日刊出版ニュースまとめ 2022.01.13

角川武蔵野ミュージアム 本棚劇場

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 伝統的な取次&書店流通の商業出版から、インターネットを活用したデジタルパブリッシングまで、広い意味での出版に関連するニュースをデイリーでまとめています。

国内

デジタルコンテンツ通じた悪質商法 若者からの相談増加 | 18歳 成人年齢引き下げ 民法改正 少年法改正〈NHKニュース(2022年1月12日)〉

第8回 ブックオフ肯定論を検討する(その1)〈マガジン航[kɔː](2022年1月12日)〉

すでに本連載が始まってから3年ほどになろうとしている。 新型コロナウイルスの流行拡大などを経て、ブックオフをめ…

Webやアプリ連載のコミックで紙の単行本でも売れているものは?〈出版科学研究所(2022年1月12日)〉

 今や出版市場(紙+電子)の4割近くまで占有率を伸ばしているコミック市場。これまではコミック誌で連載した作品を単行本化するのが一般的だった。今では読者と作品が出会うタッチポイントは多様化し、コミック誌だけでなく、ネットやSNSで作品に出会う…

歌舞伎専門誌『演劇界』が休刊 100年以上の歴史に終止符「雑誌発刊の継続が困難と判断」〈ORICON NEWS(2022年1月11日)〉

ニュース| 小学館は11日、歌舞伎エンターテインメント誌『演劇界』について、3月3日発売の2022年4月号をもって休刊すると発表した。 同社は「この度、歌舞伎エンターテインメント誌『演劇界』(発行:演劇出版社 発売:小学館)が、2022年4月号(3月3日発売予定)をもちまして休刊することになりましたので、ご報告申し上げます」と伝えた。

『まっぷる』の昭文社、希望退職者を募集 出版事業の苦戦で:満41歳以上の正社員が対象〈ITmedia ビジネスオンライン(2022年1月11日)〉

昭文社ホールディングスは1月11日、連結子会社でガイドブック「まっぷる」などを手掛ける昭文社において希望退職者を募集すると発表した。主力の出版事業を中心に厳しい事業環境が続いていた。

世界

アップル、外部決済を容認 韓国で世界初、アプリ課金〈共同通信(2022年1月12日)〉

Metaの棄却申し立て、裁判所が却下–米FTCとの独禁法訴訟で〈CNET Japan(2022年1月12日)〉

米連邦取引委員会(FTC)がMeta(旧Facebook)を反トラスト法(独占禁止法)違反で再提訴していた件で、米連邦判事はMetaの棄却申し立てを却下した。

Harlequin Plus is a new ebook and print subscription service〈Good e-Reader(2022年1月11日)〉

Harlequin is a leading publisher of commercial fiction and narrative nonfiction. The company publishes more than 100 titles a month, in both print and digital formats, that are sold around the world. The publisher is home to many award-winning New York Times and USA TODAY bestselling author and tends to focus exclusively on the romance genre. Harlequin has just announced a new subscription serv...

Pottermore bookshelf is discontinued at the end of January〈Good e-Reader(2022年1月11日)〉

Pottermore launched in 2012 and was initially the only way you could buy and download the Harry Potter ebooks. Over the years, they launched a ton of mini-games and social elements, such as the Sorting Hat. This entire operation is being discontinued, they stopped selling digital content last year and will be shutting down the bookshelf at the end of January. This means, that all of your purcha...

イベント

日本出版学会 出版産業研究部会 研究会「出版産業の30年・100年を振り返る~『平成の出版が歩んだ道』」〈日本出版学会(オンライン)/1月13日〉

深見拓史氏: デジタル出版の未来形-ブックオンデマンド(BOD)-〈日本電子出版協会(オンライン)/1月18日〉

フォーラム「メディアに不可欠なDXの本質」〈東洋経済新報社(オンライン)/1月25日〉

メディア企業に今、不可欠なDXとは何か、ユーザーニーズを迅速に捉え、刺さるコンテンツを作るために、どのようにテクノロジーを活用していけばよいのかを考察

第5回デジタルアーカイブ産学官フォーラム「コロナがもたらしたもの ~withコロナで加速するデジタルアーカイブ~」〈内閣府知的財産戦略推進事務局・国立国会図書館(オンライン)/1月26日〉

産業とデータ・コンテンツ部会キックオフ連続フォーラム第3回「デジタルアーカイブを基盤とする産業振興政策:海外の動向とジャパンサーチの可能性」〈デジタルアーカイブ学会(オンライン)/1月26日〉

電流協オープンセミナー「デジタル多重再編の時代を迎えた出版ビジネス-2022年の展望」〈一般社団法人電子出版制作・流通協議会(オンライン)/1月28日〉

コンテンツジャパン代表取締役の堀鉄彦氏が、出版業界の2021年はどのような1年だったかを振り返り、そこから予測される2022年に向けての業界全体の構造変化、出版ビジネスの方向性などについて俯瞰、解説して頂きます。

文化通信フォーラム「出版業界に求められる改革 ~出版文化を守り、書店を支える政官民連携のあり方~」〈文化通信社(オンライン)/1月31日〉

   株式会社文化通信社では、各分野のフロントランナーやユニークな取り組みをされている企業様に講師をお願いし、業界向けセミナーを数多く開催、多くの方々にご参加いただいております。  今般、2…続き

フォーラム「デジタル化及びデジタルアーカイブ構築の現状と未来」〈国立国会図書館(オンライン)/2月9日〉

商人としての編集者 書籍装丁の考え方についてデザイナーではなく編集者が語る会〈KADOKAWA(オンライン)/2月22日〉

講師:岸山征寛(株式会社KADOKAWA/角川新書編集長)×菊地悟(同/新書ノンフィクション課編集長)

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