日刊出版ニュースまとめ 2022.11.04

日刊出版ニュースまとめ

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 伝統的な取次&書店流通の商業出版から、インターネットを活用したデジタルパブリッシングまで、広い意味での出版に関連するニュースをデイリーでまとめています。

【目次】

国内

デジタル出版物を閲覧できる情報通信機器の普及状況 ―― デジタル出版論 第4章 第1節〈HON.jp News Blog(2022年11月3日)〉

第2部 デジタル出版の流通 第2部では、デジタル出版の過程、すなわち「生産」「流通」「利用」という3つのプロセスのうち、「流通」について概説します。第4章 情報通信機器とOS 第3章の最後で私は、デジタル出版では「物流」がない代わりに、「情報の流通」にどれだけ力を注ぐかが重要だと述べました。たとえば、ブログで新しい記事を公開したとします。ただ単に公開しただけでは存在が認識されないため、誰にも読んでもらえ...

「ヤフコメ」のヘイトは、なぜ放置されているのか 偏見や差別を許容・助長する現状、ヤフーはどう答える?〈47NEWS(2022年11月3日)〉

ニュースサイト「ヤフーニュース」は、各記事の下部に読者が匿名で感想を書き込めるコメント(ヤフコメ)欄...

注目のブックビジネス【前編】鹿島茂が手がける「PASSAGE」&「ALL REVIEWS」の革新性〈Real Sound|リアルサウンド ブック(2022年11月2日)〉

博覧強記のフランス文学者、鹿島茂氏が本の新ビジネスをプロデュースしていることをご存じだろうか。今年3月東京・神保町に開店したシェア型書店「PASSAGE by ALL REVIEWS」と、2017年に生まれた書評アーカイブサイト「ALL  REVIEWS」だ。鹿島氏の発想を、運営会社社長の由井緑郎氏が…

注目のブックビジネス【後編】「好きなもので共鳴し、本のコミュニティを生み出す」ALL REVIEWS社長・由井緑郎の思い〈Real Sound|リアルサウンド ブック(2022年11月3日)〉

フランス文学者・鹿島茂氏がプロデュースする2つの本の新ビジネス、書評アーカイブサイト「ALL REVIEWS」と神保町のシェア型書店「PASSAGE by ALL REVIEWS」は、縮小を続ける出版業界で何を生み出そうとしているのか。鹿島茂氏に話を聞いた前編に続き、後編では両ビジネスの経営を担うAL…

ヒットメーカー編集者・篠原一朗さん──“逃げた”先で、見つけたもの。まだ誰も歩いたことのない道を開拓して〈fumufumu news -フムフムニュース-(2022年11月2日)〉

新型コロナウイルスの感染が急速に拡大していった2020年7月7日、小さな出版社が誕生しました。その名は「水鈴社(すいりんしゃ)」。代表の篠原一朗さんが、会社唯一の編集者でもあります。篠原さんは、出版業界でいま注目されている編集者の一人で、数々のヒット作を世に送り出しています。本との出会いやこれまでのこと。現在新たに取り組んでいるYOASOBIチームとのプロジェクトなど、余すことなくお話を伺いました。

KADOKAWA、五輪汚職の影響で数億円の逸失 通期での見通し〈朝日新聞デジタル(2022年11月2日)〉

 出版大手KADOKAWAは2日に2022年9月中間決算を公表し、東京五輪・パラリンピックをめぐる汚職事件の影響で、通期では数億円規模の利益が失われるとの見通しを明らかにした。受託したイベント運営事業…

KADOKAWA、書籍値上げへ コスト増で〈共同通信(2022年11月2日)〉

セルシス、自動で陰影を生成する技術と描画領域を簡易的に抽出する技術の研究内容を公開〈株式会社セルシスのプレスリリース(2022年11月2日)〉

株式会社セルシスのプレスリリース(2022年11月2日 14時00分)セルシス、自動で陰影を生成する技術と描画領域を簡易的に抽出する技術の研究内容を公開

電子図書館(電子書籍貸出サービス)実施図書館〈電流協(2022年11月1日)〉

自治体の公共図書館における「電子書籍貸出サービス」を実施している図書館となります。(電子出版制作・流通協議会 電子図書館・コンテンツ教育利用部会まとめ)

世界

Google、AIで解像度が高い動画生成 1000言語の翻訳も〈日本経済新聞(2022年11月3日)〉

【シリコンバレー=奥平和行】米グーグルは2日、人工知能(AI)の開発や活用に関する説明会を開いた。文章をもとに解像度が高い動画を作成できる技術を披露し、1000言語に対応する翻訳システムを開発すると明らかにした。AIをめぐる大手テクノロジー企業やスタートアップ企業による競争が激しくなっている。「AI@」と題した研究部門が主催するイベントを米ニューヨーク市で開き、一部をウェブ中継した。スンダー・

イベント

フォーラム「学校はいま、図書館の支援を求めている ~地域資料のデジタル化が拓く図書館の未来~」〈TRC-ADEAC・特定非営利活動法人日本デジタルアーキビスト資格認定機構(オンライン)/11月4日〉

図書館サービスがレファレンス中心へと軸足を移し地域活性化の主役となる今、TRCは図書館総合支援企業として、MARC、物流から受託運営まで、トータルで図書館サービスをご提案します。

J-STAGEセミナー「学術出版の変革:研究データおよびオープンリサーチにおけるその役割」〈科学技術振興機構・STM国際出版社協会(オンライン)/11月8日〉

J-STAGEが主催するセミナー等の開催情報をお知らせしています。

福井健策氏「90分で知る: 最近の著作権法改正や著作権を巡るトピックについて」〈図書館総合展・サンメディア(オンライン)/11月11日〉

「図書館が考える学習支援ツールのこれから ~『ジャパンナレッジSchool』ができること~」〈図書館総合展・ネットアドバンス/紀伊國屋書店(オンライン)/11月12日〉

上野千鶴子 講演会「ホモソーシャルな出版業界 ―その悪しき体質、変えられますか?―」〈出版女性人の会(オンライン)/11月16日〉

昨年、開催いたしました「出版女性人の会 オンライン講演会2021」は、多くの皆さまにご参加いただくことができました。皆さまのご協力とお力添えに、幹事一同、深謝いたしております。開催... powered by Peatix : More than a ticket.

「電子図書館サミットin九州」〈図書館総合展・TRC九州支社(オンライン)/11月18日〉

「専門書店と取次の関係を考える:猫本専門「神保町にゃんこ堂」を題材にして」〈図書館総合展・日本出版学会出版教育研究部会(オンライン)/11月18日〉

大原ケイ氏: 海外出版動向2022〈日本電子出版協会(オンライン)/11月18日〉

2022年度図書館学セミナー「図書館における電子媒体資料の活用について-現状と今後の展望-」〈日本図書館研究会(オンライン)/11月19日〉

本の学校2022 ブレストミーティング「出版社(者)のこれからを考える」「今、書店を開くには」「知の基盤としての図書館 地域から本を伝える」〈本の学校(日本印刷会館・オンライン併用)/11月20日〉

NPO本の学校2022 ブレストミーティング〜本の価値、読者、そして地域とは〜 日時:2022年11月20日(日) 開場 12:30 場所:日本印刷会館(東京都中央区新富1丁目16番8号) ※オンライン同時配信あり 分科会: 13:00〜15:00 (第1〜第3分科会は同時間帯に開催されます) 全体会: 15:45〜17:00 参加費: 会場参加 ¥1,650(税込) / オンライン参加 ¥550(税込) 定員: 会場 各分科会30名様 申込順 / オンライン 各分科会10...

「『再販制度と独占禁止法』を著者が語る 〈シリーズ「図書館のための出版キイノート」第2作刊行記念イベント…1〉」〈図書館総合展・樹村房(オンライン)/11月21日〉

講談社メディアカンファレンス2022「Inspire Impossible Stories ~ 語ろう。メディアのミライ ~」〈講談社(オンライン)/11月22日〉

新たな発見や創造性を促し、ありえない、見たことのない物語を提供するという講談社の企業理念「Inspire Impossible Stories」をふまえ、「メディアのミライ」をテーマとした「講談社メディアカンファレンス2022」を開催します。

「学術コミニュケーションの動向2022」〈図書館総合展運営委員会(オンライン)/11月22日〉

「『委託販売と流通コード』を著者が語る 〈シリーズ「図書館のための出版キイノート」第2作刊行記念イベント…2〉」〈図書館総合展・樹村房(オンライン)/11月24日〉

「子供と本の距離を縮める! 附属新潟デジタルライブラリー【LibrariE & TRC-DL】〈図書館総合展・図書館流通センター/大日本印刷(オンライン)/11月25日〉

「ウィキペディア編集実演・体験コーナーin鳥取県民ふれあい会館」〈図書館総合展・ウィキペディア展覧会(オンライン)/11月26日〉

普通の書籍が読めない人に読書機会を提供する: EPUB電子書籍のアクセシビリティ〈日本DAISYコンソーシアム・日本電子出版協会(オンライン)/11月26日〉

「国立国会図書館の書誌データ」〈図書館総合展・国立国会図書館(オンデマンド配信)/11月1日~30日〉

『「期間内読み放題コンテンツ」の現状と今後』〈図書館総合展・日本電子図書館サービス(オンデマンド配信)/11月1日~30日〉

「デジタルアーカイブの実用化について」〈図書館総合展・京セラコミュニケーションシステム(オンデマンド配信)/11月1日~30日〉

2022年度秋季研究発表会〈日本出版学会(追手門学院大学総持寺キャンパス)/12月3日〉

 必ずお申し込みの上、ご参加ください。参加費等は当日会場にて受け付けます。   [開催概要] 日 時: 2022年12月3日(土) 13:00~17:30 (12:20開場) 会 場: 追手門学院大学 総持寺キャンパス(A331教室、A34

国立国会図書館関西館開館20周年記念講演「コミュニケーションの進化と図書館の未来」、シンポジウム「これからの図書館―読書はどう変わる?デジタルでどう変わる?―」〈国立国会図書館(オンライン)/12月8日〉

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