日刊出版ニュースまとめ 2022.11.19

日刊出版ニュースまとめ

《この記事は約 12 分で読めます》

 伝統的な取次&書店流通の商業出版から、インターネットを活用したデジタルパブリッシングまで、広い意味での出版に関連するニュースをデイリーでまとめています。

【目次】

国内

小規模業者、インボイスなしでも税額控除 政府・与党〈日本経済新聞(2022年11月18日)〉

政府・与党は消費税の税率や税額を請求書に正確に記載・保存する「インボイス制度」を巡り、2023年10月の導入時に小規模な事業者向けの猶予措置を設ける調整に入った。仕入れ時にかかる消費税額の控除を、少額の取引ならインボイスがなくても受けられるようにする。中小零細企業の事務負担を軽くし、制度を円滑に導入できる環境を整える。インボイス制度は「適格請求書等保存方式」の別称。取引した商品やサービスごとに

pixivなど同人マンガ界隈で「クレカ決済拒否」が大変な騒動になっている件について〈文春オンライン(2022年11月18日)〉

実に面倒くさいことになっているのが、クレジットカード会社による「決済拒否」問題でありまして、同人マンガ界隈でも大変な騒動になっております。問題の概要はシンプルで、クレジットカード会社が決済を行う商品や…

雑誌メディアはデジタルの世紀においても夢と時代を運ぶ宝船なのか(上)〈Japan In-depth(2022年11月18日)〉

ただの図書館じゃない、国会議員のシンクタンク 密会の場所にも〈朝日新聞デジタル(2022年11月18日)〉※有料会員限定

 国会議事堂の北隣には、国内最大の蔵書数約4600万を誇る国立国会図書館がそびえる。その名の通り国会の一部で、衆参両院の議院運営委員会が所管する。なぜ国会に図書館が必要なのだろうか。 国会図書館は19…

BL漫画通じ社会など考察 出版社編集長、名短大で講座〈中日新聞Web(2022年11月18日)〉

男性同士の恋愛を描く「ボーイズラブ(BL)」作品を通して、社会やジェンダーについて考える特別講座「ボーイズラブ文化と業界の最前線」が十...

文化審議会著作権分科会国際小委員会(第2回)〈文化庁(2022年11月18日)〉※国境を越えた海賊版による著作権侵害に対する対応について(資料先行公開)

文化審議会著作権分科会国際小委員会(第2回)議事次第および配布資料等を掲載しています。

電子書籍取次国内最大手のメディアドゥ、電子書籍取次システムにオブザーバビリティ(可観測性)プラットフォーム「New Relic」を採用〈New Relic株式会社のプレスリリース(2022年11月18日)〉

New Relic株式会社のプレスリリース(2022年11月18日 11時00分)電子書籍取次国内最大手のメディアドゥ、電子書籍取次システムにオブザーバビリティ(可観測性)プラットフォームを採用

Gakkenがアイドックの「bookend(ブックエンド)」を使って新しいまんがサイト「ガッコミ」を提供開始〈アイドック株式会社のプレスリリース(2022年11月18日)〉

アイドック株式会社のプレスリリース(2022年11月18日 14時38分)Gakkenがアイドックのを使って新しいまんがサイトを提供開始

コミケの「中止求める」 21歳男、東京都に下水道施設爆破予告容疑〈朝日新聞デジタル(2022年11月17日)〉

 東京都が管理する下水道施設を爆破するとのメッセージを都に送ったとして、警視庁は横浜市青葉区の無職の男(21)を威力業務妨害容疑で逮捕し、17日発表した。男は「弁護士に相談するまで黙秘します」と話して…

ファスト映画、5億円賠償判決「まさにファスト解決」 刑事事件から1年5カ月、提訴から半年…被告1人は海外出国中〈弁護士ドットコム(2022年11月17日)〉

いわゆる「ファスト映画」を無断アップロードされたとして、東宝や日活など、映像大手13社が投稿者を相手取り、損害賠償計5億円をもとめた訴訟で、東京地裁は11月17日、原告の主張を全面的に認めて、5億円の支払...

note、東京グロース市場上場へ〈文化通信デジタル(2022年11月17日)〉

 メディアプラットフォーム「note」を運営するnote株式会社が12月21日、東京証券取引所グロース市場に新規上場する。11月17日、日本取引所グループが上場を承認したことを発表した。  …続き

改正著作権法第104条の10の2第1項の図書館等公衆送信補償金を受ける権利を行使する団体の指定について〈文化庁(2022年11月8日)〉

改正著作権法第104条の10の2第1項の図書館等公衆送信補償金を受ける権利を行使する団体の指定について掲載しています。

世界

インテル、96%の精度でディープフェイクを検出する新技術「FakeCatcher」〈CNET Japan(2022年11月18日)〉

インテルは、ディープフェイクメディアを96%の精度で検出する新技術「FakeCatcher」を発表した。血液が体内を循環するときの静脈の色の変化によってディープフェイクをリアルタイムで検出できるという。

米国出版協会(AAP)と米国の著作権団体Authors Guild、“Z-Library”運営者の起訴に関するコメントを公開〈カレントアウェアネス・ポータル(2022年11月18日)〉

「スルー力」氾濫するフェイクの見極めで消耗しない大事なスキルとは?〈新聞紙学的(2022年11月18日)〉

氾濫するフェイクニュースの見極めで消耗しないために、大切なのは「スルー力」――そんな新たなリテラシーが提言され…

図書館は中立?:メディア分析(記事紹介)〈カレントアウェアネス・ポータル(2022年11月17日)〉

[RNN] [25周年インタビュー企画] Rakuten Kobo事業拡大の背景〈YouTube(2022年11月17日)〉

楽天グループの創業25周年を機に、楽天の様々なビジネスのリーダーにインタビューを行いました。今回は、Rakuten KoboのCEOであるMichael Tamblynです。コロナ禍に新しいビジネスモデルの創出や新市場への進出を通じて、グローバルに事業を成長させてきた2年間を振り返りました。

全米図書賞の翻訳部門に「七つのからっぽな家」 南米出身の作家〈朝日新聞デジタル(2022年11月17日)〉

 米国で最も権威ある文学賞として知られる全米図書賞が16日(日本時間17日午前)発表され、翻訳文学部門はアルゼンチン出身の作家、サマンタ・シュウェブリンさんの「Seven Empty Houses」(…

Amazon Send to Kindle now works on the web〈Good e-Reader(2022年11月17日)〉

Amazon Send to Kindle is a popular method to send eBooks directly to your Kindle e-reader. They normal ways that it works is via a PC/MAC app for your computer, a Google Chrome extension, the Kindle apps for Android and iOS and email. There is now a way easier method to deliver books to your Kindle, over the web. Amazon has just developed Send to Kindle for the web, which is a new online tool t...

Alexa and Kindles are unprofitable for Amazon〈Good e-Reader(2022年11月17日)〉

The Amazon devices division currently employs 10,000 people. These are the staff that are in charge of the Alexa, Kindle, Fire TV, Ring, Echo, Amazon Earbuds and Fire Tablet devices. All of these products are unprofitable lose $5 billion annually in the past few years. Most of these devices are loss leaders because Amazon normally subsidizes the cost to get more market share. However, there are...

Authors Guild Applauds Arrest, Indictment of Major E-Book Pirates〈Publishers Weekly(2022年11月17日)〉

Two Russian nationals are now facing criminal charges in the U.S. for their role in running Z-Library, one of the world's most notorious e-book pirate sites before its domains were seized by U.S. officials earlier this fall.

Comic books & graphic novels bring the ‘Ka-Pow’ for young readers [Guest Post] 〈OverDrive(2022年11月17日)〉

イベント

2022年度図書館学セミナー「図書館における電子媒体資料の活用について-現状と今後の展望-」〈日本図書館研究会(オンライン)/11月19日〉

下記により,2022年度図書館学セミナーを開催します。多くの方が参加されることを期待します。                     記テーマ:図書館における電子媒体資料の活用について-現状と今後の展望-日 時:2022年11月19日(土) 10:00~17:00会 場:Zoom(ウェビナー)によるオンライン開催(前日までに招待メールをお送りします)参加費:会 員 1,500円    非会員 2,5...

本の学校2022 ブレストミーティング「出版社(者)のこれからを考える」「今、書店を開くには」「知の基盤としての図書館 地域から本を伝える」〈本の学校(日本印刷会館・オンライン併用)/11月20日〉

NPO本の学校2022 ブレストミーティング〜本の価値、読者、そして地域とは〜 日時:2022年11月20日(日) 開場 12:30 場所:日本印刷会館(東京都中央区新富1丁目16番8号) ※オンライン同時配信あり 分科会: 13:00〜15:00 (第1〜第3分科会は同時間帯に開催されます) 全体会: 15:45〜17:00 参加費: 会場参加 ¥1,650(税込) / オンライン参加 ¥550(税込) 定員: 会場 各分科会30名様 申込順 / オンライン 各分科会10...

第22期 文化審議会 著作権分科会 国際小委員会(第2回)〈文化庁(オンライン)/11月21日〉 ※国境を越えた海賊版による著作権侵害に対する対応について

「『再販制度と独占禁止法』を著者が語る 〈シリーズ「図書館のための出版キイノート」第2作刊行記念イベント…1〉」〈図書館総合展・樹村房(オンライン)/11月21日〉

ウェビナー「未来の大学図書館を考える ~2030年の大学図書館のカタチ~」〈図書館総合展・丸善雄松堂(オンライン)/11月22日〉

講談社メディアカンファレンス2022「Inspire Impossible Stories ~ 語ろう。メディアのミライ ~」〈講談社(オンライン)/11月22日〉

新たな発見や創造性を促し、ありえない、見たことのない物語を提供するという講談社の企業理念「Inspire Impossible Stories」をふまえ、「メディアのミライ」をテーマとした「講談社メディアカンファレンス2022」を開催します。

「学術コミニュケーションの動向2022」〈図書館総合展運営委員会(オンライン)/11月22日〉

「『委託販売と流通コード』を著者が語る 〈シリーズ「図書館のための出版キイノート」第2作刊行記念イベント…2〉」〈図書館総合展・樹村房(オンライン)/11月24日〉

「子供と本の距離を縮める! 附属新潟デジタルライブラリー【LibrariE & TRC-DL】〈図書館総合展・図書館流通センター/大日本印刷(オンライン)/11月25日〉

特別ゼミ「これからの電子図書館を考える ~利用者が期待する電子書籍~」〈図書館総合展・丸善雄松堂(オンライン)/11月25日〉

松田政行弁護士「「編集」「編集著作」「編集権」―出版社の法的地位」〈日本電子出版協会(オンライン)/11月25日〉

「ウィキペディア編集実演・体験コーナーin鳥取県民ふれあい会館」〈図書館総合展・ウィキペディア展覧会(オンライン)/11月26日〉

普通の書籍が読めない人に読書機会を提供する: EPUB電子書籍のアクセシビリティ〈日本DAISYコンソーシアム・日本電子出版協会(オンライン)/11月26日〉

「国立国会図書館の書誌データ」〈図書館総合展・国立国会図書館(オンデマンド配信)/11月1日~30日〉

『「期間内読み放題コンテンツ」の現状と今後』〈図書館総合展・日本電子図書館サービス(オンデマンド配信)/11月1日~30日〉

「デジタルアーカイブの実用化について」〈図書館総合展・京セラコミュニケーションシステム(オンデマンド配信)/11月1日~30日〉

金 泰龍氏(東京大学大学院)「戦後少年誌の変容と「ストーリーマンガ」の成立」〈日本出版学会 雑誌研究部会(オンライン)/11月30日〉

「戦後少年誌の変容と「ストーリーマンガ」の成立」   【開催概要】  東京大学大学院で、オタク系のサブカルチャーとそのファン文化に関心を持ち、現在はメディア研究の観点から戦後日本のマンガマニア文化をテーマに博論を執筆している金泰龍氏(主な仕

2022年度秋季研究発表会〈日本出版学会(追手門学院大学総持寺キャンパス)/12月3日〉

 必ずお申し込みの上、ご参加ください。参加費等は当日会場にて受け付けます。   [開催概要] 日 時: 2022年12月3日(土) 13:00~17:30 (12:20開場) 会 場: 追手門学院大学 総持寺キャンパス(A331教室、A34

国立国会図書館関西館開館20周年記念講演「コミュニケーションの進化と図書館の未来」、シンポジウム「これからの図書館―読書はどう変わる?デジタルでどう変わる?―」〈国立国会図書館(オンライン)/12月8日〉

シンポジウム「出版DXのこれから」〈光和コンピューター(出版クラブ・オンライン併用)/12月20日〉

 光和コンピューターは12月20日、文化通信社の取締役社長・星野渉氏をファシリテーターとして招き、シンポジウム「出版DXのこれから」を開催する。    同シンポジウムでは、星野氏が出版業界の…続き

お知らせ

 HONꓸjp News Blog をもっと楽しく便利に活用するための登録ユーザー制度「Readers」を開始しました。ユーザー登録すると、週に1回届く HONꓸjp メールマガジンのほか、HONꓸjp News Blog の記事にコメントできるようになったり、更新通知が届いたり、広告が非表示になったりします。詳しくは、こちらの案内ページをご確認ください。

HON.jp News Blog のトップページへ戻るHON.jp Readers のご案内HON.jp Readers は、HON.jp News Blog をもっと楽しく便利に活用するためのユーザー制度です。誰でも無料で登録できます。利用規約はこちら。登録する あなたはユーザー登録済み&ログイン済みです。マイページはこちら。HON.jp News Blogとは? 概要HON.jp News Blogは、紙だけでなくデジタル出版も含めた、広い意味での本(HON)のつくり手をエンパ...

HON.jpをフォローして最新情報をチェック!

広告

著者について

About HON.jp News Blog編集部 1427 Articles
HON.jp News Blogは、これからも本(HON)を作ろうとしている人々に、国内外の事例を紹介し、デジタルパブリッシングを含めた技術を提供し、意見を交換し、仮説を立て、新たな出版へ踏み出す力を与えるメディアです。運営は、NPO法人HON.jp メディア部会が行っています。
タグ: / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / / /

0 コメント
インラインフィードバック
すべてのコメントを見る