日刊出版ニュースまとめ 2022.01.26

角川武蔵野ミュージアム 本棚劇場

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 伝統的な取次&書店流通の商業出版から、インターネットを活用したデジタルパブリッシングまで、広い意味での出版に関連するニュースをデイリーでまとめています。

【目次】

国内

2021年紙+電子出版市場は1兆6742億円で3年連続プラス成長 ~ 出版科学研究所調べ〈HON.jp News Blog(2022年1月25日)〉

 公益社団法人全国出版協会・出版科学研究所は1月25日、2021年の出版市場規模を発表した。紙+電子出版市場(推定販売金額)は、前年比3.6%増の1兆6742億円。紙が1.3%減と小幅なマイナスに対し、電子が18.6%増と引き続き拡大した結果、3年連続のプラス成長となった。紙 紙の出版物推定販売金額は、1.3%減の1兆2080億円。うち、書籍が2.1%増の6804億円、雑誌が5.4%減の5276億円。書籍は15年ぶりの増加となった。上半期は...

【山口真弘の電子書籍タッチアンドトライ】7型にして激軽の170g、ページめくりボタンも使えるGoogle Play対応E Inkタブレット「BOOX Leaf」〈PC Watch(2022年1月25日)〉

 ONYX Internationalの「BOOX Leaf」は、E Ink電子ペーパーを採用した7型の電子書籍端末だ。Android 10を搭載し、Google Playストアからさまざまな電子書籍アプリをインストールして利用できる。

学校の図書館に複数の新聞を 小中高に文科省〈日本経済新聞(2022年1月25日)〉

文部科学省は24日、図書館整備に関する2022年度からの5カ年計画を策定し、公立小中高校全てで図書館に新聞を複数紙置くよう都道府県教育委員会に通知した。目安

Googleが分析する、デジタルエンタメ市場の現状と今後〈MarkeZine(マーケジン)(2022年1月25日)〉

 動画やマンガ、音楽、ゲームなど、あらゆるエンタメコンテンツがデジタル化され、いつでも・どこでもこれらを楽しむことができる状況がある。では、生活者は自身の可処分所得や可処分時間をどのような割合で各コンテンツに消費しているのだろうか? Googleのコンシューマーマーケットインサイトチームで生活者調査を行う小林伸一郎氏に、デジタルエンタメコンテンツの消費行動と可処分所得・可処分時間の関係、そこから見え...

帯広市電子図書館の累計貸出数15万冊突破 「さらなる利用を」〈十勝毎日新聞電子版-Tokachi Mainichi News Web(2022年1月25日)〉

帯広市図書館(石津邦久館長)が昨年4月、インターネット上に開設した電子図書館の累計貸出冊数が15万冊を突破した。職員らは「さらに多くの方に利用してもらいたい」と呼び掛けている。緊急事態宣言...

第21期文化審議会著作権分科会国際小委員会(第4回)〈文化庁(2022年1月25日)〉

第21期文化審議会著作権分科会国際小委員会(第4回)議事次第および配布資料等を掲載しています。

凸版印刷、店舗・施設向けにコンテンツ読み放題アプリを開発〈凸版印刷株式会社のプレスリリース(2022年1月25日)〉

凸版印刷株式会社のプレスリリース(2022年1月25日 10時00分)凸版印刷、店舗・施設向けにコンテンツ読み放題アプリを開発

小中高の図書館に複数の新聞を 文科省5カ年計画〈日本経済新聞(2022年1月24日)〉

文部科学省は24日、図書館整備に関する2022年度からの5カ年計画を策定し、公立小中高校全てで図書館に新聞を複数紙置くよう都道府県教育委員会に通知した。目安の部数を各学校で現行計画より1つずつ増やし、小学校は2紙、中学は3紙、高校は5紙とする。国は配備費用として5年間の合計で190億円の地方財政措置を講じる。新しい学習指導要領では新聞を教材として活用することが位置付けられ、文科省は学校図書館で

BOOTH、「支払い意思のない大量注文が発生」の報告受けて調査、対応へ〈ねとらぼ(2022年1月24日)〉

「不審・悪質であると判断されたアカウントには順次適切な対応をとってまいります」と述べています。

デジタルエンタメで電子マンガと音楽配信が消費2倍に 家計簿から分析〈ITmedia ビジネスオンライン(2022年1月24日)〉

エンタメ関連のデジタル消費はコロナ前の1.5倍に拡大し、月間支出のうち4.3%に——。950万ダウンロードの家計簿ソフトZaimに記録されたデータから、こんな状況が分かった。

世界

5年前から倍増の韓流コンテンツ 牽引するのはゲーム、注目の分野は〈朝日新聞デジタル(2022年1月25日)〉

 韓国のドラマや音楽、ゲームといった「韓流コンテンツ」の快進撃が続いている。昨年のコンテンツ輸出額は115億ドル(約1兆3200億円)と、5年前から倍増する見込みだ。動画プラットフォームの普及などデジ…

全米最大級のデジタルマンガストア『MangaPlaza』体験サイトオープン!「Obey Me!」英語版コミックの独占世界初公開コラボレーションなど豪華な特典がもらえる事前登録キャンペーンも同時開催!〈エヌ・ティ・ティ・ソルマーレ株式会社のプレスリリース(2022年1月25日)〉

エヌ・ティ・ティ・ソルマーレ株式会社のプレスリリース(2022年1月25日 10時00分)全米最大級のデジタルマンガストア『MangaPlaza』体験サイトオープン!英語版コミックの独占世界初公開コラボレーションなど豪華な特典がもらえる事前登録キャンペーンも同時開催!

位置情報で米グーグルを提訴 3州と首都、消費者に誤解〈共同通信(2022年1月25日)〉

オランダ独禁当局、アップルに罰金500万ユーロ アプリ決済巡り〈ロイター(2022年1月25日)〉

イベント

第5回デジタルアーカイブ産学官フォーラム「コロナがもたらしたもの ~withコロナで加速するデジタルアーカイブ~」〈内閣府知的財産戦略推進事務局・国立国会図書館(オンライン)/1月26日〉

産業とデータ・コンテンツ部会キックオフ連続フォーラム第3回「デジタルアーカイブを基盤とする産業振興政策:海外の動向とジャパンサーチの可能性」〈デジタルアーカイブ学会(オンライン)/1月26日〉

電流協オープンセミナー「デジタル多重再編の時代を迎えた出版ビジネス-2022年の展望」〈一般社団法人電子出版制作・流通協議会(オンライン)/1月28日〉

コンテンツジャパン代表取締役の堀鉄彦氏が、出版業界の2021年はどのような1年だったかを振り返り、そこから予測される2022年に向けての業界全体の構造変化、出版ビジネスの方向性などについて俯瞰、解説して頂きます。

第6回 アフィリエイト広告等に関する検討会〈消費者庁(オンライン)/1月28日〉

文化通信フォーラム「出版業界に求められる改革 ~出版文化を守り、書店を支える政官民連携のあり方~」〈文化通信社(オンライン)/1月31日〉

   株式会社文化通信社では、各分野のフロントランナーやユニークな取り組みをされている企業様に講師をお願いし、業界向けセミナーを数多く開催、多くの方々にご参加いただいております。  今般、2…続き

文化審議会第1期文化経済部会(第2回)〈文化庁(オンライン)/2月1日〉

セミナー:国のデジタル情報基盤の充実に向けてーー国立国会図書館「ビジョン2021-2025」の取組から〈JEPA|日本電子出版協会(オンライン)/2月2日〉

「インターネット上の著作権侵害(海賊版)対策ハンドブック」解説セミナー〈文化庁(オンライン)/2月8日〉

デジタル化・ネットワーク化の進展に伴い著作物が国境を越えて流通する中、我が国のコンテンツは世界各国において高い人気を博している一方、著作権を侵害したコンテンツも多く流通し、我が国の... powered by Peatix : More than a ticket.

XIMERA’s talk session「『週刊文春 電子版』の現場に学ぶサブスクリプション戦略」〈株式会社キメラ(オンライン)/2月9日〉

株式会社キメラのプレスリリース(2022年1月25日 11時00分)『週刊文春 電子版』コンテンツディレクターが登壇、メディアのサブスクリプションビジネスを学ぶオンラインイベントを2022年2月9日(水)に開催

フォーラム「デジタル化及びデジタルアーカイブ構築の現状と未来」〈国立国会図書館(オンライン)/2月9日〉

商人としての編集者 書籍装丁の考え方についてデザイナーではなく編集者が語る会〈KADOKAWA(オンライン)/2月22日〉

講師:岸山征寛(株式会社KADOKAWA/角川新書編集長)×菊地悟(同/新書ノンフィクション課編集長)

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