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海外ニュース

米児童書の各賞発表

 全米図書館協会から授与されるニューベリー賞、カルデコット賞は、公共図書館司書や子育て中の親に影響力のある文学賞であり、シアトルで開催された今年の Youth Media Awards の式典で他の児童書賞と同時に発表になった。

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海外ニュース

米インディー書店は2018年も好調

 毎年全米のインディペンデント書店が集い、情報交換をする Winter Institute の会員に対し、全米書店協会(American Booksellers Association、以下ABA)のオレン・テイチャー(Oren Teicher)CEOから昨年の状況についての報告があったと業界紙パブリッシャーズ・ウィークリーが伝えている。

出版業界気になるニュースまとめ
週刊出版ニュースまとめ&コラム

「ブログでメシが食えるか? 最終回」「2018年回顧、2019年動向予想」など、出版業界気になるニュースまとめ #354(2018年12月24日~2019年1月6日)

 2018年12月24日~2019年1月6日は「ブログでメシが食えるか? 最終回」「2018年回顧、2019年動向予想」などが話題に。編集長 鷹野が気になった出版業界のニュースをまとめ、独自の視点でコメントしてあります。

出版業界気になるニュースまとめ
週刊出版ニュースまとめ&コラム

「超党派議員連盟、読書バリアフリー法案提出へ」「Yahoo!ブックストアがebookjapanに統合へ」など、出版業界気になるニュースまとめ #353(2018年12月17日~23日)

 2018年12月17日~23日は「超党派議員連盟、読書バリアフリー法案提出へ」「Yahoo!ブックストアがebookjapanに統合へ」などが話題に。編集長 鷹野が気になった出版業界のニュースをまとめ、独自の視点でコメントしてあります。

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海外ニュース

2019年、米出版業界が期待するのはオーディオブックのさらなる成長

 アメリカではオーディオブック産業は昔から人気のある分野だったが、スマホ普及のおかげで、2017年はグーグル、ウォルマート、インスタリードなどが参戦し、2018年は特にその流通チャンネルが整った年だといえる。ゆえに2019年はどの出版社もこの汽車に乗り遅れてはならないと考えている、と経済誌フォーブスが伝えている。

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海外ニュース

米印刷工場のボトルネックでクリスマス商戦に本が間に合わない事態に

 政治ニュースでめまぐるしかった2018年のアメリカだが、出版社にとっては意外な「当たり年」だった。ハードカバー売上冊数が上がり、インディペンデント書店の売上も前年比で5%増と、版元だけでなく著者やエージェントにとってこれはうれしい悲鳴のはずだが、クリスマス商戦という1年で最も大事なかき入れどきに印刷工場では注文が捌き切れず、在庫が足りなくなっているタイトルもある、とニューヨーク・タイムズが報じて […]

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海外ニュース

インスタグラムはインディペンデント書店を救うか

 インターネットがインディペンデント書店を殺した、のではないかもしれない。1995年以来アマゾンの台頭で「ブリック&モルタル」と呼ばれるリアル書店の危機が言われてきたし、2007年にキンドルのデバイスを発表すればしたで紙の本がなくなるとまで言われていた。だが大手チェーンのバーンズ&ノーブルの迷走やボーダーズ倒産にもかかわらず、家族経営のインディペンデント書店数は微増している。そして本を殺すといわれ […]

出版業界気になるニュースまとめ
週刊出版ニュースまとめ&コラム

「違法ダウンロード範囲拡大へ」「マンガBANG!で著作権トラブル」など、出版業界気になるニュースまとめ #351(2018年12月3日~12月9日)

 2018年12月3日~12月9日は「違法ダウンロード範囲拡大方針まとまる」「マンガBANG!で著作権トラブル」などが話題に。編集長 鷹野が気になった出版業界のニュースをまとめ、独自の視点でコメントしてあります。

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海外ニュース

米上訴審で使用済み音楽ファイル転売は著作権法違反の判決、出版業界も安堵

 ReDigi社が2011年に初めて試みた著作権付き「使用済み」音楽ファイルの市場(具体的にはユーザーが既に購入したiTunesの曲を売り買いするプラットフォーム)を作るのは、著作権法に抵触するという合衆国控訴裁判所の判決がようやく下ったと、業界誌パブリッシャーズ・ウィークリーをはじめとする複数のメディアが伝えている。

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コラム

日本のマスコミが伝えない日本の本の海外での評価はどれだけスゴいのかスゴくないのか

 毎年のように村上春樹がノーベル賞をとるんじゃないかと騒ぎ、イギリス人のカズオ・イシグロがとったらとったで“名誉日本人”扱いしたがるほど、日本人は文学賞という「お墨付き」に弱いようだ。  今年は多和田葉子が『献灯使』で全米図書賞の翻訳部門を受賞し、村田沙耶香の『コンビニ人間』が文芸誌ニューヨーカーの「今年のベスト」に選ばれたと騒いでいるが、実際のところ、これらは地元でどのぐらいの影響力がある栄誉な […]

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海外ニュース

アメリカ最大手取次が2位を買収か? 連邦取引委員会が調査を開始

 米最大手の書籍取次イングラムが、第2位のベイカー&テイラーの買収を打診し、これを受けて連邦取引委員会(Federal Trade Commission, 以下FTC)が調査し始めたことを、出版関連のニュースレターを発行しているShelf Awarenessがすっぱ抜き、続いて業界誌パブリッシャーズ・ウィークリーが伝えるまでになっている。