角川武蔵野ミュージアム マンガ・ラノベ図書館(photo by TAKANO Ryou)
コラム

続・ライトノベル市場とはなにか? 規模はどうなっているのか?

 前回の記事では、2022年の電子書籍ライトノベル市場を65.1億円と試算しました。他方、出版社へのヒアリングをもとに「多めに見積もっても20億円台」と推測する声もあります。実際のところ、紙と電子のライトノベル市場はいまどうなっているのか? さらに調査・試算・考察してみました。少々長い記事なので、結論だけ見たい方は末尾の「紙と電子のラノベ市場を足すと?」をご覧ください。

丸沼書店
週刊出版ニュースまとめ&コラム

「GPT-4の衝撃」「AIに仕事は奪われる?」「アメリカでAI生成画像は著作権で保護されないと規定」など、週刊出版ニュースまとめ&コラム #563(2023年3月12日~18日)

 2023年3月12日~18日は「GPT-4の衝撃」「AIに仕事は奪われる?」「アメリカでAI生成画像は著作権で保護されないと規定」などが話題に。広い意味での出版に関連する最新ニュースから編集長 鷹野が気になるものをピックアップし、独自の視点でコメントしてあります(ISSN 2436-8237)。

第4章 情報通信機器とOS
Readers限定

デジタル出版物を閲覧できる情報通信機器の普及状況 ―― デジタル出版論 第4章 第1節

第2部 デジタル出版の流通  第2部では、デジタル出版の過程、すなわち「生産」「流通」「利用」という3つのプロセスのうち、「流通」について概説します。 第4章 情報通信機器とOS  第3章の最後で私は、デジタル出版では「物流」がない代わりに、「情報の流通」にどれだけ力を注ぐかが重要だと述べました。たとえば、ブログで新しい記事を公開したとします。ただ単に公開しただけでは存在が認識されないため、誰にも […]

左上から、株式会社ブックウォーカー・勝木理夫さん、同 安部実奈さん、NTTドコモ・斉藤僚汰さん。取材を担当したHON.jp 鷹野凌とライター・西田宗千佳、そして、NTTドコモ・石川大さん
インタビュー

dマガジンのアプリがAmazon「Fireタブレット」に対応する理由――「電子雑誌」読み放題サービスの現在とこれから

 月額料金制の電子雑誌読み放題サービス「dマガジン」が、3月23日からAmazonの「Fireタブレット」に対応した。一方で、電子雑誌の市場は2017年を境に減少に転じており、伸びている電子出版市場の中で例外的な状況にある。dマガジンがなぜFireタブレットに対応したのか? そして、電子雑誌市場全体をどう捉えているのだろうか? 関係者に話を聞いた。

三省堂書店神保町本店
週刊出版ニュースまとめ&コラム

「丸紅、講談社、集英社、小学館の流通新会社設立」「出版業界による読書バリアフリー対応のいま」など、週刊出版ニュースまとめ&コラム #515(2022年3月20日~26日)

 2022年3月20日~26日は「丸紅、講談社、集英社、小学館の流通新会社設立」「出版業界による読書バリアフリー対応のいま」などが話題に。広い意味での出版に関連する最新ニュースから編集長 鷹野が気になるものをピックアップし、独自の視点でコメントしてあります(ISSN 2436-8237)。

三省堂書店 神保町本店
週刊出版ニュースまとめ&コラム

「コインハイブ事件、最高裁で無罪に」「消費者庁、打ち消し表示に措置命令」「2021年中国出版市場動向」など、週刊出版ニュースまとめ&コラム #506(2022年1月16日~22日)

 2022年1月16日~22日は「コインハイブ事件、最高裁で無罪に」「消費者庁、打ち消し表示に措置命令」「2021年中国出版市場動向」などが話題に。広い意味での出版に関連する最新ニュースから編集長 鷹野が気になるものをピックアップし、独自の視点でコメントしてあります(ISSN 2436-8237)。

角川武蔵野ミュージアム
週刊出版ニュースまとめ&コラム

「DeNAがエブリスタをメディアドゥへ売却」「大阪府の表現ガイドラインが炎上」など、週刊出版ニュースまとめ&コラム #491(2021年9月26日~10月2日)

 2021年9月26日~10月2日は「DeNAがエブリスタをメディアドゥへ売却」「大阪府の表現ガイドラインが炎上」などが話題に。広い意味での出版に関連する最新ニュースから編集長 鷹野が気になるものをピックアップし、独自の視点でコメントしてあります。

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hon.jp DayWatch Archive

電子書店パピレス、天樹征丸『ゲンジ物語』を電子書籍で配信開始

 株式会社パピレス(本社:東京都豊島区)は、9月15日より同社の運営する電子書店パピレスにおいて、天樹征丸氏の新作書き下ろし小説『ゲンジ物語』の電子書籍での連載を開始する。  同著は、“ゲンジ”というあだ名の女の子が、次々と奇怪な事件に巻き込まれていく連作ミステリーで、完全オリジナルの書き下ろしとなる。携帯電話ではNTTドコモ/au/ボーダフォンの公式メニューで、PCではパピレス本店および紀伊国屋 […]

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hon.jp DayWatch Archive

ケータイ読書館、宮部みゆき『理由(りゆう)』を電子書籍で配信開始

 シャープ株式会社(本社:大阪府大阪市)は、同社が運営するNTTドコモ・iモード向けの電子書籍販売サイト「ケータイ読書館」において、大人気ミステリー作家・宮部みゆき氏の直木賞受賞作品『理由(りゆう)』を電子書籍で独占配信を始めた。  同著は1996年から新聞の連載小説としてスタートしたミステリー小説で、1998年には第120回直木賞を受賞。東京都荒川区で発生した一家4人殺害事件をルポタージュ形式で […]