Books&Cloud
国内ニュース

電書制作・販売開始時点でみなし売上を先払い ~ 電子出版における「取次金融」の担い手を目指す新サービス

 株式会社Books&Companyは9月10日、電子書籍のみなし売上を先払いする制作サービス「Books&Cloud(ブックスアンドクラウド)」を開始した。同社が電子書籍を制作し販売を開始した時点で、実際の売上とは無関係に50ダウンロードぶんが出版社へ支払われる。電子出版における「取次金融」の担い手を目指すサービスと言える。

No Picture
お知らせ

「HON.jp News Blog」がスタートしました

 本日正式スタートした「HON.jp News Blog」は、激動の時を迎えた「出版(publishing)」という営みの未来を拓くため、革新的(イノベーティブ)な動きや考えをニュース・コラム・インタビューなどの形で紹介・提案することにより、界隈の健全な発展に寄与する非営利のメディアです。 ■ HON.jp News Blog ホームhttps://hon.jp/news/hon.jp/news […]

hon.jp
お知らせ

温故知新 2004年創刊「hon.jp DayWatch」から見える出版の未来──JEPAセミナー資料を公開します

 EPUBを日本で最初に紹介したのもhon.jp DayWatch、それに触発されてJEPA「EPUB研究会」が発足し、ブラウザへの日本語組版導入になりました。日本電子出版協会(JEPA)は9月26日、NPO法人日本独立作家同盟との共催で、セミナー“温故知新 2004年創刊「hon.jp DayWatch」から見える出版の未来”を開催します。「hon.jp DayWatch」で過去に配信されたニュ […]

まとめ
週刊出版ニュースまとめ&コラム

「海賊版サイト対策中間まとめ、反対多くまとまらず」「静止画ダウンロードの違法化を総務省が先導」など出版業界関連の気になるニュースまとめ #340(2018年9月17日~23日)

 先週は「海賊版サイト対策中間まとめ、反対多くまとまらず」「静止画ダウンロードの違法化を総務省が先導」などが話題に。毎週月曜恒例の、出版業界関連気になるニュースまとめ、2018年9月17日~23日分。

東京大学本郷キャンパス情報学環ダイワユビキタス学術研究館
イベントレポート

デジタルアーカイブ整備推進法(仮称)要綱案に活発な意見 ~ デジタルアーカイブ学会法制度部会の意見交換会が実施

 デジタルアーカイブ学会の法制度部会は9月18日、東京大学本郷キャンパス 情報学環ダイワユビキタス学術研究館石橋信夫記念ホールにて、「デジタルアーカイブ整備推進法 (仮称)」に関する意見交換会を開催した。筆者も一般学会員の1人として参加してきたのでレポートする。

まとめ
週刊出版ニュースまとめ&コラム

「巨大IT企業を対象とした著作権保護強化改革案が欧州議会で可決」「海賊版対策検討会議の中間まとめ案に再び議論が紛糾」など出版業界関連の気になるニュースまとめ #339(2018年9月10日~16日)

 先週は「巨大IT企業を対象とした著作権保護強化改革案が欧州議会で可決」「海賊版対策検討会議の中間まとめ案に再び議論が紛糾」などが話題に。2018年9月10日~16日分です。

ニコ書
国内ニュース

「ニコニコ書籍」が「BOOK☆WALKER」へ統合、ユーザーがこれまで購入した作品はすべてそのまま移行

 株式会社ドワンゴは9月14日、同社が運営する電子書店の「ニコニコ書籍」アプリを、株式会社ブックウォーカーが運営する電子書店の「BOOK☆WALKER」アプリへ統合することを発表した。9月25日で「ニコニコ書籍」での電子書籍販売は終了する。「ニコニコ書籍」のユーザーは、これまで利用していたニコニコアカウントで、そのまま統合後の「BOOK☆WALKER」が利用できる。

アスパラ
国内ニュース

文系研究者向け出版支援サービス「アスパラ」と、理系研究者向け出版支援サービス「近代科学社DIGITAL」が展開開始

 株式会社インプレスR&Dは9月12日、イースト株式会社と株式会社マイクロコンテンツとの業務提携により、主に文系の研究者が学術書や専門書を1冊から出版できる支援サービス「アスパラ」の開設を発表した。ブランドオーナーはイーストで、編集はマイクロコンテンツ、制作と流通をインプレスR&Dの「NextPublishing」が担当する。

まとめ
週刊出版ニュースまとめ&コラム

「読書専用端末の時代は終わった?」「出版物の正規版配信認定マークにほとんどの電子書店が参加へ」など出版業界関連の気になるニュースまとめ #338(2018年9月3日~9日)

 先週は「読書専用端末の時代は終わった?」「出版物の正規版配信認定マークにほとんどの電子書店が参加へ」などが話題に。毎週月曜恒例の、出版業界関連気になるニュースまとめ、2018年9月3日~9日分です。

矢野
国内ニュース

矢野経済研究所、2018年国内総出版市場(紙+電子)を前年比5.0%減の1兆5100億円と予想

 株式会社矢野経済研究所は8月30日、国内出版市場に関する調査結果を発表した。紙と電子を合算した2018年の国内出版総市場は1兆5100億円(前年比5.0%減)で、うち書籍を7180億円(同3.5%減)、雑誌を7920億円(同6.4%減)と予測している、また、紙は1兆1960億円(同7.3%減)、電子は2400億円(同9.1%増)としている。

MMD研究所
国内ニュース

MMD研究所が「2018年8月 電子書籍の利用に関する調査」結果を公表

 モバイルに特化した調査研究機関のMMD研究所を運営するMMDLabo株式会社は8月30日、「2018年8月 電子書籍の利用に関する調査」の結果サマリーを公開した。電子書籍の利用経験は44.7%と半数近くになっており、1作品ずつ購入の電子書店・アプリでは「Kindle」が、定額読み放題では「dマガジン」が利用率1位となっている。

DAYS NEO
コラム

編集者への評価が可視化された講談社の新マンガ投稿サイト「DAYS NEO」

 講談社の新しいマンガ投稿サイト「DAYS NEO(https://daysneo.com/)」の仕組みを知ったとき、筆者は「やられた!」と思うのと同時に、同社のマンガ編集者たちのことが、ひとごとながら心配になった。どれだけの人が、この仕組みの意味に気づいているか。そして、そのことがもたらす未来が、どのようなものなのか。これはある意味、編集者にとって非常に残酷な仕組みなのだ。

ネクパブPODアワード
国内ニュース

インプレスR&D、賞金総額200万円の「ネクパブPODアワード2019」を昨年度に続き開催 ~ 著者向けPOD出版サービスを通じてAmazon PODで出版された本が対象

 株式会社インプレスR&Dは昨年度に引き続き、同社の運営する「著者向けPOD出版サービス」を利用してAmazon.co.jpでプリント・オンデマンド(POD)出版をした個人を対象に、賞金総額200万円の「ネクパブPODアワード2019」を開催する。応募受付期間は2019年2月10日まで。

まとめ
週刊出版ニュースまとめ&コラム

「大日本印刷のPOD受注がグループ外書店にも拡大」「海賊版対策検討会議と情報法制研究所のシンポでブロッキングの賛否激論」など出版業界関連の気になるニュースまとめ #337(2018年8月27日~9月2日)

 先週は「大日本印刷のPOD受注がグループ外書店にも拡大」「海賊版対策検討会議と情報法制研究所のシンポでブロッキングの賛否激論」などが話題に。毎週月曜恒例の、出版業界関連気になるニュースまとめ、2018年8月27日~9月2日分です。

ナンバーナイン小林社長
インタビュー

絶版マンガや単行本未収録作品などをすべてのストア・アプリへ届けたい ―― ナンバーナイン社の電子書籍配信代行事業

 株式会社ナンバーナインは7月26日、電子書籍配信代行事業の開始を発表した。リリース当初から200以上の作品を契約、うめ(小沢高広・妹尾朝子)『南国トムソーヤ』『うめ短編集 うめあわせ』や、山崎紗也夏『マイナス 完全版』などの配信代行を行っている。同社代表取締役社長の小林琢磨氏に、この配信代行事業のポイントを伺った。