米オーディブルが和解に応じて期限切れのキャンセル分を返却

noteで書く

《この記事は約 2 分で読めます》

 アマゾン傘下のオーディオブックサービス、オーディブルが2件の集団訴訟で和解した。

 この訴訟は Audible.com のアカウントをキャンセルした時や、ギフト会員期間が過ぎるとオーディオブックと交換できるクレジットが失われることを、ユーザーに伝えてなかったという内容だった。米連邦の商業法ではギフト券は最低5年間有効でなければならず、特にカリフォルニア州法では永続的に有効でなければならないが、オーディブルのクレジットは6カ月で消滅していた。

 オーディブル側は無罪を主張していたが「お互いのために」和解するのが最良と認めた。この和解により、最多で840万人のユーザーに対し1200万冊分の無料オーディオブックを発行する。

 また、オーディブルでの不足分を、勝手にアマゾンのアカウントのクレジットカードから差し引かれた分も返金される。和解の条件により、アマゾンはこれからギフトカードの期限についてもっと明確に宣伝し、150万ドルの弁護士費用を支払うことを義務づけられた。

参考リンク

アマゾンの新利用規約
https://audible.custhelp.com/app/answers/detail/a_id/9821

noteで書く

広告

About 大原ケイ 209 Articles
NPO法人HON.jp 理事。日米で育ち、バイリンガルとして日本とアメリカで本に親しんできたバックグランドから、講談社のアメリカ法人やランダムハウスと講談社の提携事業に関わる。2008年に版権業務を代行するエージェントとして独立。主に日本の著作を欧米の編集者の元に持ち込む仕事をしていたところ、グーグルのブックスキャンプロジェクトやアマゾンのキンドル発売をきっかけに、アメリカの出版業界事情を日本に向けてレポートするようになった。著作に『ルポ 電子書籍大国アメリカ』(2010年、アスキー新書)、それをアップデートしたEブックなどがある。
タグ: / / /

関連コンテンツ