日刊出版ニュースまとめ 2023.03.21

Text to Image by Stable Diffusion(photo, a cat is sitting on a pile of books in old bookshop, The cat is gray and white striped and has emerald green eyes, beautiful detailed glow, light particles, bloom)
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 伝統的な取次&書店流通の商業出版から、インターネットを活用したデジタルパブリッシングまで、広い意味での出版に関連するニュースをデイリーでまとめています。

【目次】

総合

「GPT-4の衝撃」「AIに仕事は奪われる?」「アメリカでAI生成画像は著作権で保護されないと規定」など、週刊出版ニュースまとめ&コラム #563(2023年3月12日~18日)〈HON.jp News Blog(2023年3月20日)〉

 2023年3月12日~18日は「GPT-4の衝撃」「AIに仕事は奪われる?」「アメリカでAI生成画像は著作権で保護されないと規定」などが話題に。広い意味での出版に関連する最新ニュースから編集長 鷹野が気になるものをピックアップし、独自の視点でコメントしてあります(ISSN 2436-8237)。政治鳥取県「有害図書」指定の理由を公表へ|鳥取県のニュース〈NHK(2023年3月14日)〉https://www3.nhk.or.jp/lnews/tottori/20230314/4040...

パブリッシャーにおける寄付モデルの可能性【Media Innovation Weekly】3/20号〈Media Innovation(2023年3月20日)〉

【マンガ業界Newsまとめ】3/17は週マガ・サンデー創刊の日、DCコミックスのWebtoon展開進む など|3/19-94〈菊池健|note(2023年3月19日)〉

マンガ業界ニュースの週1まとめです。動きの早いマンガ業界・Webtoon界隈のニュースを出来る限り一か所に集め、業界の方が短時間で情報を得られることを目指しています。 ――― 今週はいつもとちょっと趣向を変えまして。 3/17は日本漫画にとって記念すべき日でして、週刊少年マガジン・週刊少年サンデーと、2つの週刊少年漫画誌が1959年にダブル創刊した日なのです。 #漫画週刊誌の日 1959年の今日、3月17日は週刊少年マガ...

国内

出版社各社がなぜここに来て”ゲーム事業”に身を乗り出すのか?──KADOKAWAのゲーム事業が新体制になった背景には、異色の経歴を持つ女性プロデューサーの存在があった〈電ファミニコゲーマー(2023年3月20日)〉

さながら「Kindle版Keepa」。Kindle本の価格推移をグラフ表示できるブラウザー拡張機能が登場【やじうまWatch】〈INTERNET Watch(2023年3月20日)〉

本好きが暮らす「街の本屋」で届ける、“引っかかる本”との出会い:書楽 阿佐ヶ谷店〈じんぶん堂(2023年3月20日)〉

JR中央線の阿佐ヶ谷駅前にある「書楽 阿佐ヶ谷店」。朝9時半から夜は12時まで“街の本屋”として多様な世代の居場所であり続ける。

出版情報登録センター(JPRO)、JPRO説明会資料「電子書籍活用、ためし読み、アクセシブル… JPROがもっと便利に」を公開〈カレントアウェアネス・ポータル(2023年3月20日)〉

2023年3月6日、出版情報登録センター(JPRO)が、JPRO説明会資料「電子書籍活用、ためし読み、アクセシブル… JPROがもっと便利に」を公開しました。資料は、主に以下の内容からなります。・JPRO 出版インフラへの道 出版社・取次会

世田谷区史編さんにおける「著作者人格権の不行使」問題についての声明〈出版ネッツ(2023年3月20日)〉

2023年3月18日ユニオン出版ネットワーク(出版ネッツ) 世田谷区は2016年から世田谷区史編さん事業を開始し、原始・古代から近現代にわたる史料の収集・調査にあたってきました。ところが、2022年、執筆の段階になって突如、委員(歴史学者)に対し「著作者人格権の不行使」を求め、承諾しなければ編さん委員としての委嘱を打ち切ると通告してきました。私たち出版産業で働くフリーランスの組合であるユニオン出版ネットワーク...

出版月報(2023年2月号)お詫びと訂正を掲載しました〈出版科学研究所(2023年3月20日)〉

【お詫びと訂正】『出版月報』2023年2月号で発表した、2023年1月期の月刊誌・週刊誌の推定販売部数、推定販売金額、金額返品率に誤りがございました。正しくは下記の通りです。お詫びして訂正いたします。『出版月報』2023年2月号(商品…

ChatGPTは弁理士業務に使えるか?〈栗原潔のIT弁理士日記(2023年3月19日)〉

小学館『サンデーGX』、連載漫画めぐり謝罪 「フィクションにもかかわらず実在の人物と誤解させる内容」 連載は終了〈ねとらぼ(2023年3月18日)〉

「AIが描いた絵」は誰のもの?~テクノロジーと著作権の新たな関係を考える | 時事オピニオン | 情報・知識&オピニオン〈imidas – イミダス(2023年3月13日)〉

 2022年ごろから、誰でも気軽に使える「画像生成AI」が話題になっている。スマートフォンやパソコンで画像生成AIを搭載したアプリやソフトを立ち上げて、例えば何か言葉を入力すると、絵を生み出してくれるのだ。絵が苦手な人でも、「くま」「イラスト」「かわいい」とリクエストすれば、かわいいくまの絵を生み出せる。しかし、こうして半ば自動で出力されてくる絵は、いったい「誰のもの」なのだろう? AIの作品? それと...

世界

「GPT-4」を公開したOpenAI、詳細な技術情報は非公開〈CNET Japan(2023年3月20日)〉

AI研究の世界では、ソフトウェアに関する技術的な詳細情報を公開するのが通例だが、「GPT-4」の技術レポートは、競争と安全性を考慮して技術的な詳細情報を提供していない。

米国著作権局、人工知能(AI)に関する新たなイニシアチブを開始:AIを用いて作成された作品の著作権等〈カレントアウェアネス・ポータル(2023年3月20日)〉

2023年3月16日、米国著作権局が、人工知能(AI)に関する新たなイニシアチブを開始したと発表しました。AIを用いて作成された作品や、AIの学習における著作権保護対象の作品の使用等、AI技術の進歩と個人・企業による利用の急速な拡大により提

画像の中のテキストをGoogleは認識できるのか?〈海外SEO情報ブログ(2023年3月20日)〉

Googlebot は画像の中のテキストを認識できる。そうは言えど、alt 属性でもその内容を説明することが望まれる。

GPT-4が「メディアの信頼度を評価」していると回答、その方法とは?〈新聞紙学的(2023年3月20日)〉

GPT-4が、独自に「メディアの信頼度を評価」していると回答した――。     注目されてきた対話(チャット)…

バイドゥCEOはなぜ「不完全」な中国版チャットGPTを発表したのか〈MIT Tech Review(2023年3月18日)〉

バイドゥが「チャットGPT(ChatGPT)」の競合となる「アーニー・ボット(Ernie Bot)」を発表した。同社CEOは、完璧ではないと語っており、準備不足は否めない。それでも発表を急いだ事情がある。

AIではなく人間が作ったコンテンツにバッジを付ける「Not By AI Badges」プロジェクト〈GIGAZINE(2023年3月17日)〉

データを用いて学習し新たなコンテンツを生み出すジェネレーティブAIの進化は日進月歩で、一説には「2025年までにオンラインコンテンツの90%はAIが生成したものになる」ともいわれています。そんな中、AIによるコンテンツの量産にあらがうことを目的に、人間が作った作品に名誉のバッジを掲げる取り組みがスタートしました。

イベント

「あつまれ!マンガワークショップ博」〈京都国際マンガミュージアム/3月18日~5月28日〉

第18回レファレンス協同データベース事業フォーラム「レファ協で出会う専門図書館―そのディープな魅力に迫る―」〈国立国会図書館(オンライン)/3月22日〉

地域アーカイブ関連イベント「ジャパンサーチで地域のコンテンツをつなぎ、人をつなぐ」〈国立国会図書館(オンライン)/3月24日〉

ブリュースター・ケール、萩野正昭ほか「すべての知識へのユニバーサルアクセス(Universal Access to All Knowledge)〈インターネット・アーカイブ(オンライン)/3月25日〉

志田陽子「気がつけば、すべての人が表現者! 表現者のニーズから始める『表現の自由』」(全五回)〈WEZZY MEETING(オンライン)/3月25日、4月8日、4月22日、5月6日、5月20日〉

 私たちの世界は、私たちが、日々つくって――創って、造って、ときには壊してつくり直したり、ほころびを繕ったりして――いま…

オンライントークイベント「『にいがたマンガ大賞』がマンガ文化へ果たしてきた役割」〈開志専門職大学・新潟視覚芸術研究所(オンライン)/3月26日〉

専門的×実践的な教育で、目指す業界のプロフェッショナルを育成。在学中600時間以上の企業内実習を70社以上で実施/実務家教員による専門性の高い講義/新潟市の中心地に3つのキャンパス

「本の未来と復刊の可能性」〈復刊ドットコム(オンライン)/3月29日〉

復刊ドットコムは、絶版・品切れの本を皆さまからのリクエスト投票により、復刊させるサービスを行っています。

清水計宏氏「CES2023から見えた2023年のテックトレンド 地球規模の人類の問題解決も一大ミッションに」〈日本電子出版協会(オンライン)/3月29日〉

堀鉄彦氏:電子出版プラットフォームの未来像 ーー「IPファースト」「AI時代」の展望〈日本電子出版協会(オンライン)/4月6日〉

「新人・若手向けデジタル報道セミナー」〈一般社団法人デジタル・ジャーナリスト育成機構(オンライン)/4月8日、15日、22日(ハイブリッド)〉

一般社団法人デジタル・ジャーナリスト育成機構(D-JEDI)は、報道分野の新人・若手を対象に「デジタル報道セミナー」を開きます。組織に所属している方も、フリーランスの方も報道に携わ... powered by Peatix : More than a ticket.

2023年4月月例研究会「これからの学術情報システムのメタデータ収集・作成方針 : 「流通」を前提としたメタデータの整備に向けて」〈日本図書館研究会情報組織化研究グループ(オンライン)/4月15日〉

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出版ニュースまとめ&コラム2018

出版ニュースまとめ&コラム2018デジタル化の荒波を乗り越える道しるべに。編集長・鷹野凌が毎週配信しているニュースまとめ&コラムの2018年分を1冊にまとめました。2023年2月20日、紙版と電子版を同時発売。直営ショップで購入Buy or check out where you usually useいつもの場所で購入または借りる 紙版HON.jp BooksBCCKSAmazon書店様向けBookSeller電子版HON.jp BooksBCCKS楽天KoboGooglePlayブックスコミックシ...

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出版ニュースまとめ&コラム2016

出版ニュースまとめ&コラム2016[増補改訂版]デジタル化の荒波を乗り越える道しるべに。編集長・鷹野凌が毎週配信しているニュースまとめ&コラムの2016年分を1冊にまとめました。2023年1月20日、紙版と電子版を同時発売。直営ショップで購入Buy or check out where you usually useいつもの場所で購入または借りる 紙版HON.jp BooksBCCKSAmazon書店向けBookSeller電子版HON.jp BooksBCCKS楽天KoboGooglePlayブック...

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