日刊出版ニュースまとめ 2021.05.12

角川武蔵野ミュージアム 本棚劇場

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 伝統的な取次&書店流通の商業出版から、インターネットを活用したデジタルパブリッシングまで、広い意味での出版に関連するニュースをデイリーでまとめています。

国内

「政治に殺される」見開きで批判 宝島社、コロナ政策巡り新聞広告〈共同通信(2021年5月11日)〉

世界が注目、日本流「巨大IT規制」の先進性 オンラインモール、アプリストアに続きデジタル広告分野も対象に〈JBpress(2021年5月11日)〉

GAFAに代表される「巨大IT企業」に対してなんらかの規制が必要か。必要であるなら、どのようなものにするべきか。世界各国が頭を悩ませている大きな課題だ。日本でも徐々に規制の枠組みづく(1/3)

ウィズコロナの教育と出版が目指す先に――『教育現場と研究者のための著作権ガイド』刊行によせて | 対談・鼎談〈Book Bang -ブックバン-(2021年5月11日)〉

コロナ禍のもと、オンライン授業が導入される教育現場。著作権法の制度はどのように教育現場に影響があるのか、またその課題はなにか。…

なぜ『アフターデジタル2』は 執筆過程をネット公開したか? : UX 時代における書籍制作の DX 実験〈DIGIDAY[日本版](2021年5月11日)〉

あまり知られていないと思うが、2020年7月に出版した拙著『アフターデジタル2 UXと自由』(現在電子書籍も併せて5.7万部)は、発売の5カ月前にあたる昨年2月、全5章のうち2章程度まで書いた段階で執筆中のGoogle Docsをオンラインで公開した。ーー藤井保文氏による寄稿。

saveMLAK、「COVID-19の影響による図書館の動向調査(2021/05/09)」の結果を発表〈カレントアウェアネス・ポータル(2021年5月11日)〉

メディアドゥと光和コンピューター、 電子書籍売上印税管理システム「PUBNAVI」を共同開発/本格サービスインは2021年11月を予定〈株式会社メディアドゥ(2021年5月11日)〉

最先端テクノロジーと業界における稀有なポジションを活かし、電子書籍を中心としたデジタルコンテンツを世に広め、出版市場全体の拡大に最大限貢献することを目指しています。それにより、コンテンツが世に生み出され続ける“創造サイクル”を実現し、人々をコンテンツの力で豊かにしていきたいと考えています。

小説家と小説が作れるサービス「BooKHackers」が岩波零先生による新たな公式連載を開始。〈BooKHackersのプレスリリース(2021年5月11日)〉

岩波書店新社長に坂本政謙氏 現執行役員、6月1日付〈共同通信(2021年5月10日)〉

著作者・著作権者、出版社各位 【注意】フィッシングサイトのお問い合わせが多くなっております(通報先あり)〈一般社団法人日本書籍出版協会(2021年5月7日)〉

世界

「絵本を中国全土に広めたい」北京蒲蒲蘭文化発展有限公司の挑戦 ―― 中国出版業界訪問記〈HON.jp News Blog(2021年5月11日)〉

 北京大学・馬場公彦さんが、ポプラ社の中国現地法人・北京蒲蒲蘭ププランを取材・レポートしてくれました。現地からのレポートが始まる HON.jpでの中文圏出版事情解説がちょうど2年目を迎えた。 実は連載開始から今年の1月掲載分までは、コロナ禍のため日本にいて書いたものだった。2月の3編に渉る民法典のレポートは、1年ぶりに中国へ戻り、隔離期間中の広州のホテルで書いた。3月からは北京大学の新学期が始まり、2学期ぶ...

韓国ウェブ漫画、世界覇権争い〈日本経済新聞(2021年5月11日)〉

韓国ネット2強のネイバーとカカオがウェブ漫画の世界市場で覇権を競っている。ネイバーはカナダの同業を、カカオは米同業2社をそれぞれ買収する。成長の原動力はスマートフォン向けに最適化された縦読み漫画「ウェブトゥーン」のプラットフォームだ。韓国勢は音楽や映画などエンターテインメント市場での勢いが目立つが、ウェブ漫画でも台風の目になりつつある。「世界で最も多くの創作者と利用者が集まるプラットフォームに

日本、デジタルで出遅れ〈日本経済新聞(2021年5月11日)〉

コンテンツを豊富に持つ「漫画大国」日本は、世界市場の開拓では出遅れている。言語の問題だけでなく、漫画誌や単行本という紙主体の作品作りが中心で、デジタルでの事業展開に消極的だったためだ。日本では講談社、集英社、小学館などの出版社が漫画家を育成して週刊誌に掲載し、アニメ化、映画化、グッズ販売へと展開していくのが成功方程式とされる。1億人を超える国内市場で一定の収益を確保できたことに加え、海賊版サイ

その数なんと20万人以上、Amazonのフェイクレビューに関与したユーザーの情報が大量流出【やじうまWatch】〈INTERNET Watch(2021年5月10日)〉

 Amazonのフェイクレビューに関与したとみられるユーザーの情報が大量流出していたことが判明し、海外で話題になっている。

イベント

ネクパブ・オーサーズプレスからみた個人出版の最新動向〈JEPA|日本電子出版協会(オンライン)/ 2021年5月12日〉

出版コンテンツの海外での翻訳出版・映像化を促進する国際オンライン出版コンテンツカタログサイト「Japan Book Bank」説明会〈日本書籍出版協会・映像産業振興機構(オンライン)/5月19日〉

良書を絶版がない世界へ =デジタル化と権利処理=〈JEPA|日本電子出版協会(オンライン)/5月26日〉

【決定】電流協アワード2021、オンライン発表会開催〈電子出版制作・流通協議会(オンライン)/6月3日〉

第4回となります「電流協アワード2021」を実施し、受賞案件をメディア各社に配信いたしました。今回、電流協大賞1件、電流協特別賞3件を選考いたしました。6月3日にオンライン発表イベントを開催する予定です。

本の索引はコンピュータで作れるのか? ――著者・編集者・読者の視点で考える〈日本出版学会 出版編集研究部会(オンライン)/6月22日〉

■ 日本出版学会 出版編集研究部会 開催のご案内 (2021年6月22日開催) 本の索引はコンピュータで作れるのか? ――著者・編集者・読者の視点で考える 日 時: 2021年6月22日(火) 18時00分~19時30分(最長20時) (開場:17時50分)報 告: 藤田節子 様 (フリーランス・ライブラリアン、元川村学園女子大学教授)場 所: オンライン開催(Zoom)会 費: 無料定 員: 100名 申込先: https://forms.gle/eGAE1...
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