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アマゾン傘下のオーディオブック配信サービス「オーディブル」(Audible)は、9月に始まる「オーディブル・キャプション」という新しいサービスで、朗読中にそのテキストを表示できるようにすると発表した。
「キャプション」といっても、全文表示なので、オーディオブックと同時にEブック全文を流すのと同じだが、出版社や著者からEブック版権を取り付ける代わりに、コンピューターで自動的に「書き起こし」したものを表示するという。
オーディブルの定期購読者や学生は無料でこの新しいサービスを利用することができ、フォントを変えたり、言葉の意味を調べたりできる。
「オーディブル・キャプション」サービスが始まることは出版社や著者には事前に知らされておらず、おおかたの出版社はオーディオ版にキャプションをつける行為は、Eブックの提供に当たり、出版契約違反であるとさえする関係者もいる。
参考リンク
USAトゥデイ紙の記事
https://www.usatoday.com/story/tech/talkingtech/2019/07/15/audible-let-you-read-audiobook-youre-listening/1503387001/
ロサンゼルス・タイムズの記事
https://www.latimes.com/entertainment-arts/books/story/2019-07-18/audible-text-captions-audiobook
オーディオ・キャプションの紹介映像