォルニアのIT長者夫婦のチャリティー基金「クランクスタート」との発表があった。

 マイケル・モリッツとハリエット・ヘイマン夫婦は2人ともライターでもある。来年のブッカー賞が発表された後の6月1日をもって、2人が運営するチャリティー基金「クランクスタート」が最低5年間は支援していくこととなった。同賞はこれまで「マン・ブッカー賞」と呼ばれてきたが、単に「ブッカー賞」とし、引き続きアメリカ人作家も対象となる。

 モリッツ氏は「私たち夫婦が本を読まない日など考えられない。ブッカー賞は素晴らしいフィクションを通して文学の推進に尽くしてきた。今でこそ世界を飛び回る毎日だが、私は元々イギリス生まれで、イギリス文学に育てられた。これからも世界最高の文学作品を祝う賞を支えられることを幸運に思う」とコメントしている。

参考リンク

ガーディアン紙の記事
https://www.theguardian.com/books/2019/feb/28/booker-prize-silicon-valley-billionaire-takes-over-as-new-sponsor
BBC Newsの記事
https://www.bbc.com/news/entertainment-arts-47393880

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About 大原ケイ 180 Articles
NPO法人HON.jp 理事。日米で育ち、バイリンガルとして日本とアメリカで本に親しんできたバックグランドから、講談社のアメリカ法人やランダムハウスと講談社の提携事業に関わる。2008年に版権業務を代行するエージェントとして独立。主に日本の著作を欧米の編集者の元に持ち込む仕事をしていたところ、グーグルのブックスキャンプロジェクトやアマゾンのキンドル発売をきっかけに、アメリカの出版業界事情を日本に向けてレポートするようになった。著作に『ルポ 電子書籍大国アメリカ』(2010年、アスキー新書)、それをアップデートしたEブックなどがある。
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