加Rakuten Kobo社、Kobo Writing Lifeから直接電子書籍を図書館に公開できるサービスを実験中

【編集部記事】米国の電子書籍ニュースサイト「The Digital Reader」によると、楽天グループのRakuten Kobo社(本社:カナダ・オンタリオ州)が、自社の個人作家向け電子書籍投稿プラットフォーム「Kobo Writing Life」作品を、図書館ネットワークに公開させるベータ実験を開始しているとのこと。

 これは、同じ楽天グループのOverDrive社(本社:米国オハイオ州)との連携実験で、「Kobo Writing Life」上の作家が、OverDriveプラットフォームと契約している図書館に作品公開させる新サービスに向けたもの。昨年第4四半期から200作品ほど手動実験で公開しており、今月からその実験が第2フェーズに入り、最終的には作家の管理画面上でオプトイン方式で図書館向けの販売価格を設定できるようにしたい模様。【hon.jp】

問合せ先:The Digital Readerの記事( http://the-digital-reader.com/2017/01/19/kobo-now-beta-testing-distribution-overdrive/

オーディオブック技術も進化、擬似”3Dサラウンド”化する新サービス「koob」

【編集部記事】スペインの電子出版コンサルティング会社Dosdoce.com(本社:スペイン・マドリード市)が、米国のナレーション代行ベンチャーVoice Society社(本社:米国テキサス州)が今月発表した新種のオーディオブック技術を紹介している。

 オーディオブックは単純にプロナレーターが文字を朗読するものが一般的だが、Voice Society社が発表したのは「koob」という擬似的に”3Dサラウンド”化されたオーディオブック制作サービス。ヘッドフォンの左右切り替え+バックグランド音声を駆使し、聞き手が本当にその作品世界の中にいるかのように錯覚させることに成功している。

 下記URLで、実際に同サービスのデモ作品を視聴できる(要:ステレオヘッドフォン)。【hon.jp】

問合せ先:koobのデモページ( http://www.koobaudio.com/

IDPF+W3Cの組織統合説明フォーラムで紛糾、Bill McCoy氏の報酬非公開が問題に

【編集部記事】米Publishers Weeklyによると、業界標準電子書籍ファイルフォーマット「EPUB」を推進するIDPF(本部:米国ワシントンD.C.)が現地時間1月18日にニューヨーク市内で開催したWorld Wide Web Consortium(本部:米国マサチューセッツ州、以後:W3C)との組織統合計画の公開説明フォーラムの様子を伝えている。

 記事によると、反対派などの出席もあって会場は紛糾気味。とくに、会場からIDPF代表Bill McCoy氏の移籍後のW3C側から受けとる報酬(最低1,100万円)が非公開となっている点について質問が上がると、その額については非公開としながら「IDPF代表時の報酬よりは低い額だ」と返答。しかし、その一方で、「IDPF会員をW3C側に勧誘できれば、報酬は以前よりもアップする」と既存会員勧誘と、自身の収入との間でインセンティブが働いていることを明らかにしたとのこと。【hon.jp】

問合せ先:Publishers Weeklyの記事( http://www.publishersweekly.com/pw/by-topic/industry-news/trade-shows-events/article/72531-idpf-finalizes-w3c-merger.html

英Pearsonグループ、保有するPenguin Random House株すべてを売却することを決定

【編集部記事】英The Booksellerによると、出版社最大手Penguin Random House社(本社:米国ニューヨーク州)の株式47%を保有する英Pearsonグループが、同社株すべてを手放す方針を決定したとのこと。

 Penguin Random House社は、英Pearsonグループ傘下のPenguin社と、独Bertelsmannグループ傘下の米Random House社が、2012年に合併してできた米国出版社最大手。教育事業分野への経営資源集中を明らかにしているPearsonグループによる同社株売却は昨年から噂されてきたが、経営陣がついに公式に決定した模様。今後、Penguin Random House社のもう一方の大株主である独Bertelsmannグループとその買取金額について協議に入る。

 なお、これと並行して、Personグループでは教育事業分野の拡大に向け、電子書籍価格を半額にまで落とす方針も明らかにしているとのこと。【hon.jp】

問合せ先:英The Booksellerの記事( http://www.thebookseller.com/news/pearson-slash-e-book-rental-prices-50-digital-push-472356

EU議会、昨年11月のEU司法裁判所の判決を受け、加盟28国の公共図書館すべてで電子書籍貸し出し自由化させる方針

【編集部記事】英The Booksellerによると、公共図書館での電子書籍貸し出しを巡り、「紙書籍のように、1作品の同時閲覧者数を1名に制限できるのであれば、2006年のEU指令が適用される」との昨年11月のEU裁判所判決を受け、EU議会で現在審議中の著作権法改正案にそれが反映される公算が高くなったとのこと。

 EUは2006年、民間での書籍レンタルについての可否は著作権者に判断を委ねつつも、公共図書館に限りその除外対象とすべきと加盟国に指令を発している。しかし、電子書籍の取り扱いについては文中に含まれていなかったため、昨年、その解釈を巡り公共図書館協会Vereniging Openbare Bibliotheken(本部:オランダ・デンハーグ市)と複写権徴収団体Stichting Leenrecht(本部:オランダ・北ホラント州)で解釈に相違が発生し、EU司法裁判所(本部:ルクセンブルク大公国)で雌雄を決することなり、11月に前者が勝利した。

 記事によると、この判決が現在EU議会で審議されている著作権法改正案にもさっそく大きな影響を与えており、早ければ年末にも加盟28カ国の公共図書館すべてが紙書籍と同等に自主判断で電子書籍の貸し出しが可能になるかもしれないとのこと。【hon.jp】

問合せ先:英The Booksellerの記事( http://www.thebookseller.com/news/brussels-hears-further-arguments-support-e-lending-470431

日本電子出版協会、「Google Books裁判の総括と日本のナショナルアーカイブ戦略」セミナーを3月15日に東京都・丸の内で開催

【編集部記事】一般社団法人日本電子出版協会(本部:東京都千代田区、以後:JEPA)は3月15日午後、東京・丸の内で「Google Books裁判の総括と日本のナショナルアーカイブ戦略」セミナーを開催する。

 本セミナーでは、森・濱田松本法律事務所の松田政行弁護士が登壇予定で、昨年4月にGoogle社勝利で終結したGoogle Books裁判を日本の国立国会図書館のナショナルアーカイブ構想と対比して論じる予定。

 定員100名で、一般の参加費は5,000円、JEPA会員社は無料。概要は下記サイト参照のこと。【hon.jp】

問合せ先:「Google Books裁判の総括と日本のナショナルアーカイブ戦略」セミナーの概要( http://kokucheese.com/event/index/448743/

加Rakuten Kobo社、南アの大手書店チェーンExclusive Books社の電子書籍ストア事業を承継

【編集部記事】楽天グループのRakuten Kobo社(本社:カナダ・オンタリオ州)は現地時間1月17日、南アフリカ共和国+ボツワナ共和国で41店舗を展開する書店チェーン「Exclusive Books」(本社:南アフリカ共和国ヨハネスブルグ市)の電子書籍ストア事業を承継したと発表した。

 Exclusive Books社は現地の大手新聞社グループTimes Media Group傘下の書店チェーンで、電子書籍ストアは自社ECサイト内で2010年にオープン。一方のRakuten Kobo社も2012年から同国内で電子書籍端末の販売をスタートしている。今回、Exclusive Books側は運営をRakuen Kobo社に承継させるに伴い、現会員ユーザーに移行手順について連絡メールを送信したとのこと。

 Exlusive Books側は、6月までには会員ユーザーの移行を完了させたいとしている。【hon.jp】

問合せ先:Exclusive Books社の告知( http://blog.exclusivebooks.co.za/exclusive-books-partners-with-kobo/

Microsoft社、4月実施予定のWindows 10大幅アップグレードで、電子書籍ストアも開店か

【編集部記事】米国のPC系ニュースサイト「MSPowerUser」によると、Microsoft社(本社:米国ワシントン州)が、今年4月に実施予定しているPC用OS「Windows 10」の大規模アップグレード(コードネーム:Windows 10 Creators Update)に合わせて、電子書籍ストアもオープンさせる可能性が高いとのこと。

 これは、同サイトが入手した社内開発版リークで確認されたもので、標準アプリストア「Windows Store」の1コーナーとなる模様。Microsoft社自体は、すでに同アップデートで標準Webブラウザ「Edge」でEPUB形式の電子書籍ビューワ機能を追加させることを明らかにしているため、Edgeをそのままビューワアプリとして活用するものと想像される。

 Windows Storeでは現在、音楽やゲーム等の販売コーナーは設置しているが、電子書籍については提供していない。もし実際に追加されるなら、2000年代前半のPDAブーム時以来の再参入となる。【hon.jp】

問合せ先:MSPowerUserの記事( https://mspoweruser.com/first-look-windows-10s-upcoming-store-e-books/

新潮社の「マンガで読む嘘つき中国共産党」、発売前にもかかわらず中国語版が米国Amazonで人気

【編集部記事】米国Amazonサイトで、発売前にもかかわらず株式会社新潮社(本社:東京都新宿区)の作品の中国語版が、電子書籍カテゴリー1位に浮上するという事態が発生している。

 この作品は日本でも発売前(明日発売予定)となっている書籍「マンガで読む嘘つき中国共産党」(著:辣椒)の中国語版「變態辣椒――流亡中的漫畫家 Chinese Cartoonist in Exile」で、米国Amazon Kindleストアの中国語電子書籍ランキングで1位に急浮上。

 作品紹介文に「F*ck you, Xi JinPing!」と書かれていることもあって、まあ、中国国内での発売は、当面無理そうだ。【hon.jp】

問合せ先:米国Kindleストアでの「變態辣椒――流亡中的漫畫家 Chinese Cartoonist in Exile」作品ページ( https://www.amazon.com/dp/B01NAN72UV/

欧州系コミックの名作「Tintin」、初期シリーズ「Tintin au pays des Soviets」が電子コミックアプリで復活

【編集部記事】フランスの電子書籍ニュースサイト「ID BOOX」によると、欧州系コミックの名作「Tintin(邦題:タンタンの冒険)」の初期シリーズである、「Tintin au pays des Soviets(邦題:タンタン ソビエトへ)」が、フランス国内でiPhone/iPad向け電子コミックとして発売されたとのこと。

 Tintinは、少年記者Tintinが主人公の冒険コミック。第二次世界大戦前のファシズムvs.共産党運動動乱期にあった1929年、ベルギーの作家Hergé(ペンネーム、故人)が新聞で連載を開始し、その後欧州系コミックの代名詞となった。今回アプリとして公開された「Tintin au pays des Soviets」はまさにその初期シリーズで、今回の電子化を記念して初めてフルカラー化が実現されたとのこと。

 今回フルカラー化・電子化を担当したのは、Hergé作品の作品管理法人であるMoulinsart社(本社:ベルギー・ブルッセル市)で、まずはフランス語版のみ販売を開始した。【hon.jp】

問合せ先:ID BOOXの記事( http://www.idboox.com/applis-et-ebooks-adultes/tintin-au-pays-des-soviets-lebook-et-lalbum-en-couleur/

ダイレクトクラウド、Windows用EPUB電子書籍オーサリングソフト「namo AUTHOR」にPDF→EPUB変換機能

【編集部記事】電子書籍ストアソリューション「Wisebook」等を提供している株式会社ダイレクトクラウド(本社:東京都新宿区)は1月17日、自社のWindows用インタラクティブ電子書籍オーサリングソフト「namo AUTHOR(ナモオーサー)」に、PDF→EPUB変換機能を追加したと発表した。

 namo AUTHORは、インタラクティブなEPUB電子書籍ファイル制作をするための有償ソフトで、スタンダード版(年間ライセンス30,000円)とプレミアム版(同40,000円)の2種類のライセンス方式を採用。今回、後者のプレミアム版ユーザー向けに、PDF→EPUB変換機能「PDF Converter」を追加。

 30日間限定のお試し版も公開されており、それでこの新しいPDF取り込み機能も体験できるようになっている。【hon.jp】

問合せ先:「namo AUTHOR」の製品概要ページ( http://www.wisebook.jp/namoauthor

アイルランドのダブリン大学、刊行100周年を記念しJames Joyce作「若き芸術家の肖像」電子書籍版とオーディオブック版を無料公開

【編集部記事】アイルランドのUniversity College Dublin大学(本部:アイルランド・ダブリン市)は年末に、アイルランド出身の小説家James Joyce氏(故人)の代表作の1つである「A Portrait of the Artist as a Young Man(邦題:若き芸術家の肖像)」の刊行100周年を記念し、電子書籍・オーディオブックをネット上で無料公開された。

 今回Creative Commonsライセンス下で無料公開されたのは英語版で、EPUB/MOBI版の電子書籍フォーマットで公開し、さらにオーディオブック版ではアイルランドのプロ俳優2名を採用。公開サイトでは登場人物たちの関係を説明したYouTubeビデオや、舞台となったアイルランドの各地の位置などもGoogle Map上で紹介している。【hon.jp】

問合せ先:「A Portrait of the Artist as a Young Man」100周年記念サイト( http://www.joyceportrait100.com/

10月に更迭されたMaria Pallante元米国著作権局長、米国の出版社団体AAPの代表に就任

【編集部記事】米国の出版社団体Association of American Publishers(本部:米国ニューヨーク州、以後:AAP)は現地時間1月12日、昨年10月に更迭・辞職した前・米国著作権局長のMaria Pallante氏が同団体のCEOに就任したと発表した。

 昨年10月に発生したPallante氏の即日更迭は異例の事態で、なおかつ大統領選挙直前だったため、現地の知財関係者の間ではちょっとした騒ぎになっている。AAP側は、ワシントンD.C.内の事情に詳しいPallante氏を代表に据えることで、トランプ新政権発足で不透明感が増しつつあるロビー活動の強化を期待している模様だ。【hon.jp】

問合せ先:AAPの発表( http://newsroom.publishers.org/the-association-of-american-publishers-aap-names-maria-a-pallante-as-president-and-ceo/

米OverDrive、「EPUBという登録商標がMITの所有物になる」として IDPF+W3C組織統合プラン阻止運動をスタート

【編集部記事】米国の電子書籍ニュースサイト「The Digital Reader」によると、楽天グループの図書館向け電子書籍プラットフォーム大手OverDrive社(本社:米国オハイオ州)が、今月にもスタートする業界標準電子書籍ファイルフォーマット「EPUB」を推進するIDPF(本部:米国ワシントンD.C.)とWorld Wide Web Consortium(本部:米国マサチューセッツ州、以後:W3C)との統合計画について、阻止を要請するネット運動をスタートしたとのこと。

 OverDrive社は昨年時点からIDPF/W3C統合に反対の立場をとっていたが、「EPUBという登録商標がMITの所有下になる」などの理由から最後の阻止運動「Save the IDPF. Save EPUB.」をスタートした模様。賛同する関係者たちの参加を要請している。【hon.jp】

問合せ先:The Digital Readerの記事( http://the-digital-reader.com/2017/01/12/last-ditch-effort-block-w3c-takeover-idpf/

リックテレコム、直営電子書籍ストア「リックテレコム電子Books」を使い自社書籍購入者に電子版を無料提供

【編集部記事】IT関連書出版の株式会社リックテレコム(本社:東京都文京区)は1月13日、自社の専門電子書籍ストア「リックテレコム電子Books」で紙書籍の購入者に電子書籍版を無料プレゼントするサービスを開始した。

 「リックテレコム電子Books」はEPUB3形式の電子書籍を販売している自社ストアで、バックエンドシステムはアイプレスジャパン株式会社(本社:千葉県流山市)の「コンテン堂」モール機能を活用している。電子書籍の無料提供第一弾となるのは同日販売が開始された「平成29年度 情報セキュリティマネジメント完全対策」(橋本純生/岡田政紀/櫻井智恵/監修:佐々木健美)で、書籍内に印字されたクーポンコードをサイト上で入力することで実現する。【hon.jp】

問合せ先:書籍「平成29年度 情報セキュリティマネジメント完全対策」の概要ページ( http://www.ric.co.jp/book/contents/book_1079.html

中国ECサイト大手「dangdang.com」、2016年に自社の電子書籍購入ユーザーが+55%増

【編集部記事】新華社通信によると、中国ECサイト大手の1つ「dangdang.com」(本社:中国北京市、当当網)が現地1月9日に出版社向けカンファレンスにおいて、自社の電子書籍部門の現況について報告した。

 それによると、同サイトの電子書籍コーナーにおける購入会員は前年比で+55%増で4,000万人を突破、30歳以下のユーザーが全体の67%を占めているとのこと。

 dangdang.comはもともと書籍販売に強いEC大手サイトで、5年前から電子書籍の販売に参入し、自社独自の電子ペーパー型電子書籍端末「doucon(都看)」も販売している。【hon.jp】

問合せ先:新華社通信の記事( http://news.xinhuanet.com/book/2017-01/10/c_129439098.htm

米オレゴン州のダグラス郡、予算削減のため図書館11館を閉鎖へ

【編集部記事】米国オレゴン州の公共ラジオ局KLCCによると、同州のDouglas郡が地域内の公共図書館11館を年内にすべて閉鎖することを決定したとのこと。

 英国ではすでに、電子書籍の台頭や自治体の予算削減の影響で公共図書館の閉鎖が相次いでいるが、米国でも今後同様な動きが進むものと予想される。【hon.jp】

問合せ先:KLCCの記事( http://klcc.org/post/douglas-county-plans-close-its-libraries-spring

米OverDrive、 2016年の図書館における電子書籍貸し出し総数は前年比+16%

【編集部記事】米Talking New Mediaによると、楽天グループの図書館向け電子書籍プラットフォーム大手OverDrive社(本社:米国オハイオ州)が2016年の実績報告を発表したとのこと。

 記事によると、提携する公共図書館などでの電子書籍+オーディオブックの貸し出し総数は1.96億回。そのうち電子書籍は約1.39億回で前年比+16%の成長で、オーディオブックは約0.55億回で、+34%だった。【hon.jp】

問合せ先:Talking New Mediaの記事( http://www.talkingnewmedia.com/2017/01/10/library-borrowing-of-digital-books-and-audiobooks-continues-to-grow-up-21-in-2016/

Readium Foundation、1月17日にニューヨーク市立図書館でオープンミーティング、次期EPUB3電子書籍ビューワ「Readium 2」など

【編集部記事】EPUB 3形式電子書籍ビューワ開発サンプルビューワ「Readium」を開発するNPO法人Readium Foundation(登記:米国デラウェア州)は現地時間1月17日、ニューヨーク市立図書館でオープンミーティングを開催する。

 Readium Foundationは、IDPFやビューワー開発系会員社が参加する開発者専用サンプルビューワ開発プロジェクト団体。Readium自体は商用アプリではなく、EPUBビューワー開発者たちの間で一定の互換性を保持するためにオープンソースなリファレンスビューワの開発・公開を目的としたもの。

 今回の開発者向けオープンミーティングでは、図書館ユーザーを念頭に仕様策定が進められているプラグイン型DRM機構「Readium LCP」や、設計作業が開始された次期「Readium 2」ビューワなど、進行中プロジェクトについて現状報告がされる予定。【hon.jp】

問合せ先:Readium Foundationの告知( http://readium.org/news/readium-open-meeting-jan-17-2017-nyc

スラング英語辞典「Green’s Dictionary of Slang」、電子化され無料検索サイトに

【編集部記事】辞典の電子化はもはや珍しいものではないが、電子教育業界ニュースサイト「Open Culture」が、昨年10月に電子化・無料検索サイトとなったスラング英単語辞典「Green’s Dictionary of Slang」を紹介している。

 Green’s Dictionary of Slangは、1993年に英国の辞書編集者Jonathon Green氏が編纂(へんさん)を開始したスラング英語辞典で、2016年辞典で10万語/ハードカバー3巻構成にまで膨らんでいる。どちらかというと言語学者向けの辞典なので、1500年以降の各種英文献のスラング単語を掲載。無料検索サイトだが、有料サブスクリプション会員になるとより便利な検索機能が使えるようになっているとのこと。【hon.jp】

問合せ先:Open Cultureの記事( http://www.openculture.com/2017/01/the-largest-historical-dictionary-of-english-slang-now-free-online.html