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ブロガーやユーチューバーに続く本のヒットメーカーはポッドキャスターか?

 これまでもブロガーやユーチューバーがヒット本を出すことはあったが、次なるトレンドはポッドキャストのようだ。個人でもできるポッドキャストは、多種多様のコンテンツで低予算で製作でき、中には熱心なファンがいる番組もある。そこに出版社が目をつけ始めたとウォール・ストリート・ジャーナルが報じている。

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キンドルの読み放題サービスとヨメヨメ詐欺の攻防は続く

 今月1日に、米アマゾンのセルフ・パブリッシング・サービスである「キンドル・ダイレクト・パブリッシング(KDP)」が定額読み放題サービス「キンドル・アンリミテッド」に著作を提供する際のガイドラインを改定し、詐欺行為を予防する動きに出たが、まだまだ取り締まりが甘いとユーザーから指摘されているとフォーブス誌が報じている。

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米アマゾンが傘下のセルフ・パブリッシャー向けオンデマンド印刷サービスを統合

 米アマゾンのキンドル・ダイレクト・パブリシング(KDP)が「エクスパンデッド・ディストリビューション」というサービスを開始、セルフ・パブリッシングの著者がオンデマンドで自著のソフトカバー版をオーダーできるようにした、と GoodEReader が伝えている。

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絶版になった幻の投資指南書が、許可なく電子化されアマゾンで販売

 ブルームバーグによると、絶版になった幻の投資指南書が、許可なく電子化されアマゾンで販売されていた。海賊版が出回ったのは、ボストンに本社を置く Baupost の CEO であり、ヘッジファンド界の伝説的存在の Seth Klarman が1991年に上梓した『Margin of Safety』という本で、著者の許可なしにキンドル版が9.99ドルで売られ(今は停止)、訴訟問題になっている。

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歴代ブッカー賞、金賞はM・オンダーチェ『イギリス人の患者』

 1969年より半世紀続くイギリスのブッカー賞を祝う席で歴代の受賞書の中から「ベストの1冊」としてマイケル・オンダーチェの『イギリス人の患者』が選ばれた。これは一般から投票を募ったもので、『イギリス人の患者』は1992年にブッカー賞を受賞、1996年に映画化され、9部門でアカデミー賞を獲得した作品。オンライン投票で50年を10年一区切りで選ばれた5冊の中から最多票を集計、約9000人が投票した。

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「デジタル・ブック・ワールド」カンファレンスの注目株はオーディオブックとスマートデバイス

 アメリカでは電子書籍市場がピークを超えて縮小気味であるのに対し、オーディオブックが急成長を続けている。この10月2〜4日にテネシー州ナッシュビルで開催される「デジタル・ブック・ワールド」でも、オーディオブックやスマートデバイスに関するセミナーが用意されている。

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ニッチで少部数の文芸誌を対象にした新文学賞受賞3誌発表

 ニューヨークの上流社会の名士であり、メトロ美術館やクロムウェル・コリヤー誌のパトロンだったホワイティング夫人の名を冠したホワイティング賞は今年から、作家だけでなく文芸誌も対象に授与されることになり、初回はニッチな文芸誌3誌が合同で受賞、賞金を分けることとなった。

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Koboの新Clara HDは既に減りつつあるEリーダーのファンに向けられた機種か?

 楽天Koboの新機種 Clara HD を英のエンタメサイト、Verdict がレビューしている。アメリカでは出版社から出ている本の総売上げのうち、Eブックが占める割合が3年前の23%から2017年には14%に減り、代わりに紙の本とオーディオブックが数字を伸ばしているのを背景に、今なぜ新しい機種なのか?

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『大草原の小さな家』著者の人種差別的描写を理由に児童文学賞からインガルス・ワイルダーの名が消える

 全米図書館協会(American Library Association, 以下ALA)傘下の児童向け図書館サービス協会(Association for Library Service to Children, 以下ALSC)の理事会はこのほど全員一致で、ローラ・インガルス・ワイルダーの名前を児童書文学賞から取り除く決定をした。その理由として、協会は「ALSCのコアとなる価値観と、ワイルダーが描 […]