米インディー書店は2018年も好調

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 毎年全米のインディペンデント書店が集い、情報交換をする Winter Institute の会員に対し、全米書店協会(American Booksellers Association、以下ABA)のオレン・テイチャー(Oren Teicher)CEOから昨年の状況についての報告があったと業界紙パブリッシャーズ・ウィークリーが伝えている。

 ABA会員のインディペンデント書店での売上は、前年比で5%伸びた。さらにABAが提供するインディー書店向けオンライン書籍販売サービス IndieCommerce を利用しているインディー書店では前年比10%の伸びが報告されており、全体で見ると、この5年で7.5%の売り上げ増があったという。

 この伸びは、ABAの会員書店が95店舗増えたことによるところが大きい。新店舗にはミステリー専門書店、児童書書店、コミュニティー協同組合運営の書店の他に、既存書店の姉妹店も含まれる。

 一方で、書店チェーンのバーンズ&ノーブルでも、ようやく2017年年末商戦の売り上げ成績が前年比を4%ほど上まわったと報告されている。

参考リンク

American Booksellers Associationのオレン・テイチャー会長からの手紙
https://www.bookweb.org/news/letter-aba-ceo-oren-teicher-109538
パブリッシャーズ・ウィークリーの記事
https://www.publishersweekly.com/pw/by-topic/industry-news/bookselling/article/79027-sales-at-indies-up-5-in-2018-as-aba-adds-95-stores.html
https://www.publishersweekly.com/pw/by-topic/industry-news/bookselling/article/78959-holiday-comps-rose-4-0-at-b-n.html

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About 大原ケイ 148 Articles
NPO法人HON.jp 理事。日米で育ち、バイリンガルとして日本とアメリカで本に親しんできたバックグランドから、講談社のアメリカ法人やランダムハウスと講談社の提携事業に関わる。2008年に版権業務を代行するエージェントとして独立。主に日本の著作を欧米の編集者の元に持ち込む仕事をしていたところ、グーグルのブックスキャンプロジェクトやアマゾンのキンドル発売をきっかけに、アメリカの出版業界事情を日本に向けてレポートするようになった。著作に『ルポ 電子書籍大国アメリカ』(2010年、アスキー新書)、それをアップデートしたEブックなどがある。

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