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日本出版販売株式会社の営業推進室 出版流通学院は9月12日、『出版物販売額の実態 2019』を発行した。2018年度の書店ルート販売額は9454億6600万円(前年比92.2%)、インターネットルート(紙媒体のみ)は2094億円(同105.3%)、電子出版物は3035億円(同125.2%)と推定している。
2018年度の他の傾向としては、コンビニエンスストア(CVS)と、その他(大学生協・駅・スーパー・ドラッグストアなど)の減少傾向が続いていることが挙げられる。また、出版社直販が1971億円と前年比118.0%の伸びを示しているように見えるが、2018年度より集計方法を変更したため前年度の数字とは接続しない旨が説明されている。
『出版物販売額の実態』は、出版物がどのような販売ルートをたどって読者のもとに届いているかを調査したルート別の販売額や、都市別の出版物年間販売額などを推定算出した資料で、1974年から毎年発行されている。2016年からは、紙版・PDF版ともにオンライン書店Honya Club.comで購入可能となった。
参考リンク
オンライン書店Honya Club.com『出版物販売額の実態 2019』