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【編集部記事】米国の電子書籍ニュースサイト「The Digital Reader」によると、米Amazon社(本社:米国ワシントン州)が電子書籍読み放題サービス「Kindle Unlimited」作家への閲覧ページ数ベースの支払い算定式「Kindle Edition Normalized Page Count (以後:KENPC)」をアップデートし、「KENPC 3.0」として運用開始したとのこと。
「Kindle Unlimited」とAmazon Prime会員向け無料電子書籍サービス「Kindle Owners’ Lending Library」の作家への報酬金は、このKENPCという閲覧ページ値を元に算定されている。昨年2月、Amazon社はKENPCの算定式を微調整し、行間やフォントサイズをより厳密に計算させるように「KENPC v2」に更新していた。
記事によると、今回のKENPC 3.0はAmazonランキング操作業者への対策が主目的となっている模様で、「non-linear reading(ページ飛ばし)」行為に対する測定精度を高めたことを示唆しているという。これにより早々、北米KDP作家の間では、「閲覧ページ値が下がった」「前と変わらない」など複数の報告が上がり始めている。【hon.jp】
問合せ先:The Digital Readerの記事( https://the-digital-reader.com/2017/08/01/kindle-unlimiteds-kenpc-3-0-releases-no-visible-changes/ )