米セルフパブリッシング人材紹介のReedsyがディスカバラビリティサービスを開始

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 少しでも多くの読者の目に留まるよう、セルフパブリッシングの著者が自腹を切ってフェイスブックやアマゾンで広告を買う中、このコミュニティーに編集者やデザイナーなどの人材リソースを紹介してきたReedsy(リージー)は、「Reedsy Discovery」という販促サービスを開始した。[編注:ディスカバラビリティ(discoverability)は「発見される能力」の意味]

 このプロモーションに参加すると、タイトル、あらすじ、カバー画像などをあらかじめリージーが厳選した、経験やジャンルの知識があるレビュアーに作品が送られる。受け取り側でも、レビューしたい作品を選べるようにしてある。

 その上で、著者が決めた日に一斉に、読者がサンプルチャプターを読んだり、コメントしたり、レビューを読んだり、そしてもちろん好きなオンライン書店で買えるようにするという仕組みだ。

 フォーブス誌が、リージー創立者でCEOのエマニュエル・ナタフにインタビューし、今年のセルフパブリッシング著書のトレンドについて聞いている。

 2017年には、全米で既存の出版社からの刊行点数30万タイトルに対し、セルフパブリッシングの本は100万タイトルを突破した。リージーでは、人間によるキュレーションと、機械学習のアルゴリズムによって、玉石混交の中から大きな原石を探し出し、機械頼りのアマゾンの「オススメ」Eメールを超えるサービスを作ろうとしている。

 この記事の中で、ナタフは「エスケープ・フィクション」「YAフィクション」「自伝/メモワール」が期待できるジャンルだと答えている。

参考リンク

デジタル・リーダーの記事
https://the-digital-reader.com/2019/03/04/reedsy-launches-a-book-discovery-service/
フォーブス誌の記事
https://www.forbes.com/sites/adamrowe1/2019/03/04/3-big-trends-in-2019-indie-books-according-to-publishing-startup-reedsys-ceo/

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About 大原ケイ 196 Articles
NPO法人HON.jp 理事。日米で育ち、バイリンガルとして日本とアメリカで本に親しんできたバックグランドから、講談社のアメリカ法人やランダムハウスと講談社の提携事業に関わる。2008年に版権業務を代行するエージェントとして独立。主に日本の著作を欧米の編集者の元に持ち込む仕事をしていたところ、グーグルのブックスキャンプロジェクトやアマゾンのキンドル発売をきっかけに、アメリカの出版業界事情を日本に向けてレポートするようになった。著作に『ルポ 電子書籍大国アメリカ』(2010年、アスキー新書)、それをアップデートしたEブックなどがある。
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