日刊出版ニュースまとめ 2022.01.20

角川武蔵野ミュージアム 本棚劇場

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 伝統的な取次&書店流通の商業出版から、インターネットを活用したデジタルパブリッシングまで、広い意味での出版に関連するニュースをデイリーでまとめています。

【目次】

総合

講談社with 適時刊行に移行 メディア関連ニュースまとめ2022/1/19〈アヨハタ|note(2022年1月19日)〉

今日のニュースからのピックアップ。 講談社のwithが3月の刊行をもって適時刊行に変更となるニュースです。 ABC協会で発表になっているサイトのPVとしても億を超える規模になっているようです。昨年、光文社のMartも月刊から季刊に刊行形態変更の発表がありました。 部数の落ち込みという点は世の中の流れとして仕方ないと思いますが、雑誌を残しつつ(営業接点としても重要だと感じます)、読者接点としてWebを育てるというの...

国内

スクショ画像のツイートは「著作権侵害」 東京地裁判決はユーザーにどんな影響がある?〈弁護士ドットコム(2022年1月19日)〉

他人のツイートのスクリーンショットを投稿することは、著作権侵害に当たる――。そんな判決が昨年12月、東京地裁(中島基至裁判長)で下されました。ツイッターでよく見かける引用ツイートの手法だけに、多くの...

業界団体に聞く、雑誌広告の効果可視化に向けた構想とは? 〈宣伝会議デジタル版(2022年1月19日)〉

日本雑誌協会と日本雑誌広告協会が2020年11月から2021年3月に実施した「新M-VALUEプレ調査」の結果が、9月29日に公表された。ここから見えてきた雑誌広告の潮流と本調査の今後の展開について、日本雑誌協会の三科辰夫氏、日本雑誌広告協会の矢野正晃氏、堀埜伸二氏に聞いた。

デジタルシフトに対応するコンテンツメディアの価値とは〈宣伝会議デジタル版(2022年1月19日)〉

巨大プラットフォーム企業の台頭により、ニュースや情報、動画、音声などのコンテンツを自ら取材・制作して提供する「コンテンツメディア企業」はいま、マネタイズに苦心している。今後、メディアと広告の価値はどのように変わっていくのか。「コンテンツメディアコンソーシアム」を運営するBI.Garageの長澤秀行氏に話を聞いた。

東京 杉並区 一部の図書館閉館 職員を保健所の応援に充当へ〈NHK 首都圏のニュース(2022年1月19日)〉

デジタル化作業に伴う原資料の利用休止について〈国立国会図書館―National Diet Library(2022年1月19日)〉

国立国会図書館は、資料の利用と保存の両立を図る目的で、所蔵資料のデジタル化を実施しています。デジタル化作業に伴う原資料の利用停止についてのお知らせを掲載しています。

集英社の豪華マンガ家陣が集結! “体・心・性”のマンガプラットフォーム「yoi comic(ヨイ・コミック)」がスタート〈株式会社集英社のプレスリリース(2022年1月19日)〉

株式会社集英社のプレスリリース(2022年1月19日 14時00分)集英社の豪華マンガ家陣が集結! “体・心・性”のマンガプラットフォームがスタート

人気作家の新作がすべて無料で読み放題!!新潮社の文芸誌「yom yom」がWEBマガジンとしてリニューアル!〈株式会社新潮社のプレスリリース(2022年1月19日)〉

株式会社新潮社のプレスリリース(2022年1月19日 11時00分)人気作家の新作がすべて無料で読み放題!!新潮社の文芸誌がWEBマガジンとしてリニューアル!

月額300円で文芸コンテンツをより身近に、さらに読みやすく!会員制ウェブマガジン『Web新小説』料金改定のお知らせ〈株式会社春陽堂書店のプレスリリース(2022年1月19日)〉

株式会社春陽堂書店のプレスリリース(2022年1月19日 17時53分)月額300円で文芸コンテンツをより身近に、さらに読みやすく!会員制ウェブマガジン『Web新小説』料金改定のお知らせ

あっけらかんと海賊版マンガ「読んだ」声続々 「スッキリ」街頭インタビュー〈J-CAST テレビウォッチ(2022年1月18日)〉

一般社団法人「ABJ」の調べによると、2021年に海賊版サイトで読まれた漫画の被害額が少なくとも1兆円を超えることが明らかとなった。20年の被害額2100億円と比べると4.8倍の急増となっている。18日(22年1月)の「スッキリ」が取り上げた。海賊版サイトとは、出版社や漫画家の許可なくインターネット上に漫画や雑誌を公開している違法サイト。試しに番組スタッフが海賊版サイトのページを開いてみると、「O

ファッション誌『with』3月で定期刊行が終了 40周年を機にWEBを中核&雑誌は適時刊行へ〈ORICON NEWS(2022年1月18日)〉

ニュース| 講談社のファッション誌『with』が、3月28日発売の2022年5月号をもって、月刊の定期刊行から適時刊行へ変更することを18日、同社が発表した。 1981年に創刊した名門ファッション誌が、40周年を機に新たなスタートを切る。近年はウェブサイト「withonline」が月間1億PVを超え、女性誌メディアでも最大級の規模を誇る人気となり、昨年7月にはサブブランド「共働きwith」も開始した。

「敗因」から探る新聞の未来、縮小か大胆なDXか 外岡秀俊さん寄稿〈朝日新聞デジタル(2022年1月18日)〉

 2021年12月23日に急逝したジャーナリストの外岡秀俊さんはメディアの未来を案じ続け、1本の論考を残した。亡くなる1週間前まで推敲(すいこう)を重ねたそのタイトルは「『敗因』から探る新聞の未来/縮…

世界

2021年中国出版市場動向――微増だが不振、ネット文学の躍進、ショート動画販促〈HON.jp News Blog(2022年1月19日)〉

 2021年の中国出版市場動向について、北京大学・馬場公彦さんがさっそくレポートしてくれました。ライブ配信を含めた、ショート動画型のEコマースが盛んになっているようです。2021年中国出版市場動向動向分析のための基本資料 2022年の年明け早々に、中国の小売書店の総売り上げを統括する北京開巻による「2021年書籍市場報告」が出た。早速、例年のように中国出版業界の年度報告としてその概要を紹介しよう。中国出版業界の...

アップル、アプリ外部決済認める動き 韓国やオランダで〈朝日新聞デジタル(2022年1月19日)〉

 米アップルのアプリ配信サービス「アップストア」上での決済手段について、同社が一部の国で軌道修正を迫られている。韓国では外部の決済手段を認める意向を表明。オランダでは一部のアプリに外部課金を認めた。欧…

米民主党議員、監視広告を禁止する法案を提出〈CNET Japan(2022年1月19日)〉

米連邦議会の民主党議員3人が「監視広告」を禁止する法案を議会に提出した。

Adblocking Does Not Constitute Copyright Infringement, Court Rules〈TorrentFreak(2022年1月19日)〉

German publishing house Axel Springer has lost its copyright infringement lawsuit against Eyeo GmbH, the company behind Adblock Plus.

米が中国のアリババ調査と報道 クラウド事業で安保懸念か〈共同通信(2022年1月19日)〉

Maryland Defends Its Library E-book Law, Seeks Dismissal of AAP Lawsuit〈Publishers Weekly(2022年1月17日)〉

In a January 14 filing, the Maryland Attorney General asked a federal judge to dismiss the AAP's claim that the state's recently enacted library e-book law law is preempted by the federal Copyright Act. This case is not about copyright protection, the AG argues, it is about the unfair and discriminatory trade practices of publishers at the expense of public libraries.”

イベント

プラットフォームサービスに係る利用者情報の取扱いに関するワーキンググループ(第9回)〈総務省(オンライン)/1月24日〉

インターネット上の海賊版サイトへのアクセス抑止方策に関する検討会(第6回)〈総務省(オンライン)/1月24日〉

第21期 文化審議会 著作権分科会 国際小委員会(第4回)〈文化庁(オンライン)/1月25日〉

第21期文化審議会著作権分科会国際小委員会(第3回)を開催いたしますので,お知らせします。

フォーラム「メディアに不可欠なDXの本質」〈東洋経済新報社(オンライン)/1月25日〉

メディア企業に今、不可欠なDXとは何か、ユーザーニーズを迅速に捉え、刺さるコンテンツを作るために、どのようにテクノロジーを活用していけばよいのかを考察

第5回デジタルアーカイブ産学官フォーラム「コロナがもたらしたもの ~withコロナで加速するデジタルアーカイブ~」〈内閣府知的財産戦略推進事務局・国立国会図書館(オンライン)/1月26日〉

産業とデータ・コンテンツ部会キックオフ連続フォーラム第3回「デジタルアーカイブを基盤とする産業振興政策:海外の動向とジャパンサーチの可能性」〈デジタルアーカイブ学会(オンライン)/1月26日〉

電流協オープンセミナー「デジタル多重再編の時代を迎えた出版ビジネス-2022年の展望」〈一般社団法人電子出版制作・流通協議会(オンライン)/1月28日〉

コンテンツジャパン代表取締役の堀鉄彦氏が、出版業界の2021年はどのような1年だったかを振り返り、そこから予測される2022年に向けての業界全体の構造変化、出版ビジネスの方向性などについて俯瞰、解説して頂きます。

文化通信フォーラム「出版業界に求められる改革 ~出版文化を守り、書店を支える政官民連携のあり方~」〈文化通信社(オンライン)/1月31日〉

   株式会社文化通信社では、各分野のフロントランナーやユニークな取り組みをされている企業様に講師をお願いし、業界向けセミナーを数多く開催、多くの方々にご参加いただいております。  今般、2…続き

セミナー:国のデジタル情報基盤の充実に向けてーー国立国会図書館「ビジョン2021-2025」の取組から〈JEPA|日本電子出版協会(オンライン)/2月2日〉

フォーラム「デジタル化及びデジタルアーカイブ構築の現状と未来」〈国立国会図書館(オンライン)/2月9日〉

商人としての編集者 書籍装丁の考え方についてデザイナーではなく編集者が語る会〈KADOKAWA(オンライン)/2月22日〉

講師:岸山征寛(株式会社KADOKAWA/角川新書編集長)×菊地悟(同/新書ノンフィクション課編集長)

お知らせ

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