《この記事は約 2 分で読めます(1分で600字計算)》
楽天Koboの新機種 Clara HD を英のエンタメサイト、Verdict がレビューしている。アメリカでは出版社から出ている本の総売上げのうち、Eブックが占める割合が3年前の23%から2017年には14%に減り、代わりに紙の本とオーディオブックが数字を伸ばしているのを背景に、今なぜ新しい機種なのか?
- 166グラムと軽く、小さいのでキンドルの Paperwhite が大きく見えるぐらい。
- 全体のサイズは小さいがスクリーンの大きさは変わらず6インチで、キンドルと同じ、片手に収まるサイズなので立ったまま通勤する人には便利。
- E INK のスクリーンは明るく、バックライトの明暗を調節できる。[編注:元記事ママで表記してあるが、正しくはフロントライト]
- バッテリーの持ちもよく丈夫だが、残念なのは耐水性がないこと。
- コボでは英語圏で500万タイトルがダウンロードできる。これはキンドルより50万タイトルほど少ないが、質の低いエロ本がないだけだと思えば大したことはない。
- キンドルのように 3G は使えず、Wi-Fi のみ。
- Pocket アプリで読みたい記事をオフラインで読める。
- 内蔵メモリはキンドルの倍(アメリカのみ)である8GBなので6000タイトルを入れておける計算。
- 小さく持ちやすいという点ではキンドルより秀でている。
新しいユーザーを獲得する気はなく、これは既存のEリーダーファンの為の機種であり、動画や音声用の機能がない時点で「自身の棺桶にもう一つ釘を打ち付けた」としている。
関連リンク
Verdictのレビュー記事