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【編集部記事】米国ニューヨーク州のデジタルアート集団「Rhizome」のブログが、電子書籍について面白い提言をしている。
彼らが注目しているのは、Ethereum Foundation(本部:スイス)が8月に公開したP2P公開台帳システム「Ethereum」。Ethereumは、仮想通貨Bitcoinを動かしている裏側の仕組み「ブロックチェーン(Blockchain)」から派生したもので、仮想通貨以外のシステム用途でも自由に使えるようAPIプラットフォーム化されている。海外では、すでにこれを使った著作権管理ベンチャーなどもいくつか登場している。
Rhizomeでは、権利情報ではなく作品テキストそのものを暗号化して保存/流通させることを提案。ただし、そのためにはハッシュ暗号化の都合上、作品テキストを1行64文字の固定フォーマットに整形する必要があるとのこと。【hon.jp】
問合せ先:Rhizomeのブログ記事( https://rhizome.org/editorial/2015/nov/17/the-block-is-the-successor-to-the-book-a-publishing-proposal/ )