米アマゾンが傘下のセルフ・パブリッシャー向けオンデマンド印刷サービスを統合

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 米アマゾンのキンドル・ダイレクト・パブリシング(KDP)が「エクスパンデッド・ディストリビューション」というサービスを開始、セルフ・パブリッシングの著者がオンデマンドで自著のソフトカバー版をオーダーできるようにした、と GoodEReader が伝えている。

 これまでも CreateSpace というアマゾン傘下のサービスでオンデマンド版は注文できるようになっていたが、これですべて KDP に飲み込まれる形となるようだ。

 CreateSpace は元々2000年に BookSurge という名前で立ち上がり、著者がセルフ・パブリシングできるように校正やカバーデザインのサービスを提供する一方で、その本をオンデマンド印刷で注文できるようにしたサイトだった。

 2005年にアマゾンが買収し、CreateSpace と改称。KDP との統合の一環として、独自のオンライン書店を閉鎖。今年になってから BookSurge 時代の従業員50人以上を解雇し、4月にセルフ・パブリシングのサービスを停止。オンデマンド本のサービスだけになっていた。

参考リンク

GoodEReaderの記事:
https://goodereader.com/blog/indie-author-news/kdp-print-launches-expanded-distribution-to-bookstores

CreateSpaceの解雇を伝えるポスト&クーリエの記事:
https://www.postandcourier.com/business/amazon-laying-off-workers-at-north-charleston-self-publishing-business/article_d623bb16-f7d0-11e7-bef2-d3a151f19a96.html

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About 大原ケイ 135 Articles
NPO法人日本独立作家同盟 理事。日米で育ち、バイリンガルとして日本とアメリカで本に親しんできたバックグランドから、講談社のアメリカ法人やランダムハウスと講談社の提携事業に関わる。2008年に版権業務を代行するエージェントとして独立。主に日本の著作を欧米の編集者の元に持ち込む仕事をしていたところ、グーグルのブックスキャンプロジェクトやアマゾンのキンドル発売をきっかけに、アメリカの出版業界事情を日本に向けてレポートするようになった。著作に『ルポ 電子書籍大国アメリカ』(2010年、アスキー新書)、それをアップデートしたEブックなどがある。

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