アマゾン傘下のオーディブル、オーディオブックのテキスト表示機能が著作権侵害と出版社から訴えられる

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 「ビッグ5」を含むアメリカの大手出版社7社は、アマゾン傘下のオーディオブック・サービスであるオーディブルが7月に発表したテキスト表示機能「オーディブル・キャプション」が、著作権の侵害にあたるとしてニューヨークの地方裁判所に訴訟を起こした。

 原告はいずれもアメリカ出版社協会のメンバーであるアシェット、ハーパーコリンズ、ペンギン・ランダムハウス、サイモン&シュスター、マクミラン、クロニクル・ブックス、そして児童書のスコラスティック。

 オーディブルは9月から主に国内の公立校と提携して、オーディオブックの音声が流れる部分のテキストを表示できるようにすると発表した。オーディオブックの出版契約にはテキスト表示が含まれていないが、出版社との合意がないままにテキスト表示に踏み切った。

 オーディブル側は、このテキスト部分は人工知能を使って独自に録音音声から作り出したもので、出版社の本とは違うものだということと、教育現場で求められているものを提供していると主張している。

参考リンク

The Vergeの記事
https://www.theverge.com/2019/8/23/20830057/amazon-audible-speech-to-text-feature-lawsuit-major-book-publishers
デジタル・トレンドの記事
https://www.digitaltrends.com/mobile/book-publishers-sue-amazon-audible/

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About 大原ケイ 205 Articles
NPO法人HON.jp 理事。日米で育ち、バイリンガルとして日本とアメリカで本に親しんできたバックグランドから、講談社のアメリカ法人やランダムハウスと講談社の提携事業に関わる。2008年に版権業務を代行するエージェントとして独立。主に日本の著作を欧米の編集者の元に持ち込む仕事をしていたところ、グーグルのブックスキャンプロジェクトやアマゾンのキンドル発売をきっかけに、アメリカの出版業界事情を日本に向けてレポートするようになった。著作に『ルポ 電子書籍大国アメリカ』(2010年、アスキー新書)、それをアップデートしたEブックなどがある。

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