収益の過半がデジタル由来となったアメリカの新聞社など 日刊出版ニュースまとめ 2024.08.04

Text to Image by Adobe Firefly Image 3 Model(構成参照+“本棚だらけの書店”+生成塗りつぶし“歩いている赤縞猫の後ろ姿”)
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 伝統的な取次&書店流通の商業出版から、インターネットを活用したデジタルパブリッシングまで、広い意味での出版関連ニュースをデイリーでまとめて配信。ボットではありません。編集部の中の人がすべて自分の目で読んで、手作業でまとめています。

【目次】

政治

米司法省、TikTokを提訴 児童のプライバシー侵害で〈日本経済新聞(2024年8月3日)〉

経産省、アマゾン・アップルに勧告 取引改善求める 手数料の通知不十分 契約説明、日本語なし〈日本経済新聞(2024年8月3日)〉

社会

読書バリアフリー、何が変わる? 芥川賞作家の発言も 親子スクール・ニュースイチから〈日本経済新聞(2024年8月3日)〉

KADOKAWA元会長が決意、「人質司法」との闘い 『人間の証明』角川歴彦氏に聞く | 話題の本 著者に聞く〈東洋経済オンライン(2024年8月3日)〉

岩波文庫がラインアップ新たに 太宰治 『晩年』から読み直す〈日本経済新聞(2024年8月3日)〉

誰もが情報発信できる時代に「信頼される」ための指針:柴那典 | ブックハンティング特別企画 リレー書評『ジャーナリストの条件』〈新潮社 Foresight(2024年8月2日)〉

デジタル版で新聞読む習慣を 京都、NIE全国大会閉幕〈共同通信(2024年8月2日)〉

ひとことコメント

ここで言う「デジタル版」というのは、ウェブ版なのか、紙面を再現しているレプリカ版なのか。両方?(鷹野)

「SPY×FAMILY」を手がけた漫画編集者・林士平 20代の過ごし方〈Forbes JAPAN(2024年8月2日)〉

米国議会図書館(LC)法律図書館、22か国における書籍やメディアの検閲に関する報告書を公開〈カレントアウェアネス・ポータル(2024年8月2日)〉

経済

米新聞社のLee Enterprises、デジタル化で転換点・・・収益の50%超がデジタルに〈Media Innovation(2024年8月3日)〉

ひとことコメント

「粗利益の3分の2がデジタル由来」とのことですが、原価はちゃんと按分しているんだろうか? というのが気になってしまいました。たまに「デジタル版は原価がかかってないから儲かる」みたいな、按分してないケースを見かけるんですよね。紙代や印刷代など紙にのみ発生する個別経費はそのままでいいんですけど、原稿料とか編集費みたいな共通経費は按分しないと。(鷹野)

朝日新聞も「全国紙」から脱落するのか…社長ゆかりの地「九州・静岡」が夕刊廃止に至った厳しすぎる現実 「編集局一強」の構図が変化しつつある〈PRESIDENT Online(2024年8月2日)〉

技術

Adobeの画像生成AI 「紙の落書き」をアートに変身〈日本経済新聞(2024年8月3日)〉

ひとことコメント

構成参照の機能ですね。私も、自分で撮った写真を参照させて、架空の書店や図書館を生成させています。この日刊出版ニュースまとめの最近のアイキャッチはすべてそれです。あと、生成塗りつぶしで猫を生やしてあります。(鷹野)

佐賀新聞がAIで記事を書いた紙面掲載 「まだ人が書いた方が速い」〈朝日新聞デジタル(2024年8月2日)〉

イベント

版元ドットコム・カーリル「openBDのこれまでとこれから」〈オンライン/8月8日〉

文化庁 令和6年度著作権セミナー「AIと著作権Ⅱ」〈オンライン/8月9日〉

三省堂書店めくる塾「けんごさんと語ろう 読書の楽しみの伝え方 〜小説の面白さについて・最近おすすめの小説も紹介します。」〈オンライン/8月20日〉

三省堂書店めくる塾「三宅玲子さん&書店主『本屋のない人生なんて−本屋さんトークセッション』」〈オンライン/8月23日〉

国立国会図書館・内閣府知的財産戦略推進事務局「デジタルアーカイブフェス」〈オンライン/8月26日〉〈()〉

シンポジウム「デジタルシフトの次へ―米国議会図書館の新戦略から見えてくるもの―」〈国立国会図書館 東京本館 新館 講堂/9月24日〉

お知らせ

◆ 今年もやります! デジタル・パブリッシングの可能性と課題について議論するオープンカンファレンス「HON-CF(ホンカンファ)2024」は9月6日(金)~8日(日)の開催です。詳細はこちらのURLから近日公開予定。Coming soon!

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HON.jp News Blogは、これからも本(HON)を作ろうとしている人々に、国内外の事例を紹介し、デジタルパブリッシングを含めた技術を提供し、意見を交換し、仮説を立て、新たな出版へ踏み出す力を与えるメディアです。運営は、NPO法人HON.jp メディア部会が行っています。
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