電子図書館サービス「LibrariE」の導入館100館到達、取り扱いコンテンツは4万8000点に

LibrariE

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 株式会社日本電子図書館サービスは3月8日、同社が提供する電子図書館サービス「LibrariE(ライブラリエ)」の導入館が、100館に到達したことを発表した。取引出版社数は97社。取り扱いコンテンツ数は約4万8000点で、今後も月間1000点から1500点程度の増加予定になっており、2019年中には6万点に達する見込みという。

 導入館の内訳は、大学図書館40館、学校図書館26館、公共図書館33館(TRC-DL館へのコンテンツ供給館を含む)、その他1館で、1年間に40館増加している。また、取引出版社数は昨年同時期から27社増加している。

 日本電子図書館サービスは2013年10月に、株式会社紀伊國屋書店、株式会社講談社、株式会社KADOKAWAの3社によって設立された。2016年11月に、大日本印刷株式会社、株式会社図書館流通センターの2社とも資本提携している。

 「LibrariE」は、2015年4月より販売を開始。紀伊國屋書店と図書館流通センターの2社が販売代理店となり、図書館向けにシステムとコンテンツの利用権を販売している。利用者向けの「電子図書館システム」と、図書館担当者向けの「選書オーダリングシステム」を搭載し、選書や購入から貸出し管理、ライセンス管理、利用統計などをクラウドで提供する。

参考リンク

株式会社日本電子図書館サービス公式サイト

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著者について

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HON.jp News Blog 編集長 / NPO法人HON.jp 理事長 / 明星大学デジタル編集論非常勤講師 / 二松學舍大学エディティング・リテラシー演習非常勤講師 / 日本出版学会理事 / デジタルアーカイブ学会会員 / 著書『クリエイターが知っておくべき権利や法律を教わってきました。著作権のことをきちんと知りたい人のための本』(2015年・インプレス)など。
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