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世界最大の量販店チェーン、ウォルマートが楽天のコボと提携して「Walmart eBooks by Rakuten Kobo」というEブックサイトを立ち上げた。これでアマゾンのキンドルサービスに対抗しうる、600万規模のタイトル数を揃え、Eブック貸出サービスやオーディオブックの定期購読にも着手すると、ニュースポータル、「デジタル・トレンズ」が伝えている。
新サービスに加え、これまで通り全3500店あるウォルマートの実店舗で、新発売となったコボのEリーダーデバイス、Clara HDや耐水性を謳ったAura Oneも引き続き販売する上、デバイスがなくともサイトでコボのアプリを使えばEブックが読める。
オーディオブックのサービスでは月額9.99ドルで1冊のオーディオブックをダウンロードできる。現在コボの機種にはオーディオブックが聞ける機能はついていないが、これから発売になる2世代目のAura Oneで可能になるのでは、とEブックニュースサイトのGood eReaderが予測している。
その一方でコボの3新機種(Aura H2O Edition, Kobo Aura Edition 2, Kobo ClaraHD)にOverDriveを通して、地元の公立図書館からEブックを借りられる機能がついた。OverDriveと提携している図書館の貸出カードとコボがあれば、その場で登録でき、本が欲しければそのままEブック版を購入できる。
参考リンク
Digital Trendsの記事
https://www.digitaltrends.com/mobile/walmart-ebooks-by-rakuten-kobo-launch/
Good eReaderの記事
https://goodereader.com/blog/electronic-readers/here-is-everything-you-need-to-know-about-kobo-at-walmart-in-the-us
OverDriveに関するGood eReaderの記事