W3C、電子書籍ファイルフォーマット「EPUB」に関する初カンファレンス「W3C Publishing Summit」を11月9日〜10日に開催

【編集部記事】米国の電子書籍ニュースサイト「The Digital Reader」によると、業界標準電子書籍ファイルフォーマット「EPUB」を推進するWorld Wide Web Consortium(本部:米国マサチューセッツ州、以後:W3C)が現地時間11月9日〜10日、旧IDPF(本部:米国ワシントンD.C.)との組織統合後として初となる業界カンファレンス「W3C Publishing Summit」をサンフランシスコ国際空港近くのホテルで開催する。

 旧IDPFは昨年6月にW3Cとの統合計画を明らかにし、11月4日に会員130社による投票を実施し、賛成多数で可決。すでに正式に活動停止している。このため、今年から米国の書籍業界カンファレンス「BookExpo」での電子書籍業界関係者向けカンファレンスが開催されなくなり、代替イベントの開催が待たれていた。

 なお、このW3C Publishing Summitはまだ講演内容など詳細なスケジュールが未確定となっているが、W3C会員だけでなく、一般人も入場可能となる予定。【hon.jp】

問合せ先:The Digital Readerの記事( https://the-digital-reader.com/2017/06/20/w3c-hold-ebook-publishing-summit-november/

ルクセンブルクの歌唱家団体INECC、絶版となっていたカセットテープ・CD教材をインタラクティブiBooks電子書籍で

【編集部記事】フランスの電子書籍ニュースサイト「ID BOOX」によると、ルクセンブルク大公国の歌唱家振興団体INECC(本部:同)が、絶版状態となっていたルクセンブルク語の幼稚園向け民謡音楽教材「Zinglabumm」をインタラクティブiBooks電子書籍「Zinglibook」シリーズとして復刊させたとのこと。

 Zinglabummは、主に幼稚園などで長年カセットテープ・CD付き教材として使われていたものだが、再生機器の変化などに伴い絶版状態となってしまい、教師や保護者などからデジタル化を求める声が高かった。INECCでは、文化省の助成金などを使いインタラクティブ電子書籍として復刊。公式サイトではお試し用EPUBファイルも公開されている。【hon.jp】

問合せ先:ID BOOXの記事( http://www.idboox.com/applis-et-ebooks-enfants/zinglabumm-la-serie-de-livres-chants-luxembourgeois-en-ebook-interactif/

米ロマンス小説系電子書籍出版社JK Publishingの代表、作家ロイヤリティ窃盗の疑いで逮捕される

【編集部記事】米国の電子出版知財ブログ「The Passive Voice」によると、米国の電子書籍出版社JK Publishing(本社:米国コロラド州)のJana Leigh Koretko代表が、作家ロイヤリティ窃盗の疑いで逮捕された模様。

 記事によると、JK Publishing社はロマンス小説作家でもあるKoretko代表が運営している電子書籍出版社で、2014〜2015年のロイヤリティ数字がおかしいと会員作家たちが同州Weld郡検察官に刑事事件としての調査を依頼。JK Publishing側と、同社が契約していた電子書籍配信サービスSmashwords社(本社:米国カリフォルニア州)の2社間で差異が確認され、作家側へ販売部数が過少報告されていたことが明らかになった模様。【hon.jp】

問合せ先:The Passive Voiceの記事( http://www.thepassivevoice.com/2017/06/erotica-publisher-author-charged-for-manipulating-book-sales/

ドイツの出版市場、2016年の電子書籍売上高は前年比+2.6%の成長

【編集部記事】ドイツの出版社団体Boersenverein des Deutschen Buchhandels(本部:ドイツ・フランクフルト市)が、同国の2016年の書籍市場規模について、レポートを公開した。

 2016年の書籍市場規模は前年比+1%の成長に収まった。電子書籍は、販売部数が前年比+4.1%だったものの、低価格志向もあって売上高でみると前年比+2.6%の成長。書籍市場全体でのシェアは4.6%で、電子書籍ユーザーは380万人。この値は、音楽市場調査会社Gfk Entertainment社(本社:ドイツ・バーデン=バーデン市)がアンケート調査しているもの。【hon.jp】

問合せ先:Boersenverein des Deutschen Buchhandelsの英文プレスリリース( https://www.boersenverein.de/de/portal/Presse/158382?presse_id=1341659

AAP発表、米国内の2016年の書籍市場規模は前年比-6.6%、電子書籍は-13.9%

【編集部記事】米Publishers Weeklyによると、同国の出版社業界団体の1つであるAssociation of American Publishers(本部:米国ニューヨーク州)が米国の2016年度の市場統計情報の速報値を発表した模様。

 書籍市場全体でみると、教育書・実用書部門の不振のため全体として前年比-6.6%のマイナスに。また、電子書籍部門の売上高は、個人作家の台頭で大手出版5社のシェア減少が続いており、下降ペースは改善せず-13.9%と不調が続いている。

 なお、本統計は会員出版社の純売上(卸売)アンケートを元に算出されているため、Kindle上でもっとも大きな販売部数シェアを誇る個人作家たちの売上数字は上記に含まれていない。【hon.jp】

問合せ先:Publishers Weeklyの記事( https://www.publishersweekly.com/pw/by-topic/industry-news/financial-reporting/article/73991-industry-sales-dropped-6-6-in-2016.html

背面に電子ペーパーを搭載したAndroidスマートフォン「YotaPhone」、新モデル「Yota3」を正式発表

【編集部記事】米Engadgetによると、香港の投資会社Baoli Technologies Holdings社(旧社名:REX Global Entertainment Holdings)傘下のスマホデザインメーカーYota Devices社(本社:ロシア・サンクトペテルブルク市)が、背面に電子ペーパーディスプレイを搭載したAndroidスマートフォン「YotaPhone」シリーズの新モデル「Yota3」を正式発表したとのこと。

 4年ぶりとなるこの新モデルは、Yota Devices社のロシア語ホームページ上で今年4月にティーザー告知されていたが、今回の正式発表ではスペック概要等を発表。ハードウェア製造は中国スマートフォン製造大手CoolPad Group(本社:中国広東省)が担当し、背面の電子ペーパーディスプレイは4.7型→5.1型にサイズアップ。ユーザーターゲットをミッドレンジ層に変更し、約350ドル(約3.8万円)と低コスト化する予定。

 今秋、ロシア・中国市場を中心に発売を計画している模様。【hon.jp】

問合せ先:米Engadgetの記事( https://www.engadget.com/2017/06/18/yotaphone-3-yota3-specs-snapdragon-625/

【個人作家向け】電子書籍PRプラスチックカード制作サイト「conca(コンカ)」、Bitcoin/モナコイン決済に対応

【編集部記事】フリープログラマーのfujinyo氏は6月13日、個人作家が自作デジタルコンテンツをPRするためのプラスチックカード制作代行サイト「conca(コンテンツカードの略称)」をアップデートし、Bitcoin/モナコイン決済での支払いにも対応した。

 同サイトは、プレス配布・展示会配布用のダウンロードURL付きプラスチックカードを20枚〜ロットで制作代行するサイト。従来はクレジットカード/コンビニ/銀行振込決済のみ対応していたが、今回初めて、仮想通貨での支払いにも対応した。【hon.jp】

情報開示●fujinyo氏は弊社の技術アドバイザーです。

問合せ先:Conca開発者ブログでの告知( http://blog.conca.cc/entry/update_v5.2

英Web業界市場調査Fast Web Media、若者たちの間で急成長中の「eSports」市場レポートを無料公開

【編集部記事】英国のWeb業界市場調査会社Fast Web Media社(本社:英国グレーター・マンチェスター)は現地時間6月12日、若者たちの間で急成長中の「eSports」市場についての市場概要レポートを、PDF形式で無料公開した。

 eSportsとは、オンライン対戦ゲームのプロたちの試合を、一般ゲーマーたちが一般プロスポーツ感覚でライブ観戦するという急成長中のビデオコンテンツ市場。同レポートによると、「eSportsファン」と分類されるユーザー数は全世界で3.85億人で、3年後には5.89億人にまで成長すると予想。英国に限定すると、女性ファンのほうが多いとのこと。

 主要な専業ベンダーやファン層の分布などをわかりやすく紹介している。【hon.jp】

問合せ先:英Fast Web Media社のレポート公開ページ( https://fastweb.media/esports ※要:メールアドレス登録

韓国の電子書籍ストアベンチャー「RidiBooks」、VC等が22億円を追加出資

【編集部記事】Tech in Asiaサイトによると、韓国の電子書籍ベンチャーRidi社(本社:韓国ソウル市)が、複数のベンチャーキャピタルから2,000万ドル(約22億円)の追加出資を受けたとのこと。

 Ridi社は電子書籍ストア「RidiBooks」の運営元で、スマートフォンブーム初期時の2009年創業。電子書籍端末「Ridi Paper」なども販売している。日本国内の電子書籍ストアと似た作品ラインナップ(コミック、BL、TL)を中心に取り揃えていることで有名で、すでに250万会員を突破したとのこと。【hon.jp】

問合せ先:Tech in Asiaの記事( https://www.techinasia.com/korean-ebook-platform-ridibooks-raises-20m-fresh-funds

作家J.K. Rowling氏、電子書籍版「Harry Potter」第1巻の図書館向けライセンス料を無料に、2週間だけ

【編集部記事】英The Booksellerによると、作家J.K. Rowling氏の専用コミュニティサイト「Pottermore.com」が、今月26日から2週間限定で、各図書館で「Harry Potter」シリーズの創刊20年記念PRキャンペーンを始める模様。

 Harry Potterシリーズの第1巻発売は20年前で、電子書籍版は5年前から。今回キャンペーンの一環として、26日からの2週間に限り、図書館向け電子書籍ライセンスを完全無料とし、同時閲覧数制限も解除する。これに合わせて、各図書館ではPRポスターや告知活動が予定されているとのこと。【hon.jp】

問合せ先:英The Booksellerの記事( http://www.thebookseller.com/news/pottermore-issue-free-ebook-library-loans-harry-potter-and-philosopher-s-stone-567896

フランス国務院、2012年に施行した「流通されていない20世紀の商業書籍のデジタル化に関する法律」を違法と判断

【編集部記事】フランスの電子書籍ニュースサイト「ID BOOX」によると、フランス国務院が現地時間6月7日、2012年に施行された「流通されていない20世紀の商業書籍のデジタル化に関する法律(Loi relative à l’exploitation numérique des livres indisponibles du XXe siècle)」は違法であるとの判断を下した模様。

 同法は、2000年12月31日以前に出版された書籍で現在流通していない絶版作品を、文化省認定団体が電子化権を強制取得し、電子化権を発行元出版社・フランス国立図書館にライセンスできるようにするもの。しかし、昨年11月、EU司法裁判所では、2名のフランス人作家からの訴えを受け入れ、強制取得(Opt-out)型ではなく、任意登録(Opt-in)方式であるべきとの判断を下している。

 今回、自国の国務院もEU司法裁判所に沿う判断を下したことで、同法を根拠にデジタル化作業を行なってきた書店組合Cercle de la Librairie(本部:フランス・パリ市)のベンチャープロジェクト「FeniXX」を含め、関連プロジェクト群が全面停止となる公算が濃厚となっている。【hon.jp】

問合せ先:ID BOOXの記事( http://www.idboox.com/economie-du-livre/ebooks-numerisation-des-oeuvres-indisponibles-la-fin-du-processus/

台湾E-Ink社、折りたたみ可能な電子書籍端末プロトタイプをデモ実演

【編集部記事】米国のARM系デバイスニュースサイト「ARMdevices.net」によると、電子ペーパーパネル最大手のE-Ink Holdings社(本社:台湾・台北市)が、先月末にロサンゼルス市で開催されたディスプレイ機器業界カンファレンス「SID DISPLAY WEEK 2017」で折りたたみタイプの電子書籍端末プロトタイプをデモ実演していたとのこと。

 折りたたみ型の電子書籍端末は10年前から数々のハードウェアベンチャーが開発・デモ実演してきたが、耐久性の関係で結局1つも製品化されないという状況が続いている。E-Ink社が今回デモ実演したプロトタイプでは少なくとも、技術的には着実に進化していることがわかる【hon.jp】

問合せ先:ARMdevices.netの記事( http://armdevices.net/2017/06/12/foldable-10-2-e-ink-e-reader-fashion-flexible-plastic-logic-smartwatch-smart-card-and-more/

米Amazon、個人向け電子書籍出版プラットフォームKDPの簡易PODサービス「KDP Print」向けにWordテンプレート

【編集部記事】米国の電子書籍ニュースサイト「The Digital Reader」によると、Amazon社(本社:米国ワシントン州)が電子書籍出版プラットフォーム「Kindle Direct Publishing(KDP)」米国版の管理画面でベータ公開中のプリント・オン・デマンド製本(以後:POD)サービス「KDP Print」に、Word形式のテンプレートファイル群を追加したとのこと。

 KDP Printサービスは米国内のKDP作家向けにベータ公開されているもので、すでにKindle電子書籍を販売している個人作家が、米国内・外でペーパーバック書の製本・販売を可能にするもの(注:2007年から子会社On-Demand Publishing社(本社:米国カリフォルニア州)を介して提供している「CreateSpace」というPOD製本サービスとは別サービス)。【hon.jp】

問合せ先:The Digital Readerの記事( https://the-digital-reader.com/2017/06/09/amazon-releases-word-doc-templates-making-better-pod-books/

ドイツの出版社団体+個人作家団体が企画、第1回「ドイツ個人出版賞」の作品を募集開始

【編集部記事】ドイツの電子書籍ニュースサイト「e-book-news.de」によると、同国の出版社団体Boersenverein des Deutschen Buchhandels(本部:ドイツ・フランクフルト市)傘下のシステム子会社MVB Marketing(同)と、個人作家団体Selfpublisher-Verband(同)が共同で現地時間5月30日、第1回「Deutschen Selfpublishing-Preis(ドイツ個人出版賞)」の作品を募集開始したとのこと。

 同賞は、今年10月に開催予定のFrankfurt Book Fair向けに初めて企画された業界横断的な作品コンテストで、応募条件として、すでにリアル書店で紙書籍として発売されていることが要求される。最優秀作品賞の賞金は10,000ユーロ(約123万円)。【hon.jp】

問合せ先:e-book-news.deの記事( http://www.e-book-news.de/megaseller-von-morgen-mvb-self-publisher-verband-suchen-bestes-selbstverlegtes-buch-des-jahres-2017/

家庭向けIoTデバイス向けの作家PRサービスを模索、英チャットボット開発請負サービス「Author Bot」

【編集部記事】英語圏における家庭向けIoTデバイス開発ブームの中、英国のチャットボット開発請負ベンチャーBAM Mobile社(本社:英国ロンドン市)が作家PRサービス「Author Bot」が出版関係者たちの間で注目されている。

 「Amazon Echo」「Google Home」などの音声コマンド入力型のスピーカー系IoTデバイスは、まだ日本では発売されていないが、英語圏では昨年末からギーク系ユーザーたちの間で話題となっている。もともとSNS向けチャットボット開発請負に従事していたBAM Mobile社は同市場参入に向け、今年1月に作家向けPRサービス「Author Bot」をスタート。さっそく英国の大手出版社Pan Macmillan社が同社と共同で、Facebookメッセンジャー上で動作実験を開始している。

 他にも、インドの電子書籍ファイル制作企業BookGenie社(本社:インド・コインバトール)も同様な実験を開始しており、今後似たようなサービスが多く登場するものと予想される。【hon.jp】

問合せ先:Author Botのサービス概要ページ( http://www.fastbot.io/author-bot

マイナビ出版、ソーシャルDRM方式の電子書籍ストア「978STORE」をオープン、POD販売にも対応予定

【編集部記事】株式会社マイナビ出版(本社:東京都千代田区)は6月1日、ソーシャルDRM方式の電子書籍ストア「978STORE(キュー・ナナ・ハチ ストア)」をオープンした。

 ソーシャルDRMとは、”電子透かし”技術を使った権利監視の方式のことで、サードパーティ製の電子書籍ビューワでも自由に作品ファイルを閲覧可能にするもの。オープン時点では、自社を含め主に実用書系出版社8社の約1,400タイトルをラインナップし、近日にもプリントオンデマンド(POD)書籍の販売にも対応する予定。

 なお、サイト名の「978」は、ISBN番号の接頭数字からヒントを得て付けたとのこと。【hon.jp】

問合せ先:978STOREのサイト( https://book.mynavi.jp/978store/

中国ECサイト大手「dangdang.com」、ミドルレンジ向け6型電子書籍端末「Light HD」を発売、防水対応

【編集部記事】中国ECサイト大手の1つ「dangdang.com」(本社:中国北京市、当当網)が現地6月6日、自社の電子書籍端末シリーズにミドルレンジ向けの新モデル「DangDang Light HD」を追加した。

 dangdang.comはもともと書籍販売に強いEC大手サイトで、5年前から電子書籍の販売に参入し、独自の電子ペーパー型電子書籍端末も複数モデル販売している。今回発売された「Light HD」はその最新モデルで、防水・耐衝撃・フロントライト照明の3機能対応をウリとし、価格は799人民元(約1.2万円)。製造は国文閲覧科技(本社:中国広東省、OBOOK)が担当。【hon.jp】

問合せ先:dangdang.comの製品概要サイト( http://product.dangdang.com/60640180.html

Mac OS X用電子書籍オーサリングアプリ「Vellum」、大手PODサービス用PDF生成機能を搭載したVersion 2.0を正式リリース

【編集部記事】米国の電子書籍ベンチャーの180g社(本社:米国ワシントン州)は現地時間6月1日、同社のMac OS X用電子書籍オーサリングアプリ「Vellum」を最新バージョン「2.0」にアップグレードした。

 180g社は元Pixar Animation Studiosの3DCGエンジニア2名が2013年に起こしたベンチャーで、EPUB・MOBI・iBooks形式などを問わず、美しいレイアウトを実現するツール開発ににこだわっている。今年に入り、新バージョン開発に向け大手POD製本・販売サービス「CreateSpace」「KDP POD」「IngramSpark」「NOOK Press」等の仕様に合わせてPDF原稿を生成するを招待制でベータテストしていた。

 POD機能を利用するには、249.99ドル(約2.7万円)のVellum Pressライセンスを購入する必要がある。【hon.jp】

問合せ先:Vellumの製品サイト( http://vellum.pub/

E-Ink社とはまったく異なる手法でカラー電子ペーパーを実現する米CLEARink Displays社

【編集部記事】米国のARM系デバイスニュースサイト「ARMdevices.net」によると、2012年創業のカラー電子ペーパー製造ベンチャーCLEARink Displays社(本社:米国カリフォルニア州)が、先月末にロサンゼルス市で開催されたディスプレイ機器業界カンファレンス「SID DISPLAY WEEK 2017」で優秀製品賞を受賞したとのこと。

 CLEARink Displays社は、現在一般的となっているE-Ink製の電子ペーパーとはまったく異なる技術でカラー電子ペーパーを研究・開発しているベンチャーで、表示色数は劣るものの、ビデオ再生にも耐えうる高速描画を実現できることをウリとしている。来年にも実際の量産化を予定しているとのこと。

 ARMdevices.netの取材ビデオでは、電子書籍端末サンプルもデモ展示されている。【hon.jp】

問合せ先:ARMdevices.netの記事( http://armdevices.net/2017/06/01/clearink-displays-epaper-reflective-wins-best-in-show-at-displayweek-2017/

EU圏の電子書籍のVAT税率を紙書籍同等に下げる法案、まず欧州議会を通過、次は欧州連合理事会へ

【編集部記事】欧州議会(本部:ベルギー)は現地時間6月1日、EU加盟国の間で紙書籍vs.電子書籍のVAT率(日本でいう消費税)で大きな格差が生じている件を解決するため、その手法を含めた改正法案を圧倒的多数で可決したとのこと。

 EU政府はもともと、紙書籍は「文化財」で電子書籍は「電子サービス」としていたため、後者の税率は高くあるべきとしていた。しかし、昨年頃から同等とすべきとの意見が主流派となり、今回、その法案がまず欧州議会(下院に相当)を通過したことになる。施行に向けた最後のステップとして、欧州連合理事会(上院に相当)での可決を待つことになる。【hon.jp】

問合せ先:欧州議会の公告( http://www.europarl.europa.eu/news/en/press-room/20170529IPR76238/reducing-vat-on-e-books-to-match-printed-book-rates