電子書店「日経ストア」が来夏でサービス終了 ~ 購入済みコンテンツは一部を除き「honto」へ移行可能
株式会社日本経済新聞社は10月1日、直営電子書店「日経ストア」での販売を2019年1月6日で終了、サービスは2019年7月31日で終了することを発表した。購入済みコンテンツはダウンロードした端末で読み続けられるほか、一部を除き、大日本印刷株式会社運営のハイブリッド型総合書店「honto」へ移行できる。
株式会社日本経済新聞社は10月1日、直営電子書店「日経ストア」での販売を2019年1月6日で終了、サービスは2019年7月31日で終了することを発表した。購入済みコンテンツはダウンロードした端末で読み続けられるほか、一部を除き、大日本印刷株式会社運営のハイブリッド型総合書店「honto」へ移行できる。
学術系クラウドファンディングサイト「academist」を運営するアカデミスト株式会社は10月9日、イースト株式会社と株式会社マイクロコンテンツによる文系研究者向け出版ブランド「アスパラ」との業務提携を発表した。学術書出版の費用獲得から編集・出版・プロモーションまでを、トータルでサポートする形となる。
株式会社イーブックイニシアティブジャパンは10月1日、電子書店「eBookJapan」を全面リニューアルした。URLを従来の https://www.ebookjapan.jp/ からヤフー株式会社のサブドメイン https://ebookjapan.yahoo.co.jp/ へと変更、サイトの名称もすべて小文字の「ebookjapan」へ変更され、ヤフーとの共同運営となる。
株式会社インプレスR&Dは10月1日、Amazon PODを活用した個人向け出版販売支援サービス「著者向けPOD出版サービス」の、累計販売数が3万冊を突破したことを発表した。9月末時点で登録ユーザー数は1000名超、出版点数は679点、100冊以上の販売実績がある本は48点、1000冊以上が7点あるとのこと。
株式会社パピレスは10月1日、賞金総額毎月100万円のオリジナルマンガコンテスト「Rentaコミック大賞」の応募受付を開始した。同社が運営する電子書籍レンタルサイト「Renta!」と、投稿プラットフォーム「upppi」で2019年2月28日まで受け付けている。
国立国会図書館は10月1日、ウェブサイト「国立国会図書館デジタルコレクション」への機能追加を発表した。コンテンツ閲覧画面がレスポンシブウェブデザインに対応し、スマートフォンなど小さな画面で閲覧しやすくなった。
楽天グループのRakuten Kobo Inc.は10月3日、新型電子ペーパー端末「Kobo Forma(コボ フォルマ)」の予約受付を開始した。国内販売開始は10月24日を予定している。Koboシリーズ最大の8インチ画面で見開き表示が可能であるほか、ページめくり物理ボタンを搭載しているのも特徴。
株式会社ブックウォーカーは9月10日、同社が運営する電子雑誌読み放題サービス「マガジン☆WALKER」で徳間書店「アニメージュ」を配信開始したことを発表した。同サービスで配信しているゲーム・アニメ・声優誌はこれで計12誌となる。
株式会社Books&Companyは9月10日、電子書籍のみなし売上を先払いする制作サービス「Books&Cloud(ブックスアンドクラウド)」を開始した。同社が電子書籍を制作し販売を開始した時点で、実際の売上とは無関係に50ダウンロードぶんが出版社へ支払われる。電子出版における「取次金融」の担い手を目指すサービスと言える。
株式会社ブクログは10月1日、ユーザーの投票によって決まる「第6回ブクログ大賞」のノミネート作品を発表、同日より投票受付を開始した。投票の締切は10月22日で、大賞発表は11月12日を予定している。
株式会社日本電子図書館サービスは10月1日、同社が提供する電子図書館サービス「LibrariE(ライブラリエ)」の導入館が、9月末時点で72館になったことを発表した。取扱いコンテンツ数は4万2000点、取引出版社は90社とのこと。
株式会社ドワンゴは9月14日、同社が運営する電子書店の「ニコニコ書籍」アプリを、株式会社ブックウォーカーが運営する電子書店の「BOOK☆WALKER」アプリへ統合することを発表した。9月25日で「ニコニコ書籍」での電子書籍販売は終了する。「ニコニコ書籍」のユーザーは、これまで利用していたニコニコアカウントで、そのまま統合後の「BOOK☆WALKER」が利用できる。
合同会社DMM.comは8月28日、コミュニティサービス「DMMオンラインサロン」に蓄積されたコンテンツを本として出版するレーベル「DMM PUBLISHING」のリリースを発表した。9月28日に2点が刊行予定で、本稿執筆時点ではネット予約が受付中だ。
株式会社インプレスR&Dは9月12日、イースト株式会社と株式会社マイクロコンテンツとの業務提携により、主に文系の研究者が学術書や専門書を1冊から出版できる支援サービス「アスパラ」の開設を発表した。ブランドオーナーはイーストで、編集はマイクロコンテンツ、制作と流通をインプレスR&Dの「NextPublishing」が担当する。
株式会社矢野経済研究所は8月30日、国内出版市場に関する調査結果を発表した。紙と電子を合算した2018年の国内出版総市場は1兆5100億円(前年比5.0%減)で、うち書籍を7180億円(同3.5%減)、雑誌を7920億円(同6.4%減)と予測している、また、紙は1兆1960億円(同7.3%減)、電子は2400億円(同9.1%増)としている。
株式会社BookLiveは9月4日、「BookLive!Reader Lideo」端末向けに提供してきたWiMAX通信サービスを2020年3月31日で終了することを発表した。これは、UQコミュニケーションズ株式会社の旧WiMAXサービスが、同日にて提供終了となるのに伴うもの。
モバイルに特化した調査研究機関のMMD研究所を運営するMMDLabo株式会社は8月30日、「2018年8月 電子書籍の利用に関する調査」の結果サマリーを公開した。電子書籍の利用経験は44.7%と半数近くになっており、1作品ずつ購入の電子書店・アプリでは「Kindle」が、定額読み放題では「dマガジン」が利用率1位となっている。
株式会社インプレスR&Dは昨年度に引き続き、同社の運営する「著者向けPOD出版サービス」を利用してAmazon.co.jpでプリント・オンデマンド(POD)出版をした個人を対象に、賞金総額200万円の「ネクパブPODアワード2019」を開催する。応募受付期間は2019年2月10日まで。
一般社団法人 電子出版制作・流通協議会(以下、電流協)は8月31日、有料で販売されている電子書籍を無料で貸出するタイプの電子図書館サービスを導入している自治体の公共図書館一覧を公表した。今後は電流協公式サイトにて、年4回程度の頻度で定期更新していく予定とのこと。
株式会社オトバンクは8月2日、オーディオブックの利用者を対象としたアンケート調査結果を発表した。47%が「読書する機会が増えた」、14%が「オーディオブックをきっかけに原作を読んだ」、10%が「本屋や図書館に行く機会が増えた」と回答しており、オーディオブックの利用をきっかけに、読書習慣が活発になっている傾向が見てとれる。
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