米国のデジタルアート集団「電子書籍は、ファイルではなくブロックチェーンの中に保存すべき」

《この記事は約 1 分で読めます(1分で600字計算)》

【編集部記事】米国ニューヨーク州のデジタルアート集団「Rhizome」のブログが、電子書籍について面白い提言をしている。

 彼らが注目しているのは、Ethereum Foundation(本部:スイス)が8月に公開したP2P公開台帳システム「Ethereum」。Ethereumは、仮想通貨Bitcoinを動かしている裏側の仕組み「ブロックチェーン(Blockchain)」から派生したもので、仮想通貨以外のシステム用途でも自由に使えるようAPIプラットフォーム化されている。海外では、すでにこれを使った著作権管理ベンチャーなどもいくつか登場している。

 Rhizomeでは、権利情報ではなく作品テキストそのものを暗号化して保存/流通させることを提案。ただし、そのためにはハッシュ暗号化の都合上、作品テキストを1行64文字の固定フォーマットに整形する必要があるとのこと。【hon.jp】

問合せ先:Rhizomeのブログ記事( https://rhizome.org/editorial/2015/nov/17/the-block-is-the-successor-to-the-book-a-publishing-proposal/

広告

著者について

About hon.jp Staff 7938 Articles
株式会社hon.jp(2018年3月31日で解散)スタッフによる記事のアーカイブです。ニュースメディア「hon.jp DayWatch」はNPO法人HON.jpが事業継承し、2018年10月1日より「HON.jp News Blog」へ名称変更、リニューアルして運営しています。リンク先が消えている場合は、Wayback Machineなどを利用すると、当時の記事が掘り出せるかもしれません。
タグ: