日刊出版ニュースまとめ 2021.10.20

角川武蔵野ミュージアム 本棚劇場

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 伝統的な取次&書店流通の商業出版から、インターネットを活用したデジタルパブリッシングまで、広い意味での出版に関連するニュースをデイリーでまとめています。

国内

Yahoo!ニュース、記事単位でコメント欄閉鎖も。誹謗中傷対策強化〈Impress Watch(2021年10月19日)〉

ヤフーは、Yahoo!ニュースのユーザーコメント欄における誹謗中傷対策を強化する。悪質なユーザーに対する投稿停止措置のほか、同社として初めて記事単位でコメント欄を閉鎖する機能の導入など、これまでより厳正な対策を講じる。

メディア芸術作品に関するデータを活用するためのウェブサイト“MADB Lab”が公開〈カレントアウェアネス・ポータル(2021年10月19日)〉

「Google Maps Platform Gaming Services」の提供終了、ドラクエウォークは代替活用で継続へ〈ケータイ Watch(2021年10月19日)〉

 グーグルは、現実を舞台にしたゲームを開発できる「Google Maps Platform Gaming Services」を終了する。開発者向けサイトで案内されており、10月18日をもって非推奨となった。

【出版時評】「悪」ではなかった返品〈文化通信デジタル(2021年10月19日)〉

 取次各社や大手書店が進めている出版流通改革では、書籍の返品率を下げて書店マージンを増やすことが大きなポイントになっている。そのために、新たな契約制度を作ったり、AIによる需要予測などが試みられている…続き

出版社を7日で辞めた男性「テキトーに納品、やっぱり差し戻し。そして終電」〈キャリコネニュース(2021年10月19日)〉

都内に住むクリエイティブ職の30代男性から、出版社を7日で退職した時のエピソードが寄せられた。「書類や原稿がそこかしこに積みあがる、絵に描いたような出版社」だったと振り返る男性。 「煩雑な環境ですが、人間関係は不思議と良

文化庁に「簡素で一元的な権利処理の在り方」に関する意見を提出しました〈クリエイターエコノミー協会(2021年10月19日)〉

2021年10月14日、クリエイターエコノミー協会は、文化庁著作権課に対し「簡素で一元的な権利処理の在り方」に関するパブリックコメントを提出いたしました。 現在文化庁は、文化審議会著作権分科会基本政策小委員会において、DX時代の著作権制度・政策について幅広い検討を行っています。 多様なクリエイターの状況をふまえた著作権制度に関する方策を提案することで、クリエイターが活動しやすい社会環境の実現につながる...

日本音楽著作権協会(JASRAC)、クリプトン・フューチャー・メディア株式会社とコンテンツ投稿サイト「piapro(ピアプロ)」での音楽利用について包括的利用許諾契約を締結〈一般社団法人 日本音楽著作権協会(JASRAC)のプレスリリース(2021年10月19日)〉

一般社団法人 日本音楽著作権協会(JASRAC)のプレスリリース(2021年10月19日 14時00分)日本音楽著作権協会(JASRAC)、クリプトン・フューチャー・メディア株式会社とコンテンツ投稿サイトでの音楽利用について包括的利用許諾契約を締結

思わぬ本と出会える電子書籍の「連想検索システム 知の泉」を開発〈株式会社モバイルブック・ジェーピーのプレスリリース(2021年10月19日)〉

株式会社モバイルブック・ジェーピーのプレスリリース(2021年10月19日 12時10分)思わぬ本と出会える電子書籍のを開発

広告ブロッカーが勝手にアフィリエイトを挿入。悪意あるブラウザの拡張機能に要注意〈PC Watch(2021年10月18日)〉

 セキュリティベンダーのImpervaは13日(米国時間)、Webの「インジェクション広告」をブロックするブラウザプラグイン「AllBlock」が、実際にはブロックではなく"アフィリエイトを挿入"していたことを明らかにした。

日常的にニュースを得るメディアは「テレビ」が定番、新聞は徐々に減少、実はWebサイトも下落気味【ドコモ・モバ研調べ】〈Web担当者Forum(2021年10月18日)〉

かつての東京の書店の面影に、台湾で再会。書店員が“読書好き”に届ける「偶然の出会い」:誠品生活日本橋〈じんぶん堂(2021年10月18日)〉

台湾の「誠品生活」が日本に初出店した「誠品生活日本橋」は、「くらしと読書のカルチャー・ワンダーランド」を謳い、文芸書、アートや人文書の品揃えに力を入れる。棚づくりや、多くの人が集う本屋のあり方について聞いた。

岩波書店代表取締役社長・坂本政謙氏インタビュー “看板”以外は全て変えるぐらいの気持ちで〈文化通信デジタル(2021年10月18日)〉

  もう美徳と言えない「編集者は黒子」の感覚    今年6月に岩波書店の社長に就任した坂本政謙氏は、一般企業から中途採用で入社し、営業を経て編集者になった経歴を持つ。編集としては同社で主流の…続き

「非実在児童ポルノ」めぐる日本共産党の政策紹介ページが議論呼ぶ 「誤った社会的観念を広める」〈ねとらぼ(2021年10月18日)〉

世界

他界したアーティストの作品を無断でNFT化:プラットフォーム規制は進むのか〈WIRED.jp(2021年10月19日)〉

いまやデジタルアートの世界でNFTのマーケットプレイスが活況を呈していることは誰もが知っている。問題は、そうしたNFTのプラットフォームは統制や規制が充分でないことから、詐欺師たちをもひきつけていることだ。他界したアーティストになりすました偽アカウントによる作品のNFT化のケースからは、「デジタルの無法地帯」と形容されるこの新たな市場とプラットフォームの課題と向かうべき方向性が浮き彫りになる。

新聞が消えて「寂しい」よりも バイパス計画で見えた記者の意味〈朝日新聞デジタル(2021年10月19日)〉

■現場へ! 米ローカルメディアの挑戦② 「新聞がなくなって、何か困っていない?」。レベッカ・コールデン(61)が尋ねた。高校生たちは「別に」といった反応だ。コールデンは続けた。「町を通る幹線道路のバイ…

ベゾス氏らアマゾン幹部、議会で虚偽証言の可能性–米議員が指摘〈CNET Japan(2021年10月19日)〉

米下院司法委員会に所属する5人の議員は、小売大手アマゾンのCEOに書簡を送付し、同社の事業慣行に関する幹部らの以前の証言を裏付ける証拠を示すよう求めた。

Internet Archive(IA)、公共図書館を対象とした地域の歴史のウェブアーカイブ構築支援プログラム“Community Webs”に新たに約60館が参加すると発表:米国・カナダに加え台湾等〈カレントアウェアネス・ポータル(2021年10月19日)〉

You can now read Comixolgy comics on the Kindle app and e-readers〈Good e-Reader(2021年10月18日)〉

Comixology has just announced that starting today, users will be able to read digital comics from their platform on the Kindle app for Android and iOS. The feature is not turning on by default, so if you want to read them, all you have to do is click on “Show your comiXology books” on your comiXology settings page. Next, head to your Kindle app and pull down to refresh and your library comics w...

文学賞を受賞の「女性作家」、正体は男性3人と授賞式で判明〈CNN.co.jp(2021年10月18日)〉

スペインの名誉ある文学賞をめぐり、スリラー作家として高い評価を受けていた「カルメン・モラ」という名前の女性小説家が受賞したところ、実は3人の男性によるペンネームだったことが判明し、同国の文壇に動揺が広がった。

イベント

カクヨム小説創作講座 ~小説の書き方からカクヨム活用法まで~〈KADOKAWA(オンライン)/10月23日〉

より面白いライトノベル/新文芸を書くための基礎知識や実践テクニックを編集者目線でお伝えします!|ケツジツ powered by カドカワストア| プロジェクトを始める | KADOKAWAが運営する完全受注生産型プロジェクト

産業とデータ・コンテンツ部会キックオフ連続フォーラム 第2回〈デジタルアーカイブ学会(オンライン)/11月4日〉

第2回「商業アートコンテンツ展開のための基盤と見取り図」 デジタルアーカイブ振興に関わる産学連携の在り方を検討するため本年4月に設置されたデジタルアーカイブ学会(JSDA)「産業とデータ・コンテンツ部会」では、今後の具体 … 続きを読む 産業とデータ・コンテンツ部会キックオフ連続フォーラム (第

電子図書活用型教育DXの挑戦―『本を読む』から『本を作る』へ〈図書館総合展(オンライン)/11月7日〉

シンポジウム「図書館とポスト真実」〈未来の図書館 研究所(オンライン)/11月8日〉

本の学校 出版シンポジウム2021 本の価値をあらためて考える〈NPO法人本の学校(オンライン)/11月19日~21日〉

※本イベントは配信のみでご参加いただけるイベントです。 本の学校 出版シンポジウム2021本の価値をあらためて考える 1995年から5年間にわたり鳥取県大山で開かれた「本の学校大山緑陰シンポジウム」は、2006年には「出版産業シンポジウムin東京」に引き継がれ、これまで「東京国際ブックフェア」や「神保町ブックフェスティバル」の協賛企画として開催してきました。 昨年からの新型コロナ下で迎えた今年のシンポジウムも、昨...

図書館とデジタルメディア、融合の可能性〈図書館総合展(オンライン)/11月27日〉

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